独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#11 シトロエンC3がまたエンストした!(1)

突然エンジンが停止してから約半月、やっとC3が戻ってきました

dfcarlife.hatenablog.com

センサーを交換したのでもう大丈夫だろうということで、復帰後初のドライブに出かけることにしました!

ちょうど娘と孫が来ていたので、「一緒にどう?」と誘うと大喜び!

行き先は赤城山

休日で混んでいるかもしれませんが、それより肝心のクルマは大丈夫かなぁ・・

センサーを交換したとは言え、前回のことが頭をよぎってアイドリングストップからの始動はちょっと緊張します

まっ!でも下道の走行は、いまのところ問題なし!

「大丈夫そうだね」と私

赤城山なんかで止まったら嫌よ!」と奥さん

「ちゃんと見てもらったんでしょ?」と子供

「うん、回転センサー交換したから大丈夫だと思うよ」

「今度止まったらもう絶対乗らないわよ!」

「そりゃ俺だって嫌だよ!」

そんな話をしながら、練馬インターから関越道で高崎方面に向かいます

高速の案内板には坂戸西スマートインターを先頭に10㎞ほど混んでいるみたい

まあ休日ですから、これぐらいは仕方ない

渋滞のイラスト

所沢から川越までは流れに乗って100㎞/hほどで巡航します

相変わらず乗り心地は良くて、道路の継ぎ目もしなやかにかわして行きます

川越インターを過ぎた辺りで少し混んできました

先の車がブレーキを踏んで、ハザードを点滅させています

「ここから渋滞かな?」

「車間に気を付けてね」

「了解!」

右の車線は詰まっているので、真ん中の車線に移ることにしました

混んでくるとみんな追い越し車線に行きたがるので、渋滞した時は真ん中か左車線が鉄則です

しばらくするとスピードが落ちてきて、やっぱり止まってしてしまいました

アイドリングストップがかかり、車内が静かになります

ちょっと時間がかかりそうですが、あとは流れに任せて行くしかありませんね

 前の車が動き出して、ブレーキから足を離した時でした

一度エンジンが掛りかけたと思ったら、タコメーターの針がストンと落ちてエンジンがストップ・・

メーターパネルには赤や黄色の警告灯が一斉に出ています

「え~嘘だろ!?まただよ!」

「またって何!? もしかしてエンジンかからないの?」

一度Pポジにして、スタートボタンを押してもダメ、電源を一度切ってから再度ボタンを押しても全くかかりません

「げーっ、この前と同じだよ~!」

後ろの席から子供が「えっ!? どうしたの? 動かないの?」

「こりゃ、まいったな~」

「どうするの? いやだ~高速道路よ!」

「とにかくハザードつけて、脇まで押すしかない!」

「後ろ詰まってるよ・・」

「わかってる! 押すから運転代わって!」

「わかった・・ 危ないから気を付けてね・・」

故障に気づいた後続車は、私のクルマを避けて進みだしています

その後続車に手を挙げてから、ドアの窓枠に手を掛けます

ニュートラルにしてくれる?」

「わかった・・、えっと・・どこだっけ?」

奥さんも焦っていて、ポジションがわからなくなっています

「それはバックだから、もう一つ引いて!」

「あっ、これね」

「あと、サイドブレーキ下して!」

「あっ、了解・・」

「押すからハンドルを左に切って、路肩まで寄せよう!」

「わかった」

左右のクルマを避けながら、ゆっくりゆっくり進みます

真ん中の車線から、何とか路肩まで寄せることができました

そのまま、すぐにディーラーに電話します

まさか高速道路でエンジンが止まるなんて、私も初めての経験・・

高速道路で止まっているクルマを見ると「月いちドライバーはこれだから嫌だよな」なんて言っていたのに・・

ディーラーに事情を話している私を、奥さんも子供も心配そうに見ています

その時でした!

 

走行車線の方から「お~い!」という大きな声が・・!

電話をしながらそっちを振り向くと・・!?

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