前回は、買い替えるならコンパクトSUVがいいな!って話をしましたが・・
「う~ん、でもやっぱりセダンも捨てがたい!」
「ドライビングを楽しむなら、やっぱりセダンでしょ!」
「本当はスポーツカーがいいけど、使い勝手を考えるとセダンしかない!」
ということで、いま私が欲しいと思うセダンを探してみたいと思います
どうせ買うなら「BMW420GC」より性能が良いモノがいいし、でも420GCより大きなクルマは嫌だし・・
でも私の場合、選ぶ理由の半分がスタイリングで、半分がドライビング性能、あとはおまけというか、どうでもいいというか・・
塊り感があって、ロングノーズ・ショートテールのクーペスタイルで、走りが楽しければ文句なし!
ってことで、まず第一候補はこれですね
レクサスIS300
LEXUS ‐ エクステリアデザイン | エクステリア|ISより
このフォルム、なかなかいいですよね
デザイン優先で、後席の居住性なんかほとんど考えてないんでしょうね
レクサスISにはV6・3.5LNAエンジンの「IS350」と、直4・2.5LNA+モーターの「IS300h」、そして直4・2.0Lターボエンジンの「IS300」の3グレードがあります
でも私が選ぶなら「IS300h」か「IS300」でしょうね
上品に走るならハイブリッドの方が静かで燃費もいいでしょうし、ダウンサイズターボの優秀さを知ってしまうと、いまさら3.5LNAエンジンはないかな・・と
各グレードの動力パフォーマンスは以下のとおりです
ハイブリッドのIS300hも相当力強そうですが・・
駆動方式をみると・・
ハイブリッドはCVTで、それ以外(ガソリン車)は8速ATになっています
CVTの感触がどんなものかは、試乗してみないとわかりませんね・・
価格は「IS300h」が526~600万円、「IS300」が488~555万円(2022年7月現在)
ちなみに後席スペースもしっかり確保されており、トランクには9インチサイズのゴルフバッグが3つも入るらしいです(ハイブリッド車は2つ)
いやいや、さすがトヨタ!(BMW420GCは後席を倒さないと入りません!)
そして改めて言うまでもなく、衝突安全装備、運転支援装備は充実しています
次の候補は・・
日産スカイライン400R
日産:スカイライン [ SKYLINE ] セダン | 400R (nissan.co.jp)より
「スカイライン400R」は発売されてからずっと気になっていて、本気で買うつもりで試乗までしたクルマです
エンジンはスカイライン史上最強の、3.0L V6ツインターボエンジンを搭載
最高出力298kW(405PS)/6400rpm、最大トルク475Nm(48.4kgf・m)/1600-5200rpmは、もうスポーツカーの領域です!
俊敏に曲がる愉しさと、ピュアで滑らかな操舵感をさらに高めた、世界初の「ダイレクトアダプティブステアリング」をV6ターボ車専用にチューニング
コックピットに座ると、もう自分だけの世界に入って行きそうです!
それでいて後席にも十分なスペースがあり、トランクには何とゴルフバッグが4本入ります!
「スカイライン400R」にはプロパイロット(いわゆる手放し運転)が付いていませんが、それでも衝突安全や運転支援設備はもう満載!
安全装備には、文句のつけようがありません
価格は562.5万円也!(2022年7月現在)
ハッキリ言って、この性能でこの価格はお買い得だと思います!
さて、3台目は・・
ベンツAクラスセダン
The A-Class Sedan (mercedes-benz.co.jp)より
BMW2・3・4シリーズやアウディのA3・A4、ベンツのCクラスやCLAを見ても全然興味が湧かないのですが、ベンツAクラスのセダンにはちょっとだけ・・興味があります
コンパクトということで取り回しは良さそうだし、ギュッとした塊り感があるし、これで力のあるエンジンだったら面白いかなと思って見ていたら、「A200d」と「A2504MATIC」というのがありました
「A200d」は2.0Lディーゼルターボで、最高出力は150PS/3,400~4,400rpm、最大トルクは320Nm/1,400~3,200rpmです
駆動方式はFFで8速ATですから、コンパクトながら低速からの大きなトルクを使って余裕の走りが楽しめそうですね
「A250」のエンジンは2.0Lガソリンターボで、最高出力は224PS/5,500rpm、最大トルクは350Nm/1,800~4,000rpmです(IS300とほぼ同じスペック)
駆動方式はAWDで7速AT、車両重量は1,530kgですから、余裕の走りというより、かなりパンチの効いた走りって感じですかね
内装はギラギラしててあまり好きではないのですが、スタイリングとドライビングが良ければ無問題かな・・と
トランクはこんな感じですが、元々コンパクトなんだから贅沢は言えません
あと衝突安全や運転支援装備については、世界一を誇るベンツですからね
もう非の打ち所がないと言っていいでしょう!
車両価格は「A200d」が488万円、「A2504MATIC」が559万円(2022年7月現在)
ベンツ得意のA○Gパッケージなんかをペタペタ付けなければ、ここから40~50万円プラスってところですかね
さて最後に・・以前試乗して、私がいいと思ったクルマを1台
プジョー508
この「プジョー508」はいまの「BMW420GC」にそっくりなフォルムをしています
サイドビューは、真似たんじゃないの?ってぐらい同じだし、リアはのっぺりして腰高な感じなので、私としては買い替える意味があまりないのですが・・
このクルマの良いところはコックピットとサスペンションです
コックピットは何の変哲もないように見えますが、ハンドル越しにメーターを見る「I-COCKPIT」ってやつで、私は結構気に入っています
最初は違和感がありますが、慣れてくるとホント運転しやすいんですよね
そしてもうひとつ良いのは、電子制御のアクティブサスペンション!
ショックアブソーバーの減衰力を、路面状況に応じてリアルタイムにコントロールし、フラットで快適なドライビングフィールをもたらします
と紹介されていますが、実際に乗ってみると、本当に乗り心地が良くてビックリ!
「シトロエンC5エアクロス」が魔法の絨毯と言っている「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」より良いかもしれません!
私がいままで試乗した限りでは、「プジョー508」のコンフォートの乗り心地が、正に魔法の絨毯と言っていいと思います
Vasnetsov samolet - 魔法の絨毯 - Wikipediaより
エンジンは1.6Lガソリンターボエンジン(最高出力180ps/5,500rpm、最大トルク250Nm/1,650rpm)と2.0Lディーゼルターボエンジン(最高出力177ps/3,750rpm、最大トルク400Nm/2,000rpm)と1.6Lガソリンターボエンジン & 電動モーターのHYBRIDがあります
価格は1.6Lガソリンターボの「508GT」が559万円、2.0Lディーゼルターボの「508GTBlueHdi」が596万円、ハイブリッドの「508GTHYBRID」が662万円となっています(2022年7月現在)
はっきり言って、このパフォーマンスにしてはお値段高めです
「プジョー508」はあまり売れていないそうですが、もう少し(否、かなり)下げたら売れると思うのですが・・(そうですね・・100万円ぐらいかな?)
申し訳ないけど、プジョーにこの価格設定で集客できるブランド力はないと思います
っていうか、そもそも「508」の存在を知らない人が多いかも・・
でも乗ってみると本当にいいクルマです!