独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#147 「Cセグメント」のすすめ

 

「BMW420GC」の後継車を探しているうちに、もう7年が経ってしまいましたが・・

「よし!、乗り換えよう!」と思うクルマってなかなか見つからないものですね

ただ、いろんなクルマを見たり、乗ったり、調べたりして確信したのが、やっぱり次に買うクルマは「Cセグメント」だな~ってこと

買い物行くにも、駐車場に停めるにも、狭い道走るにも「Dセグメント」のクルマじゃ扱い難いし、かと言って「A・Bセグメント」じゃ、家族を乗せるにも、荷物を積むにも何かと不便だし、長距離を走るのも疲れます

 

Cセグメント」の基準

Cセグメント」と言っても明確な基準があるわけじゃないのですが、一般的には全長が4.2~4.5m、幅は1.7~1.8mで、いわゆるコンパクトカーより少し大きめのクルマです

国産車でいうなら「カローラ」や「マツダ3」、輸入車なら「ベンツAクラス」や「BMW1・2シリーズ」ってところでしょうか

 

Cセグメント」のメリット

Cセグメント」がいいのは、取り回しの良さだけではありません

ひとつは車体が軽くなる分、相対的に動力性能がアップすること

EVじゃなければ「Dセグメント」より100~200kgは軽くなりますから、トルクが200Nmもあればキビキビ・スイスイ走ります

ターボエンジンなんか搭載してたら、スポーツカー顔負けの走りです!

もうひとつは、ボディバランスが良いこと

大き過ぎないから無駄な出っ張りもないし、逆に小さ過ぎてエクステリアデザインが制限されることもない

伸びやかで塊り感のあるフォルムは、無理無駄のない美しさがあります

あとひとつは、「Dセグメント」より車両価格が安いのに、装備は「Dセグメント」並みに充実していること

Dセグメント」だと国産車でも500万円オーバーは当たり前、輸入車なら600~700万円するクルマがゴロゴロありますが、「Cセグメント」なら国産車で250~400万円、輸入車でも350~500万円で手に入れることができます

それでいて運転支援や安全装備は「Dセグメント」と同じだし、シートやナビ、メーターやエアコン、コネクティッドサービスだってほとんど差がありません

もうこりゃ「Cセグメント」選ぶしかないでしょ!

 

Cセグメントハッチバック

ところで「Cセグメント」のクルマってどんなのがあるの?

ってことで、まずはハッチバックから・・

※価格はいずれも2024年8月現在

トヨタカローラスポーツ

TNGAプラットフォーム採用によって安定したハンドリングと乗り心地を実現しながら、スポーティなフォルムと走りで若者や女性にも人気の一台

 

トヨタプリウス

全長4.6mは少しオーバーサイズですが、全幅が1.8mを切っているので運転し易いし、まるでスーパーカーのようなフォルムはクラウンよりも斬新!


日産「リーフ」

日産で「Cセグメントハッチバック」を探してみると、電気自動車「リーフ」しか見当たりませんでした・・

 

ホンダ「シビック

11代目になった「シビック」には進化した「e-HEV」システムが搭載され、まるでエンジンがシフトアップしていくような鋭い加速は「爽快」そのもの!

 

マツダマツダハッチバック

新開発プラットフォームと新エンジン「SKYACVTIV-X」を初めて搭載したCセグメントで、マツダの「鼓動デザイン」「人馬一体」を存分に感じられる一台

 

スバル「インプレッサスポーツ」

水平対向エンジンによる低重心化とシンメトリカル(左右対称)AWDで常に安定した走りを実現、これに「アイサイト」という運転支援が合わさると無敵です

 

メルセデスベンツ「Aクラス」

一番小さい「Aクラス」でもベンツはベンツ!運転支援や安全装備も上位グレードに引けを取ることは決してありません

 

BMW「1シリーズ」

FFになっても「BMW」らしい走りは健在!、室内空間や乗り心地も改善されてファミリーユースにも十分対応できます

 

アウディ「A3ハッチバック

VWグループのプレミアムブランドだけあって、安心・安全に加えて上質な内装と抜群の直進安定性を誇ります

 

フォルクスワーゲン「ゴルフ」

Cセグメント」のベンチマークとなっている「ゴルフ」は、信頼性が高く手頃な値段の輸入車として人気がありますが、今秋のMCで更なる進化を遂げるようです

 

プジョー「308」

小径ハンドルの上から見るメーター、トルクフルな1.2Lピュアテックエンジン、しなやかで粘りのある足回りは、一度乗ってしまうと癖になるクルマです


その他

ボルボ「V40」とルノー「メガーヌ」は既に生産終了しているため、ここには掲載しませんでした

 

CセグメントSUV

続いて「Cセグメント」のSUVになります

居住性、走破性、積載性を重視したSUVには、そもそも「Cセグメント」というカテゴリーがありませんが、敢えてリストアップするとこんな感じかな?

