前々回、前回と外装・内装を紹介しましたが・・
今回はシトロエンC3の走りについて紹介したいと思います
まずは市街地
ハンドル操作がメチャ軽いです(前回も言ったけど・・)
駐車場や狭い交差点では操作が楽で、ちょっとした買い物やお出掛けには最適です
乗り降りも楽です
シートポジションはやや高めですが、シートに余計なでっぱりがないので、お尻を横に滑らせる感じで乗り込めます
乗り心地はメチャメチャいいです!
シートは硬すぎず柔らか過ぎず、サスのしなやかさと相まってコンパクトカーとは思えない乗り味です
荒れた道や段差も、地上高が16cmもあるので安心です
加速はかなりいいです
軽量なのと低速トルクがあるのでグイグイ加速します
決して爆発的な加速ではありませんが、ハッキリ言ってクセになります
前進時の小回りは得意じゃないです
最小回転半径5.5mは、コンパクトカーとは思えない数値です
ただし後退時はよく曲がります(当たり前ですね・・)
全長が短い分、バック時は思ったより小回りできます
全長が4mないので、駐車場は停めるのが楽です
軽専用スペースでも問題なく駐車できます
エアバンプは狭い駐車場では思った以上に安心です
ドアパンチも気になりません
前方見切りはアイポイントも高く意外に良いです
交差点での右折時に横断者がよく見えるので安心です
でも後方の見切りは良くありません
バックカメラで注意しながらゆっくりバックする必要があります
次は高速道路
料金所からのゼロ発進はハッキリ言ってパンチはありません
でも車重の軽さと太いトルクでグングンスピードが乗っていくので、合流は全く問題ありません
気が付くと結構なスピードが出ているのでビックリするほど・・
追い越し加速は意外に力強く、グイグイと前に出る感じでストレスを感じません
アイシン製のATはちょっと踏み込んだぐらいではキックダウンしないのですが、正直これがクセになります(^^;
ハンドルは高速になるほど座りが良くなって、びっくりするぐらい直進安定性に優れています
アイポイントが高いことと相まって非常に安心感があります
カーブも意外と踏ん張ります
インター出口のきつめのカーブでもしっかり曲がってくれます
FFなのでアンダーが出そうですが、意外に大丈夫です
高速道路のうねりや凹凸はうまくいなしていきます
これには一番驚きます(魔法の絨毯感覚を一番味わえます)
ブレーキは結構効きます!
強く踏むとノーズダイブしますが、それほど怖い感じはありません
ただハンドルを切りながらの強いブレーキでは、後輪が跳ねるような動きが出てちょっと怖い思いをします
最後にワインディング
登り勾配もしっかり登っていきます
パンチが効いた加速はしませんが、どこからでもグイグイ登っていきます
登りカーブでハンドルを切りながらアクセルを踏むと、フロントが浮くような感じで加速していきます
下りはATの変速がうまくて、適度にエンジンブレーキが効くのでブレーキを踏む時間が短く感じます
カーブ手前でブレーキを踏むとグッと沈みこみますが、そこからはしっかり粘ってくれます
ブレーキの効きがかなりいいのと、サスがよく動く割に踏ん張ってくれるので、慣れてくるとカーブが怖くなくなります
このクルマは下りのワインディングが一番得意かもしれません
最後にC3の走りをまとめると・・
重厚感があるわけではない
静粛性も高くない
たまに後輪が跳ねたりする
爽快に回るエンジンでもない
吹かすとガラガラ音がする
ATも決して滑らかとは言い難い
でも、「ずっと運転していたい!」と思うクルマなんです
なんだか不思議な魅力を持ったクルマです