2022年1月7日、グループPSAジャパンはシトロエンC4を1月22日から販売開始すると発表しました
C3に乗り始めてシトロエンの魅力に憑りつかれた私にとっては、「ものすごく」興味のある出来事なので紹介させていただきます
これまで日本で販売されていたシトロエンは、
コンパクトハッチのC3
コンパクトSUVのC3エアクロス
ミニバンのグランドC4
ミドルSUVのC5エアクロス
マルチビークルのベルランゴ
の5車種でしたが、今回これに5ドアハッチバッククーペが追加になったわけです
ちなみにシトロエンは8年連続で売り上げを伸ばしており、2021年は前年比17%増の5,800台を販売したとのこと
グループPSAジャパンによれば、2021年に販売されたシトロエン車の約半分がベルランゴだったそうです
ベルランゴって私も知らなかったのですが、5人乗りのトールワゴンで、2列目シートが3席セパレートタイプになっています
収納スペースが至る所にあって、ラゲッジスペースも広大!
家族や仲間といろんな遊びに使えるアウトドアビークルってところですね
さて、本題に戻って・・
新型C4が5ドアクーペと言っても、いわゆる「SUV風クーペ」ってヤツですね
フロントマスクは最近のシトロエン顔で、ちょっと前のキモかわいいから少し精悍な顔つきになっています
横から見た感じは何処かで見たことあるような・・
マツダCX-30?、それともルノーのキャプチャー?、いやいやトヨタのカローラクロスかな?
C3やベルランゴに付いているエアバンプと呼ばれるドアパンチ防止のクッションを止めて、C5エアクロスと同様にサイドモールを盛り上げて、ウエストラインを細く見えるようにしています
でも、個人的には悪くないと思います
後ろ姿は、「あれ?これも何処かでみたような・・」
まあC-HRほどトランスフォーマーっぽくはありませんが、後ろ姿や全体の印象は似ています(^^;
さすがにクーペだけあって後ろに向かって切れ上がった窓と、なだらかに降りてくるルーフラインはいいですね
まあエクステリアデザインはそれぞれ好みが分かれるところですが、デザインを優先すると居住性が悪くなるのが常ですが、C4はどうでしょう?
リアシートスペースは2,665mmのロングホイールベースにより、クラス最大級のニースペースを確保しているそうです
足元は十分なスペースがありそうですが、クーペだけにヘッドクリアランスがどうなっているかですね(これは乗ってみないとわかりません)
そしてシトロエンと言えば、その乗り心地の良さ!
C4には「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」と呼ぶサスペンションが採用されています
これはC5エアクロスでも採用されているもので、ショックアブソーバーの中にセカンダリーダンパーというもうひとつの小さなダンパーが入っています
これによって従来では吸収しきれなかったショックを抑制することが出来、いわゆる「魔法のじゅうたん」と言われる、しなやかで滑らかな乗り心地を実現しています
これはC5エアクロスで試したことがあるのですが、かなりいいです
どんな凹凸も、しなかやに柔らかく受け止めて、惚れ惚れするぐらい・・です
C3とは違って、上質な「魔法のじゅうたん」とでも言うのでしょうか・・
それとこれもC5エアクロスから採用された「アドバンストコンフォートシート」
中心部に高密度フォーム、表面には15mmもの厚さがある特別なフォームを採用し、身体を柔らかく包み込む心地良さとともにホールド性を両立しています
この二つが採用されているC4には、一度乗ってみる価値があると思います(いやいや、早く試乗してみたい!)
そして安全装備も充実!
C3にはないヘッドアップディスプレイやアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシストなども装備(最近のクルマの安全装備はすごいですね!)
今回はガソリン車、ディーゼル車に加えてBEV(電気自動車)が発売されるのも大きな話題です
1.2ℓガソリン車が2,900,000円~3,250,000円、1.5ℓディーゼル車が3,450,000円、電気自動車が4,650,000円となっています
1.2ℓのFEELが290万円と言うのは、C3やC3エアクロスと比べたら、ハッキリ言ってお買い得だと思います!
これは絶対に試乗せねば・・
今度試乗車に乗ることができたら、改めてご報告させていただきます