前に「新型クラウン」と「シトロエンC5X」が似てない?って話をしましたが・・
今回は「新型シエンタ」が、欧州産MPVに似てない?って話です
でも、こう思ったのは私だけじゃないようで、こんな記事↓が掲載されていました
新型「シエンタ」は和製フランス車!? トヨタの信頼性×欧州車のルックスって最強パッケージなのでは? | くるまのニュース (kuruma-news.jp)
元々シエンタは、5ナンバーサイズながら、3列シートを備えた7人乗りミニバンとして根強い人気がありました
【2代目シエンタ】
そのシエンタが、今回フルモデルチェンジして3代目になったわけですが・・
【新型シエンタ】
前のモデルはどちらかというと、台形でシャープなイメージでしたが、新型は箱型で角が丸くなり、フロントマスクも「かわいい」イメージに変わりました
だから、欧州産MPVのように感じるんですね
記事にもありましたが、フロントマスクは、確かにフィアットの「パンダ」によく似ています
【フィアット・パンダ】
【新型シエンタ】
箱型で丸い感じは、ルノーの「カングー」ですかね
【ルノー・カングー】
【新型シエンタ】
ただ、鼻先の長いカングーのほうが「かわいさ」がありますね
横からみた感じは・・
「カングー」というよりは・・
シトロエンの「ベルランゴ」ですかね
そして後ろ姿はと言うと・・
こう見ると、確かに「新型シエンタ」は欧州産MPVに似ていますが、醸し出す雰囲気が少し違う気がするのは私だけでしょうか?
というのも、欧州のMPVはどこか無骨さを感じるのですが、「シエンタ」にはそれが無いというか、シュッとした優等生って感じ・・
いわゆる「骨太感」がないって言えば当たってるかな?
「シトロエンC3」に乗った時も感じましたが、1トンちょっとの軽いクルマなのに、ドアはガッチリしているし、キャビン周りのフレームは、乗り込む時に足が引っ掛かるほど太い!
ただその分、室内(特に後席)は狭いし、使い勝手が良いとは言えませんけどね
それに比べて「シエンタ」は、スペースを居住空間として最大限活用してますよね
余裕の室内と、広い後席
低い床に、高いルーフ
5ナンバーなのに、ウォークスルーも出来て、7人乗り3列シート
多様なシートアレンジで、大きな荷物の積載もできて、車中泊だってOK
ハンズフリーのオートスライドドアまで付いていて・・
これで取り回しもよくて、狭い駐車場もOK、最新の安全装備も充実していれば、人気があるのは当然です!
これで欧州産MPVのように、遊び心いっぱいのスタイルになれば、そりゃ家族でアウトドアレジャーに出かけたくなります!
ただ目的地までの移動は、早く、楽に、楽しく、安心して移動したいモノ
でも新型シエンタには、欧州MPVのような「車両剛性」や「操安性」「動力性能」は、あまり期待できないような気がします
特に高速道路を使った長距離移動や、カーブが多いワインディングなどは、ドライバーが運転に気を遣う場面が多くなるかもしれません
でも、これは仕方のないこと・・
別に「シエンタ」だけじゃなく日本のミニバンは、日常の使い勝手をどれだけ充実させるかが重要で、高速域での長距離移動などに重きを置いていませんから・・
日本と欧州じゃ、道路事情や国民性が違いますし、そもそも開発コンセプトが違いすぎます