独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#55 アイシン製6速AT(2/3)

 

前回はシトロエンC3に搭載されているアイシン製6速ATの不満点を主に挙げてみましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

今回はアイシン製6速ATの良いところを、実際に走りながら検証してみたいと思います

 

行先は久々の水戸です

環八を北上して大泉から外環道に入り、三郷JCTから常磐道で向かいます

 

今日は天気が良くないこともあって、一般道も高速道も空いてます!

改めてC3のアイシン製6速ATを観察するには絶好のシチュエーションです

 

高速に乗る前に、発進時ATが繋がるまでのタイムラグをもう一度見てみます

前回このタイムラグが1秒ぐらいあると言いましたが、さすがにそれは言い過ぎでした

 

あっても0.5秒ぐらいかな(^^;

アクセルに踏みかえて、「はい」、スタートみたいな感じです

 

この日は奥さんと一緒だからできなかったのですが、数日後一人の時にアイドリングストップを試してみました

 

思った通りエンジン再始動とATに力が伝わるタイミングがうまく合って、違和感がまったくありません

 

エンジンが再始動するタイミングも早いし、ショックも少ない

「う~ん、思ったよりこの方がいいかも・・」

 

でも420GCではアイドリングストップをキャンセルしていても、発進時はまったく問題ないんですけどね

 

エンジンの再始動時に余計な負荷をかけないとか・・そんな理由があるんですかね?

 

ちなみに、420GCはECO-PROとCOMFORTではアイドリングストップしますが、SPORTSとSDモードではアイドリングストップは作動しません

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C3はどうかというと、SモードやMモードにしてもアイドリングストップが働きます

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なので、この機能をカットするにはメインパネルの車両設定でアイドリングストップをOFFにするしかありません

 

それとこのアイドリングストップは外気温が35℃以上になると自然にOFF設定になります(これは420GCも同じでした)

 

不満のもうひとつが、強く加速するときに3~4速で出てくるガラガラ音ですが、これがSモードではどうなるかも試してみました

 

Sモードにすると、3,500回転まで回ってシフトアップしていきます

なので3速のガラガラ音もだいぶん解消されました

 

これならMモードにしなくてもSモードで大丈夫ですね

 

ちなみに、C3のエンジンは最大トルク205Nmを発生させるのですが、トルクカーブをみるとピークが1,500~3,500回転になっていて、そこから先は落ち込んでいきます

 

(参考:同じPSAグループのプジョー308の1.2ℓピュアテックです)

プジョー ピュアテック3気筒ターボエンジンが1.4L以下クラスでエンジン・オブザ・イヤーを受賞 | オートプルーブ - Auto Proveより

 

だからSモードでは3,500回転でのシフトアップ設定になってるんでしょうね

ガソリンなのにディーゼルエンジンのようなエンジンです

 

アイシン製6速ATはこのエンジン特性に合わせてハイギアードな設定になっています

1速から2速はすぐシフトアップするので、大袈裟に言うと2速発進のような感じ

 

でもこの2速から3速あたりの加速がいいんです!

ガソリンらしからぬグイグイ出て行く感覚は、結構くせになります

 

そのあとはアクセル開度にもよりますが、2,000~2,500回転ぐらいで4速へとシフトアップしていきます

 

でも面白いのが、そのまま5速・6速に入るかというとそうでもないんです

60km/hぐらいじゃ5速には入りません

 

5速は70km/h以上、6速はおそらく85~90km/h近くにならないと入らないので、ただ燃費を稼ぐというギア設定ではないみたいです

 

なのでアクセルを緩めても、ハイギアのまま滑走する感じにはなりません

一般道や高速道路の巡航でもエンジンブレーキが結構効きます

 

前車との距離が詰まってきそうな時や、長い下り坂ではアクセルを離すだけで車速がコントロールできるのが意外とうれしいところです

 

このアイシン製6速ATが一番効果を発揮するのが、下りのワインディングです

車重の軽さとストロークのあるサスとエンブレがいい感じでマッチするんです

 

びっくりするぐらい、安定した走行が可能です

前のクルマとの距離がだんだん詰まってくるぐらい、楽しい走りができます

 

大泉の料金所を通ってからは、80~90km/hで穏やかに走ります

毎度のことですが、本当にコンパクトとは思えないゆったりした乗り味です

 

大泉から和光北までは路面が結構荒れている区間なのですが、C3はそれを感じさせないほど穏やかに受け流してくれます

 

圏央道はそこそこ空いていましたが、途中雨が降ってきたりしたのでゆっくりクルージング

 

三郷JCTから常磐道へ乗り替えるのですが、「やっぱコンパクトだな」と感じるのは高速旋回の時です(首都高などもそうですが・・)

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Rのきついカーブを早い速度で回ると、道路の繋ぎ目で後輪がぴょんと跳ねるんです

420GCでは絶対に起きない挙動です

 

トーションビームだから仕方ないか・・とは思うものの、ちょっと気になります

まっ、でもそれ以外はコンパクトと感じさせる場面はほとんどありませんが・・

 

常磐道入るとほとんどクルマがいないので、ちょっとアクセルを踏んでみます

グーッと加速してすぐに120km/hぐらいになります

 

アイシン製6速ATはアクセルを踏んでも6速のまま加速するので、感覚的にはもっさりしてますが、トルクがあるので思ったより早く法定速度以上になるんですよね

  f:id:dfcarlife:20220324175931p:plain「ダメよ、飛ばしちゃ!」

 

でも改めてC3は高速(巡行)走行に向いていると思います

 

直進安定性が優れているもありますが、むやみにキックダウンしないからアクセルワークが本当に楽なんです

 

そう考えるとアイシン製6速ATは、ロングドライブ向きの設定なのかもしれません

 

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