先々は子供に譲るつもりで「シトロエンC3」を買って3年半
いろいろトラブルもあって「乗り続けるか」「手放すか」迷っていたわけですが・・
大変参考になるコメントもいただき、ついに売却することにしました!
ということで、今回は「シトロエンC3」売却までの話を書きたいと思います
元々C3は、3年後に買い取りもしてくれる条件だったので(結局は残価を払って車検を通しましたが・・)、まずは、シトロエンディーラーに電話をしてみます
店長さんに話をすると「わかりました、とりあえず概算で出してみますね」とのこと
出してくれた金額は、私が希望していた金額の2/3程度でした
「年式と走行距離からいうと、これが相場のお値段になります」
電話の声のトーンからすると、これ以上は期待できない感じ・・
「そーですか・・、ちなみに、買取業者さんも同じですかね?」
「何とも言えませんが、オーダーが入っていれば、高くなる可能性もあると思います」
「そーですか、わかりました」
たぶん、これ以上交渉しても無理だと踏んで、とりあえず電話を切ります
「さーて、どうするか・・」
どうするかと言っても、買取業者に査定を頼むしかありません
以前、「日産フーガ」の下取り価格を調べるために、一括査定を申し込んだら、猛烈な電話攻めにあった記憶が蘇ってきました
「あの時は、売る気もないのに、電話がガンガン掛かってきて面食らったけど、今回は売る気満々だからな!」
「とにかくディーラーより高ければ、こっちで決めちゃおう!」
ってことで、一括査定のサイトから、情報を入力してポチッ!
クリックして数分すると(いや・・1分も経ってないかも・・)、もう電話がかかってきました(ってか・・早過ぎ!)
「もしもし・・」
「輸入車買取のY社ですが、査定のお申し込み、ありがとうございます!」
「あ・・はい」
「よろしければ、本日査定にお伺いしたいと思いますが、如何でしょうか?」
「あ・・はい」
どうせ暇だし、できれば何社か比べたいし、さっそく午後一番で、来てもらうことにしました
電話を切ると、不在着信がすでに何件も・・
「お~、もうこんなに来てる!」
電話攻勢が凄いことはわかっていましたが、改めて「す・凄い!」
と思っていたら、もう、次の電話がかかってきて・・
「もしもし・・」
「Bモーターと申します!査定のお申込み、ありがとうございます!」
「は・・はい」
「さっそくですが、本日、お伺いしてもよろしいでしょうか?」
「あ・はい、午後一番に1社来るので、その後でもいいですか?」
「大丈夫です!ではその後ということで!」
電話も早けりゃ、話も早い!
電話を切ると、「うわっ!不在着信が倍に増えてる!」
「ショートメールも来てるし・・、うわっ!PCにもメール来てる・・」
こりゃ、前回のフーガ以上ですな・・
結局、もう1社(3社目)来ることが決まったところで、最初の業者さんが来る時間になりました
「初めまして、輸入車専門に買取やってるY社です!」
「どうも、よろしくお願いします」
鍵を渡して待っていると、次の業者さんが来てしまいました
「初めまして、お電話したBモーターです!」
「あっ!どうも・・」
1社目がいま来たばかりだと告げると、「大丈夫ですよ!よくあることですから・・」
「シトロエンC3」の前で、お互い軽く会釈すると、一緒に査定を始めてしまいました
「なるほど・・、お互い勝手知ったる何とか・・なんだ」
どうせ見るとこも同じだし、待ってる時間がもったいないってことね
それと今は、車検証から内外装まで、ぜーんぶ携帯で撮って会社に送るんですね
それを見ながら、上司と営業マンがやり取りして、査定額を決めてしまうようです
最初のY社さんが「次の買い替え予定はいつですか?」と聞くので
「もう一台あるから、買い替えはないです」と答えると
「それは良かった!」
「では、ご売却はいつもで大丈夫ってことですか・・?」
「もう乗らないから、置いていても駐車場代がかかるだけだしね」
「早いご売却だと、こちらも良い買取額を出しやすいんですよ」
「そーなんだ・・」
「一般的に中古車は、時間が経つほど相場が下がっていきますから、次のクルマが納車になるまでは手放せないと言われると、査定が難しくなるんです」
「なるほど・・」
「それと、今月お電話をいただいて良かったですよ」
「なんで?」
「これが10月とかだと、なんだかんだで、市場に出せるのが年末になるんです」
「ほー」
「すると、すぐに年式落ちしちゃうんですよ」
「そうか・・」
「なんせ、クルマはナマモノですから・・」
「なるほど!」、うまいこと言いますね
さて、査定が一通り終わって、最初のY社さんと、買取交渉になりました
「ご希望の額はどれぐらいですか?」
「150万円ぐらいかな・・」
「それなら、いけると思いますよ」
「そうなの?」
ディーラーの買取額より、断然いいじゃん!
