独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#57 栗林公園&讃岐うどん

 

3年前の外出自粛から数えて4回目のGWになって、やっと(一応)気兼ねなく遠出が出来るようになりました~!

ってことで・・今回は遠出も遠出、なんと四国に行ってきました!

初日のコースは、【明石大橋】~【栗林公園】~【瀬戸大橋】~【西条】

さすがに明石大橋は混んでいましたが、淡路島に入ると混雑も解消してきて、大鳴門橋まで来るとクルマも少なめ(淡路で降りる人が多いのかな?)

橋上はスピードを落として、とりあえず橋の写真をパチリ(奥さん撮影)

眼下はちょうど渦潮ポイントだったのですが、さすがにクルマからの撮影は無理ですね

でも鳴門の渦潮は一度見たことがあるので今回はパスして、今日の目的地【栗林公園】に向かいます(ちなみに鳴門北ICは降りるクルマでメチャ混みでした)

公園の駐車場探しには少し苦労しましたが、何とか北口近くのコインパーキングに停めることができました(一日停めても450円は安い!)

国の特別名勝に指定されている【栗林公園】は、高松藩主の別邸として歴代藩主が百年余りの歳月をかけて完成させた大名庭園だそうです

紫雲山を背景に6つの池と13の築山があり、日本三名園水戸偕楽園、金沢兼六園、岡山後楽園)よりも木や石に風雅な趣があるんだとか・・(お~!、いいじゃないですか!)

公園のおすすめ見学ルートを歩くと、約1時間かかるみたいです(ちょうどいい感じ)

さっそくそのルートに沿って行きましょう!

この公園は松が有名なんですが、確かに松の木が多くて、どれも立派!

お~、向こうに見えるのが紫雲山ですね!

新緑に覆われた山と公園の木々が、まるで繋がってるみたい(だから壮大な感じがするんだ!)

松の木の向こうには池があり・・

近づくと鯉や亀が寄ってきて、のどかな雰囲気です

今日は陽が照って少し暑いのですが、松の木陰に入るとそよ風が気持ちいい~!

説明にあった通り、池と木と石がうまく配置されているからか、見る方向によって景色が変わっていくから不思議です

ここを毎朝散歩できたら、さぞ気分がいいでしょうね!(昔の大名が羨ましい)

紫雲山の方向に歩いて行くと、「日暮亭」という茶屋が見えてきます

普段はここでご飯を食べられるらしいのですが、今日は貸し切りでダメみたい

まぁ、お昼は近所の讃岐うどんと決めているので別にいいんですが・・

紫雲山の麓からは滝が流れ落ちていて、公園内の池に流れ込んでいます

自然の山を背景に造られているのは、景色だけじゃなく水を引き込むためでもあるんですね

この公園は松だけじゃなくて、紅葉やソテツなんかも植えてあります

それも木々の配置が実に絶妙で、前後の景観と上手にセパレートされているんです

だから歩みを進めるごとに色んな景観を楽しめるんだ~!(いや~、これはよく考えてある!)

掬月亭(きくげつてい)というお茶室を過ぎると、互い違いの板橋が見えてきます

ここを渡らずに池に沿って歩いていくと、向こうには小さな橋が掛かってて、それをベンチから眺めるカップルが一組・・(いいですなぁ)

そう言えば、この公園はお年寄りや外人も多いけど、若いカップルも結構いました

それを横目に先へ進むと、中の島の向こうに船が・・

いや~、優雅に水上見物、いいですな~

ふと手前に目を移すと「おっ!鳥だ!」

こちらも優雅?に、水中の小魚を狙ってます

昔はあのお座敷から、そんな様子を一日眺めていたんでしょうか?

何だか本でも読みながら、ずっと景色を眺めていたい気分になってきました

池の周りを進んで行くと、大きな太鼓橋が現れます

ここを渡ってもいいのですが、ちょっと我慢して先に進みましょう

おっと、みんなアイスを買って涼んでますな

今日は暑いですからね~

売店を通り過ぎて、池を回り込むと・・

飛来峰という矢印が出てきました

園内随一とやらの眺望を拝みに行きましょう!

「お~!、確かに随一の眺望だ~!」

奥の紫雲山と池、周りの松と太鼓橋が和の絶景を造り出しています!

これは確かに世界が認めた庭園美だわ~!

感心しながら迎春橋を渡ろうとすると、「赤い和傘の貴婦人?」

と思いきや・・赤い洋傘のおじさんでした・・(^^;

橋を渡った先には乗船場があって・・

そろそろ見学コースも終わりに近づいてきました

満足して正面出口から外に出ると、「おっ!ハタキが置いてある」

なるほど足元を見ると、靴が真っ白になってました(こりゃ親切ですな)

いや~、栗林公園はいい庭園ですね~(やっぱ来て良かった~)

さて、散策の後は「讃岐うどん」と行きましょう!

向かったのは「さぬきうどん上原本店」

栗林公園の目の前にある、グルメ検索では有名なお店です

本場讃岐うどん 上原屋本店 (ueharayahonten.com)より

多少並ぶのは覚悟してたんですが、いざ行ってみると店の前から駐車場を過ぎて道路まで50人以上は並んでる(-_-;)

「うそ~!、こんなのに並ぶの~!?」と奥さん

「うどんだから回転は早いと思うけど・・」

「いやだ~、他にないの?」

ってことで次に向かったのが「松下製麺所」

ココは「孤独のグルメ」で登場したことがある店だそうで・・

孤独のグルメ 大晦日スペシャル~食べ納め!瀬戸内出張編~:テレビ東京 (tv-tokyo.co.jp)より

こちらも並ぶのを覚悟で向かったのですが、こりゃまた想定外!

「お~、そんなに並んでないよ!」

「あっ!ホントだ」

「さっそく並ぼう!」

注文の仕方が全くわからないので、前の人たちの注文を聞いていると、「何玉か」と「温かい/冷たい」のどっちかを言うみたい

「1玉250円だって」と奥さん

「1玉で十分そうだから、あとは温かいのか冷たいのかだね・・」

「私は冷たいの!」

「俺は温かいので行くかな!」

「ネギと天かすは自分で入れてね!」とお店の人

丼ぶりに入れてもらったうどんを茹でざるに移して、お湯で10秒ぐらいシャバシャバしたら、お玉でだし汁を注いでネギと天かすを振りかけたら、出来上がり!

「う~ん、なかなか旨いじゃん!」

冷たい方は最初から甘めのツユが入ってて、後からショウガとネギを乗っけます

「私はもうちょっとコシがあった方がいいかな~」と小声で奥さん

武蔵野うどんを食べなれているせいか、硬いうどんがお好きなようで・・

「でも、あっちに並ばなくてよかったわね~」

「確かに・・」

並んですぐに食べられて、二人で500円ですから文句は言えませんね

さて讃岐うどんも食べたし、あとは瀬戸大橋を眺めながら西条に向かいたいと思います

ってことで、向かったのがココ

ちょうど坂出から伸びる瀬戸大橋が見えるんですよね(何組か同じように写真を撮りにきてました)

撮った写真がコレなんですが、逆光&画角不足で上手く撮れませんでした(う~ん、残念・・)

この橋は香川県坂出市岡山県早島町を繋ぐ6つの橋で出来てるんですね

瀬戸大橋:JB本四高速- (jb-honshi.co.jp)より

上部が自動車道路、下部が鉄道の2段構造になっていて、私も仕事で高松から岡山まで電車で渡ったことがあります

本当はここもクルマで渡ってみたかったのですが、明日はもっと西にある橋を渡るので、今日のところはお預けです!