独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#107 ポリ容器から灯油が漏れた!?

 

先日、100年ぶりに11月の最高気温を更新したってニュースが流れていましたが・・

東京や横浜などで11月の歴代最高を更新 明日はこの時期らしい気温に戻る - ウェザーニュース

東京や横浜などで11月の歴代最高を更新 ウェザーニュース (weathernews.jp)より

その後、急に気温が下がって、慌ててストーブやファンヒーターを出した方も多いはず(うちもそうですが・・)

「今年はまだ大丈夫かと思ったけど、慌ててファンヒーター出しちゃったわよ~」

「急に寒くなったからね・・」

「悪いけど、灯油買ってきてくれない?」

「わかった!ガソリン入れるついでに買ってくるよ!」

灯油をストーブタンクに移し替えているイラスト 

さっそく空のポリ容器をBMWの後席足元に入れて、行き付けのガソリン(セルフ)スタンドへ向かいます

まずクルマにガソリンを入れてから、次に灯油スタンドでポリ容器を下ろし、量(18L)を選んで灯油を入れ始めます

「今年もようやく灯油を買う季節になったんだな~」

「これから、あと何回買いに来るのかな~」

なんて考えながら、フッと足元を見ると・・

ポリ容器の下から、灯油がボタボタ漏れ出ているじゃないですか!

「う・嘘だろう~!?」

すぐにノズルを抜いて給油を止めますが、すでに2/3以上入れていたので、灯油はお構いなしにドンドン流れ出しています

「うわ~、こりゃマズイ!」

慌てて事務所に駆け込み、灯油が漏れ出たことを伝えにいきます

戻った時にはクルマの下まで広がって、辺りは灯油だらけ・・

「こんなになって、ごめんなさい・・」

「大丈夫ですよ」

店員さんは慣れたもんで、持ってきたビニール袋をササっと広げて容器を移します

「いや~、とんでもない事になって申し訳ない・・」

「いえいえ、どこかに穴が開いてたんですね」

「いや~、参ったよ~」

「でも、逆に穴が大きくて良かったですよ~」

「えっ!?」

「もし穴が小さくて気が付かなかったら、車の中が灯油まみれになってたかもしれませんから」

「あっ!そうか・・」

クルマの中で漏れ出ていたことを想像すると、ゾッとします

「このポリ容器、どうされます?」

「有料になりますが、こちらで処分できますけど・・」

「あ、お願いします」

ってことで、550円払って処分してもらうことにしました

帰って奥さんにそのことを報告すると・・

「え~、じゃあ灯油代と容器代が無駄になったわけ~?」

女性の表情のイラスト「悩んだ顔」

「・・・」

「ポリ容器って、ずっと大丈夫だと思ってたのに~」

「ポリ容器の耐用年数って何年なのか、ちょっと調べてみてよ!」

ってことで調べてみると・・

灯油缶の寿命、いわゆる交換時期は製造されてから約5年です。

どれだけ丈夫な素材を使っても、どうしても劣化は避けることができません。

5年たったらすぐに使えなくなる訳ではありませんが、安全面を考え基本的には5年過ぎたら交換をお勧めします。

灯油缶(ポリタンク)について - カナイ商事 (kanaisj.com)より

「あちゃ~、たった5年だって」

「え~!?たった5年なの~?」

「ポリ容器には、こんな風に製造年月が記載されてるらしいよ」

中心の数字が17で矢印の先が8なので、つまりこの灯油缶は2017年8月に製造されたものであるということがわかります。交換の目安が約5年なので、この灯油缶の交換時期は2022年の8月ということになります。

灯油缶(ポリタンク)について - カナイ商事 (kanaisj.com)より

 

そこで、ダメになったポリ容器と同時に買ったもう一つの容器を見てみると・・

「これって1989年の12月製造ってことだよね~」

とすると・・すでに34年が経過していることになります

「そうだ!下の子が産まれた時に買ったから、確かにそれぐらいになるわね」

女性の表情のイラスト「焦った顔」

さすがに34年経ってたら、こうなっても仕方ありません

「もしかして、こっちの容器も危ないかもよ・・」

「そうね・・クルマやベランダで漏ったら、それこそ大変だわ」

「とにかくすぐに買い替えよう!」

皆さん、ポリ容器の使用年数には気を付けてください!

まぁ、うちみたいなのは珍しいと思いますけど・・