独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#70 新型プリウス「PHEV」がついに発売!

新型プリウスの話は、もう何度も書いてますが・・

ついに「新型PHEV」の全容が明らかになりました!(2023年3月15日発売)

新型「プリウス」(PHEV)を発売 トヨタ自動車株式会社 公式企業サイト (global.toyota)より

システム最高出力164kW(223PS)は、以前から公表されてた通りですが、燃費(WLTCモード)については19インチタイヤ装着車は26.0km/L17インチタイヤ装着車は30.1km/Lになっています

先行発売している「HEV」2.0L・FFの19インチタイヤ装着車が28.2km/L17インチタイヤ装着車が30.7km/Lですから、「HEV」の方が燃費はいいことになります

やっぱりバッテリーが大きくなって、重量が増加したことが原因ですかね?

EV走行距離(WLTCモード)は、19インチタイヤ装着車が87km17インチタイヤ装着車で105km(従来型比で75%向上)となりました

当初から、従来型の5割増しと言っていたのですが、17インチ装着車では、ついに(やっぱり)100kmを超えてきました

従来型のEV走行距離は「68.2km」(公表値)でしたが、75%向上したってことは、実際は「60km」だったってことですね( ↓ の記事を参照ください)

dfcarlife.hatenablog.com

「PHEV」らしく、バッテリーにためた電力を外部に給電できる「EV給電モード」に加え、停電や災害などの非常時に、クルマを電源として活用できる「HEV給電モード」も装備しています(HEV車の給電方法と同じ)

はじめはバッテリーのみで給電し、バッテリーが一定の残量を下回ると、エンジンがかかって給電を継続するってことですね

バッテリー満充電かつガソリン満タンの状態なら、約5日分(10kwh/日)の電力が、供給可能になっています

ソーラーパネル

これもすでに公表されていましたが、ソーラーパネルをルーフに搭載しています

充電スタンドがない駐車場や、停電した場合でも、太陽光さえあれば充電ができるという機能で、発電した電力は、駐車中は駆動用バッテリーへ、走行中は補機バッテリー系統に、給電するしくみになっています(1年間でEV走行、1,250km分に相当する電力)

あと、普通充電時に外部電源の電力を利用して、エアコンやオーディオの使用が可能になる「マイルームモード」ってのがあります

エンジンをかけずに、車内で快適に過ごすことができるため、クルマをもう1つの部屋として「テレワーク」や「休憩」などに活用できるってことですね

気になるお値段は、460万円に決定!

ネット記事では、440~460万円と言われてましたから、まずまず当たりましたね

もし補助金(2022年並みの55万円)があったとすると、「HEV」2.0のZ:e-four(サンルーフ付)と同じぐらいの値段になります

ただし、月の販売台数が 450台(HEV は 4,300台/月)なので、早く注文しないと無くなっちゃいます!

dfcarlife.hatenablog.com

変貌した「新型プリウス」を見た時から「これは売れる!」と思いましたが、案の定、注文が殺到して納期が長くなっています

でも、最初に注文したクルマが、そろそろ納車され始めたらしく、先月「河津桜」を見に行った時に、グレーと白の新型プリウスに遭遇しました

「おっ!新型プリウスだ!」とマジマジと見てしまいましたが、実車を見た感想は、正直「う~ん」と言った印象でした

確かに、動画や写真で見てきた通りのスタイリングなのですが、いざ実車を見ると、思っていたほどじゃないというか、薄っぺらな感じというか、普通のクルマって感じ

写真では、もっとグラマラスなイメージだったのですが、ノペッとしたフォルムに感じました

車高も低いはずなんですが、車幅が狭いからか、ワイド&ローには見えないし、タイヤは大径なんですが、幅が狭いので何となくドッシリ感がない

「う~ん、これならBMW420GCの方がいいや・・」

要は、期待が大き過ぎたってことですかね・・