独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#3 シトロエンC3【走行編】

前々回、前回と外装・内装を紹介しましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

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今回はシトロエンC3の走りについて紹介したいと思います

まずは市街地

ハンドル操作がメチャ軽いです(前回も言ったけど・・)

駐車場や狭い交差点では操作が楽で、ちょっとした買い物やお出掛けには最適です

乗り降りも楽です

シートポジションはやや高めですが、シートに余計なでっぱりがないので、お尻を横に滑らせる感じで乗り込めます

乗り心地はメチャメチャいいです!

シートは硬すぎず柔らか過ぎず、サスのしなやかさと相まってコンパクトカーとは思えない乗り味です

荒れた道や段差も、地上高が16cmもあるので安心です

加速はかなりいいです

軽量なのと低速トルクがあるのでグイグイ加速します

決して爆発的な加速ではありませんが、ハッキリ言ってクセになります

前進時の小回りは得意じゃないです

最小回転半径5.5mは、コンパクトカーとは思えない数値です

ただし後退時はよく曲がります(当たり前ですね・・)

全長が短い分、バック時は思ったより小回りできます

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全長が4mないので、駐車場は停めるのが楽です

軽専用スペースでも問題なく駐車できます

エアバンプは狭い駐車場では思った以上に安心です

ドアパンチも気になりません

前方見切りはアイポイントも高く意外に良いです

交差点での右折時に横断者がよく見えるので安心です

でも後方の見切りは良くありません

バックカメラで注意しながらゆっくりバックする必要があります

次は高速道路

料金所からのゼロ発進はハッキリ言ってパンチはありません

でも車重の軽さと太いトルクでグングンスピードが乗っていくので、合流は全く問題ありません

気が付くと結構なスピードが出ているのでビックリするほど・・

追い越し加速は意外に力強く、グイグイと前に出る感じでストレスを感じません

アイシン製のATはちょっと踏み込んだぐらいではキックダウンしないのですが、正直これがクセになります(^^;

ハンドルは高速になるほど座りが良くなって、びっくりするぐらい直進安定性に優れています

アイポイントが高いことと相まって非常に安心感があります

カーブも意外と踏ん張ります

インター出口のきつめのカーブでもしっかり曲がってくれます

FFなのでアンダーが出そうですが、意外に大丈夫です

高速道路のうねりや凹凸はうまくいなしていきます

これには一番驚きます(魔法の絨毯感覚を一番味わえます)

ブレーキは結構効きます!

強く踏むとノーズダイブしますが、それほど怖い感じはありません

ただハンドルを切りながらの強いブレーキでは、後輪が跳ねるような動きが出てちょっと怖い思いをします

最後にワインディング

登り勾配もしっかり登っていきます

パンチが効いた加速はしませんが、どこからでもグイグイ登っていきます

登りカーブでハンドルを切りながらアクセルを踏むと、フロントが浮くような感じで加速していきます

下りはATの変速がうまくて、適度にエンジンブレーキが効くのでブレーキを踏む時間が短く感じます

カーブ手前でブレーキを踏むとグッと沈みこみますが、そこからはしっかり粘ってくれます

ブレーキの効きがかなりいいのと、サスがよく動く割に踏ん張ってくれるので、慣れてくるとカーブが怖くなくなります

このクルマは下りのワインディングが一番得意かもしれません

最後にC3の走りをまとめると・・

重厚感があるわけではない

静粛性も高くない

たまに後輪が跳ねたりする

爽快に回るエンジンでもない

吹かすとガラガラ音がする

ATも決して滑らかとは言い難い

でも、「ずっと運転していたい!」と思うクルマなんです

なんだか不思議な魅力を持ったクルマです