以前、会社の目の前を通る首都高は、雨の日の事故が多いって話をしましたが・・
9月に入って残暑厳しいと思っていたら、午後から急に雷が鳴り始め、辺りが暗くなって、大粒の雨がザーっと降ってきました
「これで少しは涼しくなるかなぁ~」なんて同僚と話していたら、「ガッ・ガシャーン!」という音が窓から聞こえてきました
「あっ!事故だ!」
と思ったら、ガ・ガ・シャー--------------ー-って、いつもよりシャーという音が長いじゃないですか!
「こんな長い音は初めてじゃない?」
みんな一斉に窓に向かって行きます
そこで見たのが、コレ
軽ワゴン車が、横転して逆を向いているじゃないですか!
「スピンしたのはたくさん見たけど、横転は初めてじゃないですか!?」
「エアバッグが開いてるけど、運転手は大丈夫かな?」
小さいクルマはゆっくりと脇をすり抜けていきますが、ダンプカーやバスは車線が狭くなってるので通ることができません
そのうちに、助手席のドアから運転手が出てきました
「お~、大丈夫だったみたい!」
ただ、少し足を引きずりながら、半ば呆然としています
さっきの、シャー----------という音は、カーブで横転して、そのまま道路を滑った音だったんですね(大袈裟だけど5秒ぐらいに感じました)
最初は小型車が何とか脇をすり抜けていたのですが、次第に大型車が溜まってきて、ついに通れなくなってしまいました
するとダンプやバスの運転手さんたちが7~8人降りて来て、二車線に跨っているワゴン車を、ズリズリと押して端に寄せ始めました
軽ワゴン車って軽いから、簡単に動くんですね
なんとか片側車線まで動かしたので、大型車も通れるようになり、渋滞は一応解消しましたが、軽ワゴン車の運転手は、みんなに頭を下げながら、警察に電話してます
その後、パトカーのサイレンが聞こえてきて、ようやく警察が到着したようです
しばらくして再び事故現場を見てみると・・
レッカー車も到着して、これから撤去作業を始めるようです
運転手は見当たらないので、救急車で運ばれたようですね
自爆事故だし、運転手も大きな怪我はなかったようですから良かったですが、首都高のカーブはホントに危険です
道路の曲がり角度は大したことないのですが、丸み(カーブ)があまりないと言うか、直線と直線を繋いだような場所なので、スピードを出して突っ込むと目の前に壁が現れるって感じですかね
カーブの手前に「ここでは○○件スリップ事故発生!」って看板でも、出したらどうですかね!