独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#72 イイじゃん!カローラスポーツ!

 

先日、駅から家まで歩いていた時のこと・・

交差点で信号待ちをしていると、白いコンパクトカーが目に留まりました

「おっ!カッコイイじゃん!」

「これって、もしかしてカローラ?」

いままでカローラなんて(失礼)、気にも留めてなかったのですが、街灯に照らされて光るボディは、小さいけど塊り感があるし、流麗でオシャレ~!

よく見ると「若い女の子」が運転してたので、尚更見入ってしまいます

「ふ~ん、扁平タイヤ履いているし、車高も低くていいじゃん!」

こういうクルマを「女の子」が運転してると、余計に嬉しくなります

「エンジン音がしてないから、ハイブリッドかな?」

後ろ姿を見送っていると、スッキリしたフロントやサイドと違って、リアはグラマラスな造形になっています

リアフォルムは、正直「好き嫌い」が分かれるところだと思いますが、ラウンドした造形は、塊り感が強調されてるし、ハッチバックに合ってるかも・・

「ふ~ん、なんか・新型プリウスよりいいかも・・」

こないだ見た「新型プリウス」(実車)が、あまりにも薄っぺらい感じだったので、意外な「伏兵」に、俄然興味が湧いてきました

「12代目カローラスポーツ」が登場したのは2018年になりますが、昨年(2022年)マイナーチェンジされたばかりなんですね

それまでは「1.8Lハイブリッド」と「1.2Lガソリンターボ」の2種類でしたが、マイナーチェンジ後は「1.8Lハイブリッド」と「2.0LガソリンNAエンジン」に変更されています

ハイブリッドは、全ての電動モジュールを刷新した「1.8Lハイブリッドシステム」を採用

旧型と比べて、フロント&リアモーターが大幅に強化されており、システム出力も「122㎰」から「140ps」にアップ、燃費も「26.6km/L」から「27.2km/L」となっています(G“Z”)

ガソリン仕様の「1.2Lターボエンジン」(116ps/185Nm)は、新世代ダイナミックフォースエンジンの「2.0L直列4気筒NAエンジン」(170ps/202Nm)へと変更!

排気量が上がって、馬力&トルクがアップしているだけじゃなく、燃費も「16.4km/L」から「17.2km/L」に改善しています(G“Z”)

ちなみに、1.2Lターボがモデル落ちしたことで、MTも無くなり、全車2ペダル仕様(CVT)となっています

ただ、今回のマイナーチェンジで、CVTに発進用ギヤを追加(Direct Shift-CVT

発進から高速域まで、力強くダイレクトな走りを実現させています

また、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめる「10速シーケンシャルシフトマチック」によって、スポーティな走りを楽しむことができるんだとか・・

いやいや、しっかりスポーツしてるじゃないですか!

ただ10速もあると、いま何速になってるか分かんのかな~?

そしてスポーツと言えば・・

やる気にさせる「スポーツシート」が付いていたり・・

サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式に・・

リアはダブルウィッシュボーン式と・・

いわゆるカローラとは、思えないセッティング!

これなら、18インチの扁平タイヤでも、十分履きこなせるでしょうね

安全装備は「Toyota Safety Sense」が、バッチリ装備されていて・・

プリクラッシュセーフティ:ぶつからないをサポート[新機能追加]
レーントレーシングアシスト:高速道路のクルージングをサポート
レーンディパーチャーアラート:はみ出さないをサポート
レーダークルーズコントロール:ついていくをサポート[新機能追加]
オートマチックハイビーム:夜間の見やすさをサポート
ロードサインアシスト:標識の見逃し防止をサポート[新機能追加]
ドライバー異常時対応システム:救命・救護をサポート[新設定]
プロアクティブドライビングアシスト:安全運転をさりげなくサポート[新設定]
発進遅れ告知機能:先行車・信号出遅れ防止をサポート[新機能追加]

これでもかって言うぐらい、運転支援してくれます!

でもって、お値段はと言うと・・

ハイブリッド車:G“Z”=289万円、G=270万円、G“X”=246万円

ガソリン車  :G“Z”=264万円、G=245万円、G“X”=220万円

な・な・なんと、新型プリウスのエントリーモデルと、カローラスポーツの最上級モデルが、ほぼ同じ値段じゃないですか!

いやいや、これはちょっとお買い得かも!

「若い男の子」だったら、こんな黒もカッコイイですしね!

いや!これならオジサンでもいけるかな?