シトロエンC3に乗り始めて、5か月目にコツコツ音がし始めて、6か月目に突然のエンジンストップ
ようやく直ったと思ったら、高速道路で再びエンジンストップしたのが7か月目
CPU交換、ショックアブソーバー交換、長期リハビリ(アイドリングストップの実走点検)を受け、やっと帰ってきたのが9か月目
その後エンジンには問題なかったけど、コツコツ音は収まらないまま、早くも1年点検を迎えたのでした
その後、異音がどうなったかと言うと・・
走り始めはダンパーの軋む音と小さなコツコツ音がしていたのですが、今はほとんどしない・と言うか、全然しなくなりました
6,000km走って、ようやく、こなれてきたってこと?
うーん、いったい何だったんでしょう?(輸入車あるある?)
でも不思議なもので、音がしなくなると、益々走りが良く感じるんですよね
人間って本当に単純というか、勝手なものです
ただ、アイドリングストップだけは、必ず解除してます!
だって、エンジンが突然停まった時の恐怖は、なかなか拭うことができません・・
ただ、それ以外は、多少音がしても、ガタついても、うるさくても、「まぁいいじゃん」と言うような、鷹揚な気分なんですよね(まぁ、慣れたってこともありますが・・)
これが、シトロエンに乗る人の「心の持ちよう」というやつですかね
仮に不具合が出ても許すような、出なければちょっと嬉しいような、妙な心持ちというんですか・・
こんな具合だと、またエンジンが止まったとしても乗り続けてしまうかも・・(いや、さすがにそれはないな!)
最近は、そんなC3に乗りたいという気持ちが、ますます強くなっている気がします
その理由のひとつが「運転のしやすさ」
ハンドルが軽くて直進性が高い → 運転が疲れない
窓が大きくアイポイントが高い → ストレスが少ない
コンパクトで最低地上高が高い → 駐車に気を遣わない
運転しやすいからか、街乗りや買い物は、ついついC3を選んでしまいます
もう一つの理由が「乗り心地のよさ」
厚みがあって弾力のあるシート → まるでソファーのような感触
柔らくてストロークのあるサス → 段差や凸凹道のいなし方は癖になる
高い車両剛性と16インチタイヤ → 驚くほどフラットで落ち着いた乗り味
シトロエンというと何かにつけて「魔法の絨毯」と言われますが、冗談抜きで「なんだこの乗り心地は~!」と感動します
そして最後の理由は「運転のたのしさ」です
低回転から発生する太いトルク → フロントが持ち上がるほどの加速は快感!
わずか1.16トンという車両重量 → 特に下りのワインディングは楽しいです!
アイシン製6速ATとの組合せ → トルクを活かした味付けは絶妙かつ爽快!
シトロエンC3のピュアテックエンジンは、1500回転で205Nmの最大トルクを発生するのですが、車重を考えると、3.0リッターNAエンジンを積んでいるような感覚です
6速ATは、すぐに2速にシフトアップするし、ちょっと踏んだぐらいじゃキックダウンしないので、国産コンパクトカーとは真逆の味付け
でも、踏むとグイグイ加速するし、坂道や高速ではびっくりするぐらい速くて、安心感があります
ドイツ車のような、ガッチリした剛性感とは違う、柳のようなしっかり感
アメリカ車のふわふわした柔らかいサスとも違う、粘りとしなやかさ
すごく速いわけでもないし、キビキビ走るわけでもないけど、なぜかずっとこのクルマで走り続けたい!
こんなクルマ、いままであったでしょうか?
これが「シトロエンの毒」ってやつですかね