独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#79 城南島海浜公園

 

前回は「修善寺虹の郷」のイルミネーションを見に行った話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

 

あれからすぐに年が明け、2024年元旦の朝を迎えました

おせちをつまみ、お雑煮を食べたら、近所の神社に初詣

「今年もハッピーカーライフが送れますように・・」

今年もいろんなところにドライブに行きたいし、7年目の車検も待ってるし、免許の更新もあるし、娘がクルマを買うみたいだし、もしかして私も新車に乗り換えるかもしれないし・・

何だか今年も、クルマの話題に事欠かない一年になりそうです

さて、元旦の午後になって・・

「天気もいいし、どこか行く?」と私

「どこに行くの?」

「正月の都心って走ったことないから、ひとまず新宿を通ってゲートブリッジで海を眺めて帰ってくるって、どう?」

「いいわねぇ~」

「ゲートブリッジの先に飛行機が見える公園があるんだけど、そこも寄ってみる?」

「うん!」

ってことで、とりあえず新宿を通り、靖国通りから両国に抜けて、新木場から東京ゲートブリッジを通って「城南島海浜公園」に行ってみることにしました

走り出すと、クルマの数はいつもの2~3割程度

「いつもこんなに空いてればいいのにね~」と奥さん

「天気もいいし、道路も空いてるから、気持ちがいいね~」

歌舞伎町にはそれなりに人はいましたが、予想したほどでもなく・・

靖国神社もお詣りの人で混んではいましたが、ごった返すほどではありません

「意外に混んでなかったね~」

「午前中が混んでたんじゃない?」

「そっか~」

東京ゲートブリッジを渡る手前で駐車場を覗くと、これが結構混んでます

「歩いて渡る人がいるのね?」

「クルマじゃゆっくり写真を撮れないからね」

Tokyo Gate Bridge 2018 - 東京ゲートブリッジ - Wikipediaより

そうなんです

このゲートブリッジからは、キレイな夕日や富士山が見えるんです

Abbey -旅するように暮らす、暮らすように旅する- (note.com)より

橋の途中は駐停車禁止ですから、きれいな写真を撮るなら歩いて渡るのが一番!

ゲートブリッジを降りて、城南島に渡ると、すぐに「城南島海浜公園」があります

ここは前に行った「京浜島つばさ公園」よりも大きくて、駐車場もあるから便利です

クルマを停めて外に出ると、頭上で大きな音がしたので見上げると・・

「わ!飛行機だ!」

慌てて連写します

実際は写真よりかなり大きく(近く)感じます

「こんな真上に来るんだね~!」

「近いわね~!」

そんなことより陽が沈んでしまうので、とりあえず海岸の方に向かいます

何とか間に合って、撮った写真がコレ

「キレイだね~」

「向こうの建物が無きゃ、もっといいのにね~」

周りを見ると、本格的なカメラで撮ってる人もいます

いやいや、こりゃいい場所を見つけました~!

今度から、飛行機や朝日・夕日を見たくなった時はここに来ることにしましょう!

クルマに戻る時に携帯を見ると、画面にポップアップ情報がたくさん出ていて・・

能登半島震度7地震だって!」

「えっ!震度7?」

「また能登半島だよ~」

「でも今日は元旦よ~!」

「あと津波警報も出たみたいだよ」

「え~!、そうなの?」

その後、これが大津波警報に変わって、日本海沿岸には一晩中警戒警報が出ていたのはご存じの通りです

そして次の日の夕方

今度は羽田空港で、JAL機と海保機の衝突炎上事故が起きてしまいました

「ねぇ、これって、昨日私たちがいたすぐ傍じゃない?」

「そ・そうかも・・」

調べてみると、JAL機が炎上した場所は、下の写真の丸印部分になります

羽田空港・C滑走路が再開 | 毎日新聞 (mainichi.jp)より

これをGoogleマップで見てみると、恐らく黄色い丸印の辺りなので「城南海浜公園」とは目と鼻の先・・・

もしも1月2日に夕日を見に行っていたら、大変な現場に遭遇していたかも・・

日本はどこに住んでいても、地震から逃れることはできません

特に東京は、巨大地震がいつ起きてもおかしくない状況です

事故だって、どこでどんな風に起きるかなんて予測がつきません

海保機の5名の方が亡くなられたことは残念ですが、JAL機に乗っていた乗客乗員全員が無事に脱出できたことは、本当に不幸中の幸いでした

改めて、今年は「いつ何が起きるかわからない」という覚悟を持って、充実した日々を過ごしたいと思います

最後に、能登半島地震で被災された皆さま、亡くなられた海上保安庁の皆さまに、謹んでお悔やみとお見舞いを申し上げます