独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#36 BMWがアイスト後にエンストした!

 

以前、「シトロエンC3」がエンストして、動かなくなった話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

dfcarlife.hatenablog.com

今度は「BMW420GC」で、同じことが起きました!

同じとは言っても、まったく動かなくなったわけじゃなくて・・

赤信号で止まって、アイドリングストップ(以下:アイスト)が作動し、青になって発進しようとしたら、「ブルンっ」と一瞬エンジンが掛りそうになって、そのままエンスト

慌ててブレーキ踏んで、スタートボタンを押したら、再始動はしたんですが・・

一瞬だけど、焦りますよね~

特に私の場合は「シトロエンC3」の恐怖が蘇ってきて、も~、心臓に悪い!

実は「BMW420GC」がこうなるのは、これで4回目なんです(なんか止まりそうな感じは何度もありますけど・・)

起きる場所はいつも同じで、自宅マンションから、数百メートル走った所にある交差点か、そのもう一つ先の交差点

まぁ、走り始めで、エンジンが温まってないからだとは思いますが、アイストって、こういうモノなんですかね

これまで乗ってきた国産車には、アイスト機能がなかったので、その実態がよくわかりません

っていうか、そもそも「アイスト機能」って必要なんですかね?

アイドリングストップからのエンストは多いのか?

ネットで「アイドリングストップからのエンスト」で調べてみると、私と同じような経験をした人が、少なからずいるようです

でも、多いかというと、そうでもなさそう・・

書き込みがあったのは国産車ばかりで、メーカーはバラバラ、あとホンダのNシリーズが多いとか(不確定情報)、マツダ(CX‐60)やスズキ(ワゴンR)でリコールがあったとか・・

原因はと言うと・・

バッテリー周りの不具合

燃料ポンプの不具合

セルモーターの不具合

コンピュータ(ECU)の不具合

電力変換装置(インバーター)の不具合

その他(原因不明含む)

交換・修理して直ったケースもあれば、修理しても再発したケースもあったりして、結果も様々なようです

これについては、一度ちゃんと診てもらうのが、良さそうですね(ってことで、ディーラーに点検依頼しました)

あと、くれぐれも「自分で直そう!」と思わない方が、いいみたいです

そもそも、アイドリングストップは必要なのか?

アイドリング状態では、停まっている間も排気ガス(CO₂)が出ることから、エンジンを止めることは、環境への悪影響を減らすことになります

また、いくらアイドリングが低回転とは言え、エンジンは回っているので、停止することで、騒音の解消になります

10分間のアイドリングでも、約130㏄の燃料を消費すると言われているので、小まめにエンジンを停止することは、燃費の向上に繋がります

アイドリング時は「不完全燃焼」の状態になっているため、エンジンを停止することで、デポジット(燃えかす)によるオイル汚れやノッキングなどを防ぐことができます

アイドリングストップのメリットデメリットDr.輸入車ドットコム (drimportcar.com)より引用

アイストは、「環境」「騒音」「燃費」「エンジン」への悪影響を減らす、という意味では、一定の効果が期待できるみたいです

しかし、イイことばかりではありません

アイストは、バッテリーを酷使することになります

エンジンを停止して再始動する際には、スターターモーターを作動させるので、その度にバッテリーが消費されます

また、エアコンやオーディオ類をつけたままアイストすれば、その分バッテリーが消費されるのは、言うまでもありません

なので、最近はバッテリーが大きくなったり、アイスト車専用バッテリーを搭載することもあるそうです

ちなみに、バッテリーの充電量が十分でないと、アイストが作動しないようになっているので、もし作動しなくなったら、バッテリーの交換時期かもしれないそうです

アイドリングストップのメリットデメリットDr.輸入車ドットコム (drimportcar.com)より引用

アイドリングストップが付いてない車が増えてきた?

アイストの事を調べていたら、最近トヨタが、純ガソリン車にアイスト機能を付けなくなっている、という記事を見つけました

火付け役のトヨタがやめる!! アイドリングストップ機能はこのまま廃れるのか? - 自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)

この記事によると、「ヤリス」の1.5Lガソリン車をはじめとして、「カローラ」の1.8Lガソリン車、「RAV4」「ハリアー」の2.0Lガソリン車などには、アイスト機能が付いていないというのです

その理由について、トヨタ広報は「燃費や環境性能では充分に競合性があり、今後も採用しない方向で進めている」と言っているとか

また、アイスト機能を停止させているユーザーが多いことも、やめた理由のひとつらしい(私も、シトロエンC3では、必ずOFFにしてましたが・・)

信号待ちのアイストはいいとしても、交差点での右左折待ちや、踏切の一時停止などは、アイストが煩わしく感じてしまうというのです(私も、そう思います)

また、再始動時の音や振動が嫌だ!という人も多いそうで、最近は音も振動も小さくなっているとは言え、停車する度にこれが繰り返されるのを「不快」と感じる人も少なくないとか・・(私も、そう思います)

それに、燃費が良くなると言っても、停止と発進を頻繁に繰り返すような渋滞だと、アイストした方が、不利になる場合もあるそうで・・

5秒未満の停車だと、アイストした方が、かえって燃料を消費してしまうそうです

何だか、アイストが良いのか悪いのか、わからなくなってきました

これを書いていたら、ディーラーから返事があり、一度コンピュータ診断をしてみるとのこと

診断結果がわかったら、また報告させていただきます