※価格はいずれも2024年8月現在

 

トヨタカローラクロス」

際立った良さもないけど、悪い所も見当たらないのが「カローラクロス」の良い所

ちょうど良い大きさで使い勝手も良く、運転しやすくてコスパが良いのが売りです

 

日産「キックス」

同じ日産の「アリア」は大き過ぎて「Cセグメント」とは言えないので、少し小さいけど「キックス」を挙げてみました(値段も手頃ですしね)

言わずと知れた「e-PowerSUVで、キビキビ走ります!

 

ホンダ「ヴェゼル

Cセグメント」としては小振りながらも「e-HEV」の走行性能、後席居住性、乗り味ともにトップクラスのレベルと言えるでしょう!

 

ホンダ「ZR-V」

シビック」とプラットフォーム、パワーユニットを共有するだけに、SUVとは思えないスポーティな走りを堪能できます

 

マツダ「CX-30」

CX-3」と「CX-5」の間に位置する「CX-30」はまさに「Cセグメント」で、日常の使い勝手がよく、SUVなのに立体駐車場に停められるのが嬉しい!

 

マツダ「MX-30」

充電してモーター走行(107km)もできるし、ロータリーエンジンで発電すれば最大770kmを走れるし、観音開きドアと併せてマツダならではのユニークな1台

 

スバル「クロストレック」

「XV」の後継モデル「クロストレック」は、都会的な「XV」よりアウトドア感が強まり安全性・静粛性も向上、悪路走破性はさすがスバルとしか言いようがありません

ベンツ「GLA

見るからに都会派SUVという出で立ちで、もしかして「Aクラス」よりオシャレかも・・、豪華な内装、静かな室内、先進の安全性は折り紙付きです

 

ベンツ「EQA」

「EQA」は「GLA」がベースのBEVモデル、静かでゆとりある走りがお望みなら、このクルマを検討してもいいかも・・

 

BMW「X1(iX1)」

一番コンパクトなSUVモデルだけど、この押し出し感はさすがBMWSUVでも「駆け抜ける喜び」はしっかり味わえます!


BMW「X2(iX2)」

セダンと同様にクーペタイプには偶数が当てられて、よりスポーティなフォルムになっています

 

アウディ「Q3(RSQ3)」

アウディらしく奇をてらわないフォルムの「Q3」は、アウディらしい直進安定性や悪路走破性に加えて軽快さも併せ持っています

 

アウディ「Q3スポーツバック(RSQ3スポーツバック」

「Q3」を流麗にしたクーペタイプが「Q3スポーツバック」になります

 

Jeep「コンパス」

ジープと言えば無骨なオフローダーのイメージですが、この「コンパス」は都会的なフォルムで、街乗りでもまったく違和感がありません!

 

シトロエン「C4」

「魔法の絨毯」と言われるシトロエン伝統の乗り心地は健在

トルクフルな1.5Lディーゼルに加え、航続距離400kmオーバーのEVも選択できます

 

プジョー「3008」

オシャレな外装だけでなく、プジョー独特の足回り、ドライビングポジションはちょっとしたお出かけでも運転する喜びを味わうことができます

 

ルノー「アルカナ」

ワイルドで腰高なボディと流麗なクーペスタイルを融合させたルノーの新SUV

一度乗って見ると、しなやかな足回りと優れた燃費に驚きます!

 

レクサス「UX」

ミドルサイズの「NX」とコンパクトな「LBX」の間に位置するモデル、使い勝手が良くて装備も充実しているのに、どうも影が薄いのが残念!

 

ボルボ「XC40」

「V40」が無くなったので「Cセグ」は「XC40」のみになりました

電動化が進むボルボでは、「XC40」にもEVが登場しています(699万円)

 

BMWミニ「カントリーマン」(旧クロスオーバー)

欧州名の「カントリーマン」に変わって、角々したイメージになりました

サイズも拡大してもうミニではなくなりましたが、その分室内&荷室空間が広がり、最新装備も満載されています(BEVモデルも追加)

 

フィアット「500X」

あのチンクエチェントがSUVになった?と思わせるようなポップな内外装

ベースはレネゲードですが、意外にキビキビした走りを楽しめるイタリアンSUV

 

こうやって見ると、さすがにSUVは車種が多いですね!

セダンやミニバンにも「Cセグメント」はありますが、キリがないのでこの辺にします

でもこうやって探してみると、「Cセグメント」って結構種類がありますね

選択肢が多いのも「Cセグメント」のメリットかもしれません!