今回は一泊二日で、久々の湯河原ドライブ
一日目は、小田原厚木道路から「箱根ターンパイク」を登り、芦ノ湖に寄ってから「湯河原パークウェイ」を下って「万葉公園」へ向かう予定です
東京は全国に先駆けて桜が開花し、暖かくてまずまずの天気
こりゃ芦ノ湖や富士山も綺麗に見えるかも、と思っていたのですが・・
いざ「大観山展望台」に着くと、こんな感じで寒くて曇ってるし・・
とりあえずスカイラウンジに入ってみましたが、
窓から見た芦ノ湖は、予想通り灰色で・・
富士山は雲に隠れて全く見えず、という状態でした
芦ノ湖はやめて湯河原へ降りようとナビを見ると、なんと「湯河原パークウェイ」が通行止めになってるじゃないですか!?
伊豆箱根鉄道株式会社(2023年2月1日)
~湯河原パークウェイ 2021年道路崩落災害復旧工事のお知らせ~より抜粋
1.工事内容
2021年7月3日の集中豪雨により発生した湯河原パークウェイの道路の一部が崩落した箇所の復旧をし、通行再開するための工事です2.工事期間
2023年2月1日~2023年10月31日(予定)※工事の進捗状況等により、変更となる場合があります
仕方がないので、湯河原までは「椿ライン」を下って行くことにします
(以前シトロエンで下った時は、狭くて暗かったんですよね・・)
でもいざ椿ラインに入ると、「シトロエンC3」で下った時より道が良くなってる?
確かに急なカーブが連続していますが、舗装はしっかりしてるし、周りの草木もキレイに刈ってあるような・・
「湯河原パークウェイが通れないから、こっちを整備したのかね?」
道の両側には椿がそこかしこにあって、赤い花びらが道に落ちています
「だから椿ラインって言うんだ~!」なんて今更ながら感心してしまいました
急な坂道を降り切ったあたりに、「不動の滝」って言うのがあります
あまり目立たないので通り過ぎてしまいそうですが、スピードを落として、何とか狭い駐車場に停めることができました
入口の階段を登っていくと、すぐにお茶屋さんがあります
ここではお茶も飲めるし、足湯も楽しめます
そして振り向いた先には、もう滝が見えていました
かなり歩くのかと覚悟していましたが、ほんの5分で到着!
小さな滝だけど、辺りは鳥の声と滝の音だけで癒される~!
隣にお不動さんが祀ってあるから「不動の滝」と言うらしいです
この不動の滝から少し走ると、湯河原の街に入る手前にお目当ての「万葉公園」があります
四季彩のまち湯河原公式ホームページ (town.yugawara.kanagawa.jp)より
公園入口に一番近い駐車場(赤丸の場所)に停めようとしたのですが、入口の看板が小さくて行き過ぎてしまいました
料金は1時間100円(10時間以上は一律1,000円)と良心的です!
駐車場から公園入口に向かうと、大きな玄関テラスがあります
中には休憩スペースやお茶するカフェがあり、その横には足湯スペースがありました
ここは元々あった「大倉公園(温泉療養園)」と「熊野神社」の敷地を合わせて作られた公園なんですね
万葉公園の由来は、この湯河原が万葉集で謳われている、唯一の温泉だからだそうです
それだけ昔から、温泉場(湯治場)として有名だったってことです
玄関テラスの左側が公園入口になっていて、その先には階段があります
階段を登ると、その先は川に沿って遊歩道が続いています
遊歩道の途中には所々ベンチや休憩所があって、ビールを飲みながら寛いでいる人もいます
川のせせらぎと鳥の声以外は何も聞こえない空間・・
苔が蒸した岩、うっそうと茂った木々、まるで森の中に入ったような気分です
遊歩道を進んでいくと、黒い建屋が見えてきました
「えっ!これ何?」と奥さん
そこにあったのは、黒い壁で仕切られた小屋?
前後左右と上は開いていて、中には椅子が置いてあります
「ここで瞑想にふけるのかな?」
と思ったら、小屋の周りには枝垂れ梅やモクレンが咲いていて、夜はライトアップされるみたい
何もかも忘れて、ここでゆっくり静寂の時間を楽しみなさい!ってことですね
ここから更に進んでいくと、惣湯テラスに辿り着きます
ここは、日帰り温泉と食事が楽しめる場所になっているのですが・・
「今日はやってないみたい・・」と奥さん
「ホントだね~」
あとで調べたら、水曜日はお休みだそうです
自然の風景と癒しを感じたくなったら、ここはいいかも!