独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#18 冬用タイヤとチェーン(1/3)

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年明け早々、都心でも雪が積もりました

 

冬タイヤを持っていない私は猫のようにジッとしているだけですが、昔は12月になると必ずスタッドレスタイヤに履き替えていたもんです

 

乗り始めたころは金属チェーンを使っていたのですが、スキーに出かける回数が増え、手間がかかること、ガタガタと衝撃があること、切れる可能性もあることから、スタッドレスタイヤを着けることにしました

 

最初に買ったのはヨコハマのアイスガードでした

ブリザックは人気がある分お高かったので、少し安いアイスガードにしたのでした

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純正タイヤは205だったのですが、スタッドレスは195にサイズダウンして少しでも安く買ったのを思い出します

 

このタイヤはものすごく静かで、夏用のポテンザよりも静かだった記憶があります

サイズダウンしていたせいもあるかもしれませんが、こんなに静かならずっとこれでもいいかと思うほどでした

 

でも、ある休日のスキー帰り、蓼科の下りでスリップして肝を冷やしたあと、原村のアイスバーンで滑って、路肩の雪に擦りながらようやく止まったことがありました

 

そもそもアイスバーンだったのでどんなタイヤでも滑ったとは思いますが、その時からスタッドレスタイヤだけはケチらないほうが良いと思うようになりました

 

知り合いに聞くとやっぱりブリザックが一番良いとのことで、それからはずっとブリザック一本になりました

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その後はクルマを乗り換えるごとにスタッドレスタイヤも買い替えるのですが、タイヤサイズも段々大きくなっていきました

 

ご存じのとおり、タイヤはサイズアップすると値段が極端に上がって行きます

フーガの時はホイルも含めると12万円以上したと思います

 

またマンションだとタイヤの置き場がないため、タイヤ屋さんに預かってもらうことになるんですよね(1年の3/4は預かってもらっている・・)

 

これも当然ながらお金がかかります

そんなある冬の土曜日、東京に大雪が降りました

 

その時奥さんが、「勤務先まで送ってほしいんだけど・・」

勤務先といっても家から5分ぐらいの場所なので「いいよ!」と私

 

フーガはすでにスタッドレスに履き替えていたので、ここぞとばかりに勇んで出かけたのはいいのですが、自宅に戻る時に大変な目に遭ったのです

 

家に戻るには200mほどの細い一方通行を通るのですが、そこはまだクルマが通った形跡もなく、20センチほどの雪が降り積もったままでした

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何の気なしにそこに入ると、数メートルいったところで車の底が雪に乗り上げた形になって前にも後ろにも動くことができなくなったのです   

 

いま思うと車高の低いFRで、かなり無謀なことをしたものです

しばらく格闘したのですがどうしようもなく途方に暮れていると、自宅前の雪を掻いている人を発見しました

 

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その人にスコップを借り、とにかくタイヤ周りの雪を掻き除きます

どれぐらいの時間やったでしょうか・・

 

雪と汗でぐちょぐちょになりながら、やっとの思いで雪をどけてクルマを動かすと、わずかに前後できるようになりました

 

反動を付けて前後に揺さぶり、何度目かにやっと一方通行の入り口まで戻ることができました

スコップをお借りした人にお礼を言い、とにかく大きな道路を選んで家の近くまで行くことにします

 

通常ならば先ほどの一方通行を使うしかないのですが、今日は無理なので大通りから一方通行を逆走して駐車場に入ることにしました

タイミングを見計らって大通りから一気に入り、やっと家に帰り着くことができたのでした

     

その日の夕方・・

「もう雪の日は出歩かないことだね」と奥さん

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一応アナタのご要望でクルマを出したからこうなったんだけどね・・

 

とにかくそれからは、たとえスタッドレスタイヤを履いていても雪の日はおとなしく自宅待機することにしました

 

その後BMWに乗り換える時に、一応タイヤ屋さんにスタッドレスタイヤを見積もってもらったら何と20万円もかかるそうで、速攻で「いや、もういいです」と返事したのでした