「この場でうちに決めてもらえるなら、2割増で会社と交渉します!」
「だったら決めてもいいけど、ホントに大丈夫なの?」
結局、その金額はできなくて、話は振り出しに戻ってしまい、次のBモーターさんと、売却時期を話していると、再びY社さんがやって来て・・
「一斉入札させてもらえませんか?」
「えっ!そんなのアリなの?」
するとBモーターさんが「私もそれを、ご提案しようと思ってたんです!」って
「同時に買取価格を出すので、この場で、高い方に決めていただくわけです」
「ご了解いただけるなら、精一杯のお値段を出させてもらいます!」とY社さん
これは、業界ではよくある「やり方」なんだそうです
少しだけ迷いましたが、とりあえず、ディーラーよりは高く買い取ってくれそうだし、この後何社と会っても、大体似たような値段だろうし、ここで決めちゃうか!
「わかりました、じゃあ、それでお願いします」
「じゃあ、お互い名刺の裏に金額を書きますので、少しお時間をいただけますか?」
一旦、部屋に戻ると、奥さんが外出先から帰っていました
「どこに行ってたの?」と奥さん
「いま駐車場で、買取業者にクルマの査定してもらってたんだよ」
「ディーラーには、聞いてみたの?」
「聞いたけど、全然ダメだった!」
「そうだったんだ~、それで高く買ってくれそうなの?」
「これから2つの業者さんで、一斉入札することになったよ」
「何それ?」
「せーので見積もり出してもらって、高い方に決めるんだよ」
「へ~、それで大丈夫なの?」
「まぁディーラーよりは、高く売れると思うよ」
「ふ~ん」
奥さんは「シトロエンC3」がそこそこで売れて、駐車場代を払う必要がなくなれば、それでいいみたい
しばらくすると、「準備ができました」と連絡がありました
両社から同時に名刺をもらって、裏を見てみると・・
Y社さんは、私の希望額に1割弱乗っけた金額、Bモーターさんは、希望額より1割ほど低い金額が書いてありました
Bモーターさんが「この上に、両方並べてもらえますか?」とバインダーを出すので
「いいんですか?」と聞くと「大丈夫です、お願いします」とのこと
名刺を見たBモーターさんが、「あ~負けましたね、写真だけ撮らせてもらいます」と言って携帯でパチリ!
「私はこれで帰ります」と、あっさり帰っていきました
ちなみに3社目には、すぐにお断りの連絡を入れました
ディーラーに電話をしたのが11時ごろで・・
それから一括査定を申し込んだら、バンバン電話がかかってきて・・
13時から、駐車場で査定をしてもらったと思ったら・・
入札で売却先を決めて、契約書にハンコ押したのが15時
査定から契約まで、なんと4時間のバタバタ劇でした
「売却先決まったよ!」
「あら早いわね!どうだった?」
「うん、一応希望価格よりは、高く引き取ってもらえたよ!」
「良かったじゃない!」
「来週、引き取りにくるって」
「さっそく駐車場も、解約しなきゃね!」
よほど駐車場代の方が、気になるみたいです
あまりに早すぎて「本当に大丈夫?」って感じですが、買取業者もどんどんクルマを仕入れなきゃいけないし、1台に時間をかけてる場合じゃないんでしょうね
ちなみに、クルマに貼ってるステッカーやカッティングシート、アマゾンで買ったコンソールボックスや、ダッシュボードに貼ってあるフェルトも、そのままで大丈夫だそうです
こんな時を考えて、全部簡単に剥がせるようにしていましたが、余計な心配でしたね
ってことで、これで3年半のシトロエンライフが、終了します