独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#76 南伊豆・冬の花めぐり

 

前回「稲取リゾート」に泊まった話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

一夜明けて窓の外を見ると、ちょうど朝日が昇ってきました

太陽って、顔を出したと思ったら、昇るのが早いですね

写真撮ってる間にドンドン昇って、あっ!と言う間に全部出てしまいました

今日の空は少し雲が多めですが、それでも良い天気になりそうです

朝風呂に入り、美味しい朝ごはんをいただいたあと、チェックアウトしてまず向かったのは、太平洋を一望できる「浅間山展望台」

稲取リゾート」から「伊豆アニマルキングダム」に向かって行き、ゴルフ場方面に曲がって少し走った所に展望台入口はあります

入口から細い道を少し登ると、展望台駐車場?(空き地)に着きます

着いた時は先に1台停まっていましたが、あまり来る人はいなさそう・・

とにかく、草ぼうぼうだけど、階段を登ってみましょう!

とりあえず海の見えそうな方へ向かいます

お~!朝日に輝く海が見えてきました~!

そして黄金色の海に、稲取の街が浮かんでます!

左側に見えるのは、熱川温泉の街並みですね

で・・その向こうには、大室山が小さく見えています

あの大室山は今は茶色ですが、2月11日には真っ黒になるはずです

ここの展望台はかなり殺風景ですが、眼下に見える景色は大変素晴らしい!

さ~て、ここからは稲取に戻って、朝市に行きたいと思います

朝市会場に来ると、駐車場はもうクルマでいっぱい!

仕方がないので堤防に停めたのですが、ここに停めていいのかな・・?

朝市で金目と鯵の干物(2,000円)を買って戻ってきましたが、何とか大丈夫でした~(帰って食べたら、これがメチャ美味しかった!)

また次に来た時も、ここには寄らねば・・

ここからは下田方面に南下して「爪木﨑花園」に行きます

いまここで「水仙まつり」をやってるんですよね

爪木﨑の水仙は、岬の尾根に沿って野生の水仙が300万本も自生しているんだとか・・

なかなか見応えがあります

水仙を見ながら歩道を歩いていくと、反対側に小さな入り江があります

近寄ってみると・・

さすが南伊豆だけあって、水が透き通ってますね

ここから尾根に上がって、灯台に行ってみたいと思います

この灯台は「恋する灯台」に認定されてるんだとか・・

おっ!その「恋する灯台」が見えてきました!

確かに青い空と青い海をバックに、灯台の白がキレイです!

灯台を回り込むと、キレイな海が広がっています

360°とは行かずとも、270°ぐらいは見渡せますね(やっぱり地球は丸かった・・)

爪木﨑から、今度は「石部の棚田」に行きたいと思います

と、ここでお腹が減ってきたので、ローソンでサンドイッチを買って、ペリー通りを抜けて下田公園でランチすることにしました

眼の前の港は、波がおだやかで、まるで地中海の港みたい・・

稲取もそうですが、下田もどこか異国情緒が漂ってますね

ランチを済ませて「石部の棚田」に向かう途中、奥さんが突然「あれ見て!菜の花じゃない?」

「わっ!ホントだ~!」

この場所は、南伊豆町湊の日野交差点辺り

あとで調べたら「元気な百姓達の菜の花畑」って言うんですね

広大な敷地に菜の花がいっぱい咲いてます!

「ねぇ!停めて!」

「あっ!、うん」

近くの公園にクルマを停めて、さっそく見に行くことにしました

「まだ12月なのに、もう菜の花が咲いてるなんて、さすが南伊豆だね」

「ホント!ここを通って良かった~!」

思わぬところで、思わぬ景色に出会えました~!

寄り道ばかりしましたが、やっと「石部の棚田」に到着

この棚田は、昔(昭和30年ごろ)は約1,000枚あったそうですが、その後は段々使われなくなり、現在は約370枚が使われているだけだとか・・

さっそく展望台に登ってみましょう!

冬枯れしてて分かりにくいですが、木が生えてないところが棚田で、それが細長くずっと下まで続いています

能登の白米千枚田には到底敵いませんが、これも伊豆らしい風情ある景色です

そして棚田の向こうには、きれいな富士山が・・

来年の5月ごろには、富士山と一緒に青々とした棚田が見れるんでしょうね

南伊豆には、まだまだ見る場所がたくさんありそうです!