独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#50 箱根ターンパイク

 

先日、湯河原ドライブの記事をアップしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

その時通ったのが「箱根ターンパイク

アネスト岩田 ターンパイク箱根 (htpl.co.jp)より

久々にココを通って感じたのが、「ホント気持ちのいい道だなぁ!」ってこと

湯河原に降りる「椿ライン」とは違って、ここは「楽しい!」「気持ちいい!」

(椿ラインはバイクや小さいクルマ向き・・)

小田原料金所で730円払ったら、スポーツモードに切り替えて「さぁスタート!」

今日は平日ってのもありますが、クルマはほとんど走っていません

とにかく道は広いし、急勾配ってほどじゃないし、カーブも緩やかなのでスピードを落とさずにぐんぐん登っていけます

clicccar.comより

こういう道は、やっぱトルクのあるクルマが楽しいですね

登り勾配なので、カーブの手前で少しアクセルを抜くとうまい具合に減速するし、カーブの出口でグイッと踏むと、後輪が踏ん張りながらグイグイ加速していきます!

「自由自在ってのはこういうことか~」と思わずニンマリ

ほかにクルマはいないし、舗装もいいし、周りは静かだし、エンジンの低いサウンドを響かせながら、一気に展望台駐車場まで駆け上がってしまいました!

いや~、今回はここを走っただけでも十分満足!

アネスト岩田 ターンパイク箱根 (htpl.co.jp)より

ご存じのとおり、箱根ターンパイクは、クルマの試乗撮影などでよく使われています

それもそのはず・・ここは商用撮影、試乗イベント開催、貸し切りも出来るんですね

道が広くてカーブは適度だし、景色は良くて広い駐車スペースはあるし、撮影スポットも豊富なので、試乗撮影には打って付けです

箱根ターンパイク - Wikipediaより

それだけじゃなくて、ここを走るとクルマの性能がよくわかる気がします

だって、これだけスピードを出せるワインディングって、そうそうありませんからね

実は帰り(下り)もココを走ったのですが、エンジンブレーキを効かせても、どんどんスピードが上がっていきます

さすがにカーブの手前ではブレーキを踏みますが、それでも結構な速度で進入しても、ロールもしないでグイグイ曲がっていきます

箱根ターンパイク - Wikipediaより

登りと違って、トロッコに乗っているような状態なのに、何事もないようにキレイに旋回してく420GCを久々堪能しました

「いままで乗った国産車じゃ、これは無理だなぁ」

登りの時も感じましたが、たぶん私のような素人でも、クルマの性能を引き出せる場所なんですね

「だから走っていて楽しいのか!」

youtu.be

ちなみに、この箱根ターンパイクは「箱根ターンパイク株式会社」というネクスコ中日本グループの会社が保有する「私道」です

だから貸し切ったりすることもできるわけですが、私道だからスピードを出しても捕まらないかと言えば、そうではありません(速度標識は50km/h)

ここは一般車両も多数通行することから「準公道」として扱われていて、たまに速度違反の取り締まり(ネズミ捕り)も行われているようです

「うっ!気を付けよう・・」

箱根ターンパイクでは、2007年からネーミングライツ命名権)を始めており、最初に命名権を取得したのは「東洋ゴム工業」でした

Car Watch (impress.co.jp)より

これによって道路名称が「TOYO TIRES ターンパイク」、施設名称が「TOYO TIRES ビューラウンジ」となりました

2014年には「マツダ株式会社」が命名権を取得し、道路名称が「MAZDAターンパイク箱根」、施設名称が「MAZDAスカイラウンジ」に変わっています

そして2018年からは「アネスト岩田」が命名権を取得し、現在は道路名称が「アネスト岩田ターンパイク箱根」、施設名称が「アネスト岩田スカイラウンジ」となっています

ちなみに「アネスト岩田」は、コンプレッサなどの圧縮機や真空ポンプなどの真空機器を作っている会社だそうです

箱根ターンパイクを通った時は、まだ東京で桜が開花したばかり・・

2023年桜の開花・満開予想(第8回)| 日本気象株式会社 (n-kishou.com)より

箱根に向かう山道には、まだ肌寒い風が吹いていましたが、もう少ししたらこんな桜のトンネルを、爽快に飛ばすことができるかもしれませんね!

箱根ターンパイク - Wikipediaより

「いや~、また行きたくなってきた~!」