さてパサートRライン試乗が終わり、フロントマスク以外はかなりパフォーマンスが高い車であることがわかりました
この感じをしっかり刻み込んで、BMWのディーラーに向かいます
前から近くにあったのは知っていたのですが、行くのは初めてです(というか敷居が高かっただけ・・?)
さすがBMW、フォルクスワーゲンとは店の雰囲気も展示台数も全然違います
あっと、ワーゲンさんすみません(^^;
セールスさんが来るまで展示車(BMW320iMスポーツ)を見ていましたが、やっぱりカッコいい!
パサートとは違い、いかついフロントマスクがいかにも走るぞ!って雰囲気です
とにかく試乗が楽しみ・・(^^♪
担当のYさんが来て、早速320iから試乗です
乗り込むと内装はいたってシンプル
でもなぜか重厚感があるというか、包まれ感があるというか、ドライバーズカーという雰囲気が乗っただけで漂います(^^♪
エンジンはブロロロロッと低いアイドリング音で、いまのクルマとはまったく違う音質です
それとハンドルが太い! 重い!
そしてハンドル全体が硬いというか、ガッチリ感がハンパない!
シートもスポーツシートでしっかりとサポートされています
ポジションを合わせますが、いまのクルマよりかなり低いポジションでちょっと違和感があります
でもアクセルとブレーキの位置がバッチリで、運転しやすいのがすぐにわかります
ここでふと思ったのですが、パサートのアクセルとブレーキの位置はこのBMWと比べると、ちょっと運転し辛かったということ
自然にアクセルとブレーキ操作ができるのは意外と大事です
さて電動式のシフトノブを軽く手前に引いて出発です
サイドブレーキは昔の手動式のタイプでちょっと笑っちゃいます(^^;
出だしはさすがATだけに非常にスムーズ
DCTより自然な感じで、「やっぱATだよー」って思っちゃいます(^^♪
この320iは2.0ℓ4気筒ターボでパサートと同じですが、カタログ上の数値はパワーもトルクもパサートよりかなり劣っています(当時)
でも踏み始めからのトルク感は「え~!いいぞ!これ」
って、パサートではなかった高揚感
なんというか、踏んだだけトルクが出てきてしっかり加速していく感じ!
それもシフトアップがものすごくスムーズ!
力強いけど、スムーズに伸びていく感じでギクシャク感がまったくない!
「いやー、こりゃ売れるはずだわ!」
踏んだだけ加速するリニアなレスポンス、これだけで運転が楽しくなります!
「すごいなぁ最近のターボは!」
あとブレーキが効きます
ジャガーの時も感じたけど、やっぱ国産車のブレーキと効き方がまったく違う!
輸入車のあとに国産車に乗るとディスクが滑ってる感じで、もっと強く踏まなきゃと足に力が入ってしまいます
でもハンドルは重い!
いまのクルマと比べるとかなり重い(パサートはここまで重くなかったです)
街中の交差点では慣れないとちょっと大変なぐらい
それと足が硬い!
パンパン跳ねたり、ゴツゴツ突き上げたりということではなく、路面状況をしっかり伝えてくるというか、「やわい」感じがまったくない
そう、「やわい」感じがないという表現が一番当たっているかもしれません
しっかりしたボディに包まれているという安心感と重厚感と言えばいいのか、とにかくいまのクルマにはない乗り味です
ほんの少しだけの街乗り試乗を終えてディーラーに戻ってきましたが、完全にやられてしまいました(^^;
いいですね!BMW最高!
つぎは4シリーズです!