独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#105 新型プリウスに物申す・・

 

「新型プリウス」の話をこれまで何度か書きましたが、これだけ書くってことは、たぶん自分の中でも好きな部類のクルマってことなんですが・・

何が一番好きかって、そりゃやっぱりスタイリングの良さでしょう!

dfcarlife.hatenablog.com

実際に「新型プリウス」が発表になった時は、その前傾角度に衝撃を受けたし、「こりゃ、売れる!」と思いましたからね・・

その後、実車を街中で見かけるようになると、確かにカッコはいいんだけど、どうも「薄っぺらく」て「寸詰まり」な感じがしてきて、これならカローラスポーツの方がよっぽど塊り感があって「いいんじゃね!」なんて思い始めたわけですが・・

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先日、はてなブログで「usunonooさん」のブログを見ていたら、テスラの「モデルS」が紹介されていました

usunonoo-minicar.hateblo.jp

usunonooのブログ@トミカ倉庫 (hateblo.jp)より

「いや~、カッコイイなぁ・・やっぱ4ドアクーペはこうじゃなきゃ!」

ミニカーなので、少しデフォルメされてるとは思いますが、流麗で、のびやかで、それでいて落ち着きがあって、ドッシリとしていますね

そう言えばポルシェ「パナメーラ」もこんな感じだったような・・

「う~ん、でもプリウスだって流麗で、のびやかなスタイリングなんだけど・・」

「どこが違うんだろう?」

ってことで、2台を並べてみました(車格が違うことは承知の上で・・)

こうやって見ると、同じクーペでも大分違いますね

「モデルS」の方がロングノーズで、真っすぐ前に伸びている分、厚みを感じますが、「新型プリウス」は鼻先が短く、フロントガラスからヘッドライトまでストンと落ちています

「だから、薄っぺらい感じがしたんだ~」

あと、「モデルS」はルーフトップが前席頭上ですが、「新型プリウス」は後席頭上辺りにルーフトップがきています

そこからリアエンドまでなだらかに下がっていきますが、「新型プリウス」は途中で切れてしまって、どうしても腰高で落ち着かない印象になっています

これは以前「BMW235GC」と「BMW420GC」を比べた時にも感じた印象です(上:BMW235iGC、下:BMW420GC)

結局キャビンの大きさは同じですから、全長がある程度ないと伸びやかさに欠けるし、デザインも制限されてきますしね

そう考えると「新型プリウス」はあの全長で、よくここまでやった!ってことですかね

ただ、個人的な意見ですが、ルーフトップは2代目プリウスのように、前席上持ってきた方が良かったのではないかと思います

これならボンネットまで一直線に下がっていても違和感がないし、バランスが取れている気がするんですが・・

ちなみに、私は歴代プリウスの中で5代目と同じぐらい2代目が好きです

それと、ホイールは19インチよりも17インチの方が、ボディとのバランスが良い気がするのですが、私だけですかね・・

街で実車を見た時も、19インチ装着車より17インチの方がカッコよく見えましたし、ホイールって、大きけりゃいいってもんでもないですからね

でも、改めてこの角度で見ると、なかなかカッコイイですね(どっちなんだい!)

まぁ、次の6代目になる時は、2代目をシェイプアップした姿を期待したいものです

今週末から開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」には、こんな4ドアクーペも出展されるとか・・

ソニー・ホンダモビリティの新型「AFEELA(アフィーラ)」プロトタイプ

ソニーとホンダが出資する新会社の第1号BEVだそうですが、スタイリングだけで言うと、「?」って感じですかね

BEVならエンジンが無い分、もっとデザインの自由度が高い気がするし、全長もクラウン並みだそうですから、もうちょっと何とかなりそうな気がしますが・・

やっぱり、4ドアクーペのデザインって難しいですね

ところで、こちらのクルマもBEVなんですが、メチャカッコいいです

これは、レクサス「エレクトリックファイドセダン」

次期「レクサスIS」じゃないかと噂されているクルマらしいのですが・・

いや~、これがICEで売り出されるなら、間違いなく乗り換えますね

早く、そうならないかな~(期待してます!)