独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#98 目撃!雨の首都高・横転事故

 

以前、会社の目の前を通る首都高は、雨の日の事故が多いって話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

9月に入って残暑厳しいと思っていたら、午後から急に雷が鳴り始め、辺りが暗くなって、大粒の雨がザーっと降ってきました

「これで少しは涼しくなるかなぁ~」なんて同僚と話していたら、「ガッ・ガシャーン!」という音が窓から聞こえてきました

「あっ!事故だ!」

と思ったら、ガ・ガ・シャー--------------ー-って、いつもよりシャーという音が長いじゃないですか!

「こんな長い音は初めてじゃない?」

みんな一斉に窓に向かって行きます

そこで見たのが、コレ

軽ワゴン車が、横転して逆を向いているじゃないですか!

「スピンしたのはたくさん見たけど、横転は初めてじゃないですか!?」

エアバッグが開いてるけど、運転手は大丈夫かな?」

小さいクルマはゆっくりと脇をすり抜けていきますが、ダンプカーやバスは車線が狭くなってるので通ることができません

そのうちに、助手席のドアから運転手が出てきました

「お~、大丈夫だったみたい!」

ただ、少し足を引きずりながら、半ば呆然としています

さっきの、シャー----------という音は、カーブで横転して、そのまま道路を滑った音だったんですね(大袈裟だけど5秒ぐらいに感じました)

最初は小型車が何とか脇をすり抜けていたのですが、次第に大型車が溜まってきて、ついに通れなくなってしまいました

するとダンプやバスの運転手さんたちが7~8人降りて来て、二車線に跨っているワゴン車を、ズリズリと押して端に寄せ始めました

軽ワゴン車って軽いから、簡単に動くんですね

なんとか片側車線まで動かしたので、大型車も通れるようになり、渋滞は一応解消しましたが、軽ワゴン車の運転手は、みんなに頭を下げながら、警察に電話してます

その後、パトカーのサイレンが聞こえてきて、ようやく警察が到着したようです

しばらくして再び事故現場を見てみると・・

レッカー車も到着して、これから撤去作業を始めるようです

運転手は見当たらないので、救急車で運ばれたようですね

自爆事故だし、運転手も大きな怪我はなかったようですから良かったですが、首都高のカーブはホントに危険です

道路の曲がり角度は大したことないのですが、丸み(カーブ)があまりないと言うか、直線と直線を繋いだような場所なので、スピードを出して突っ込むと目の前に壁が現れるって感じですかね

カーブの手前に「ここでは○○件スリップ事故発生!」って看板でも、出したらどうですかね!