独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#36 シトロエンC3の魅力を探ってみた!

 

シトロエンC3に乗り始めて、5か月目にコツコツ音がし始めて、6か月目に突然のエンジンストップ

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ようやく直ったと思ったら、高速道路で再びエンジンストップしたのが7か月目

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CPU交換、ショックアブソーバー交換、長期リハビリ(アイドリングストップの実走点検)を受け、やっと帰ってきたのが9か月目

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その後エンジンには問題なかったけど、コツコツ音は収まらないまま、早くも1年点検を迎えたのでした

その後、異音がどうなったかと言うと・・

走り始めはダンパーの軋む音と小さなコツコツ音がしていたのですが、今はほとんどしない・と言うか、全然しなくなりました

6,000km走って、ようやく、こなれてきたってこと?

うーん、いったい何だったんでしょう?(輸入車あるある?)

でも不思議なもので、音がしなくなると、益々走りが良く感じるんですよね

人間って本当に単純というか、勝手なものです

ただ、アイドリングストップだけは、必ず解除してます!

だって、エンジンが突然停まった時の恐怖は、なかなか拭うことができません・・

ただ、それ以外は、多少音がしても、ガタついても、うるさくても、「まぁいいじゃん」と言うような、鷹揚な気分なんですよね(まぁ、慣れたってこともありますが・・)

これが、シトロエンに乗る人の「心の持ちよう」というやつですかね

仮に不具合が出ても許すような、出なければちょっと嬉しいような、妙な心持ちというんですか・・

こんな具合だと、またエンジンが止まったとしても乗り続けてしまうかも・・(いや、さすがにそれはないな!)

最近は、そんなC3に乗りたいという気持ちが、ますます強くなっている気がします

その理由のひとつが「運転のしやすさ」

ハンドルが軽くて直進性が高い → 運転が疲れない

窓が大きくアイポイントが高い → ストレスが少ない

コンパクトで最低地上高が高い → 駐車に気を遣わない

運転しやすいからか、街乗りや買い物は、ついついC3を選んでしまいます

もう一つの理由が「乗り心地のよさ」

厚みがあって弾力のあるシート → まるでソファーのような感触

柔らくてストロークのあるサス → 段差や凸凹道のいなし方は癖になる

高い車両剛性と16インチタイヤ → 驚くほどフラットで落ち着いた乗り味

シトロエンというと何かにつけて「魔法の絨毯」と言われますが、冗談抜きで「なんだこの乗り心地は~!」と感動します

そして最後の理由は「運転のたのしさ」です

低回転から発生する太いトルク → フロントが持ち上がるほどの加速は快感!

わずか1.16トンという車両重量 → 特に下りのワインディングは楽しいです!

アイシン製6速ATとの組合せ → トルクを活かした味付けは絶妙かつ爽快!

シトロエンC3のピュアテックエンジンは、1500回転で205Nmの最大トルクを発生するのですが、車重を考えると、3.0リッターNAエンジンを積んでいるような感覚です

6速ATは、すぐに2速にシフトアップするし、ちょっと踏んだぐらいじゃキックダウンしないので、国産コンパクトカーとは真逆の味付け

でも、踏むとグイグイ加速するし、坂道や高速ではびっくりするぐらい速くて、安心感があります

ドイツ車のような、ガッチリした剛性感とは違う、柳のようなしっかり感

アメリカ車のふわふわした柔らかいサスとも違う、粘りとしなやかさ

すごく速いわけでもないし、キビキビ走るわけでもないけど、なぜかずっとこのクルマで走り続けたい!

こんなクルマ、いままであったでしょうか?

これが「シトロエンの毒」ってやつですかね