前回は内装を紹介しましたが・・
今回はBMW420GCの安全装備について紹介します
といっても、今や衝突軽減装置や運転支援機能が付いていないクルマは、売れない時代になってしまいました
私が初めてクルマを買った頃には、考えられなかったことです・・
BMWも安全装備を早くから取り入れていましたが、ここ1年ぐらいで国内外の新車のほとんどが装備充実を図っているため、先進性が薄れています
前置きが長くなりました
衝突軽減ブレーキには、昼間は歩行者や自転車などの検知機能が付いています
車に対しては、急接近すると赤い警告マークとともに「ピピピッ」と警告音がなり、それでもブレーキを踏まないとブレーキ圧を高めてくれます
これはかなり敏感で、ハッとした時のブレーキの効きは抜群です
ちなみにこの感想を書けるってことは、何度か作動させたってことです(^^;
ただ急なカーブなどでガードレールが前方に迫ってくるような場面では、たまに反応するときがあるので最初はちょっと焦ります
車線変更の際にはブラインドスポットモニターが役立ちます
斜め後方に車がいるとサイドミラーの付け根の△マークが点灯します
点灯時に車線変更しようとすると、ハンドルが「ブルルッ」と震えて知らせてくれます
車線逸脱時にもハンドルが「ブルルッ」と震えます
60km/h以上でないと作動しませんが、ふらつき防止には結構役立ちます
ただしレーンキープ機能や中央に戻すためのアシスト機能はありません(^^;
いまはほとんどのBMWについているはずです
ACC(アダプティブクルーズコントロール)は非常に使いやすく、セットも簡単、全車速対応の追従機能付きです
単眼カメラとレーダーの組み合わせはちょっと時代遅れの感はありますが、正直言って全然問題ないどころか、かなりの優れモノです
特に減速フィールが自然で、渋滞時や高速走行時もめちゃくちゃ楽です
ブレーキホールド機能はないのですが、停止時はブレーキを維持しますし、ハンドルの「RESボタン」を押すかアクセルを踏めば再始動します
車間設定は3段階、車速は1km/h~10km/h単位で変更できます
他車のセット方式はよく知りませんが、簡単な方だと思います
前車がいなくなると勢いよく加速しますが、割り込みにはしっかり反応します
ブレーキはかなり効きがいいです(まぁBMWですから・・)
ガツンと効くというよりグーッと効くタイプですが、踏み込んだ分だけ効くのと、初期から制動力がでるので非常に安心です
タイヤの空気圧については、異常があればフロントディスプレイに警告がでます
空気圧調整したあとはリセットしないと、警告が出なくなるので注意が必要です
バック時は当然ながらモニターに後方が映ります(画像はまずまず・・)
意外と広角に映るので、駐車場からバックで出る時も安心です
ただし大雨の時は水滴でバックモニターの画面が歪んで見辛くなります
左右後方と真後ろにはセンサーがあるので、近付くと音と画像で知らせてくれます
後方視界は良くないので、駐車時は結構役に立ちます
安全装備はこんなところです
今はもっと優れた機能が備わったクルマも多くなりましたが、私にとってはこれで十分な装備だと思っています
ただ欲を言えば、フロントと左前方のモニターカメラがあればいいかな?
もっと言えば360°ビューモニターがあればもっといいと思う今日この頃です
次回は走行編になります