独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#47 新型シトロエンC4に試乗!(2/3)

 

dfcarlife.hatenablog.com

 

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以前シトロエンC4発売の記事を書きましたが、やっとそのC4に試乗できたので、乗り味や気付いた点を、いま乗っているC3とも比べながら書いてみたいと思います

 

それと同じグレードの試乗動画があったので、その評価と私の評価の違いも書いてみたいと思います

 

youtu.be

 

今回試乗したのは、1.5ℓディーゼルターボエンジン搭載のシャイン(ボディカラーはブランキャラメル)です

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本当は1.2ℓのガソリン車に乗りたかったのですが、今回はディーゼル車しかないと言うことなので仕方がありません

 

ただディーゼルなのにアイドリング音が静か!(これじゃC3と変わらない)

「これ本当にディーゼル?」って、思わずセールスさんに聞き直してしまいました

 

走り出してグッと踏み込んでも、ガラガラ音というより「グロロロロ・・」とC3のエンジン音を大きくしたような感じなので、ガソリンとの違和感はまったくありません

 

エンジン音はそれなりに車内に入ってきますが、「静音計画」を施工済みの我がC3と同じぐらいですかね(まっ、まずまずの遮音性かな・・)

でもセールスさんに言わせると、ガソリン車はもっと静かだそうです

 

スタイリングはもっとスマート?(ウエストラインが締まっている)と思ったのですが、実車を見るとそうでもありませんでした

 

ブランキャラメルという色のせいなのか、それとも18インチで扁平率60のかなり大きめのタイヤを履いているせいなのか、想像していたよりドテッとした印象です

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乗り込む時はドア枠が結構盛り上がっているので、足を意識して上げないと引っかかってしまいます(C3以上です・・)

 

船のドアハッチを跨ぐ感じとでも言うのか、「よっこいしょ!」ってな感じです

慣れれば何でもないですが、初めての人やお年寄りは乗りにくいかもしれません

 

ハンドル剛性はC3よりも高く、ハンドル径は少し小さめです

でも軽さはC3と同じで、街中の運転は楽です

 

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メーターは小さ目で動画で言ってるとおり必要最低限の情報しか表示されないのですが、別に運転中にずっと見るわけじゃないし、逆にシンプルで私は良いと思います

 

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ヘッドアップディスプレイはマツダのタイプと同じです

動画では前方視界の邪魔になるような言い方ですが、私は全く気になりませんでした

 

C3と違ってエアコン操作が手元のスイッチで出来るようになっていいですね

タッチパネルでの操作はハッキリ言って危ないし不便です

 

エアコンは左右独立式で、前席シートヒーター、ハンドルヒーターが付いているのもC3にはない機能です

 

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シートはブラックレザーでランバーサポート付き、シートリフターとリクライニングは電動になっています(前後スライドは手動です)

 

ウレタンの厚さを15mmにしたというアドバンスドコンフォートシートシートは確かに柔らかいのですが、C3との違いがあまりわかりませんでした

 

それとシトロエンのシートは、レザーよりもファブリックの方が良いと思うのは私だけですかね

 

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シフトレバー(日本仕様は左右が逆です)はこんな感じで、指で後ろに倒すとDレンジ、前に押すとRレンジ、Pボタンでパーキングになります

 

指でつまんで操作するのは、扱いやすいような、そうじゃないような・・微妙な感じです

 

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サイドブレーキは電動パーキングブレーキになっていて、引くとON、押すと解除され、Pボタンを押してエンジンを切っても自動でONになるそうです

ただし、停止時の自動ホールド機能はありません

 

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シャインにはレザーシートと同様に、電動サンルーフが標準でついてきます

この日は曇りで雪が舞っていましたが、やっぱりサンルーフがあると車内は明るいですね

 

さて、走り出しはと言うと、いたって穏やか

1750回転で300Nmのトルクを発生するだけあって、グッと踏むとグイグイ加速しますが、首が持っていかれるような加速ではありません

 

あと8速ATだけあってトントンとシフトアップしていきますが、そのまま上がり続けるわけではなく、60km/hでは4~5速ぐらいをキープしています

 

8速ATになって、ドンドン上のギアに入る燃費重視の設定になっていたら運転の面白みが半減するなと思っていましたが、ちょっとホッとしました

 

これなら低速トルクを活かした、グイグイ感を十分に味わうことができます

ただ重量があるせいか、C3のようなキビキビ感はありませんね

 

それとこの8速ATは走り出しや低速走行もスムーズで、C3のようにアクセルワークに気を遣う必要が全くありませんでした

 

動画ではATがギクシャクして運転しづらいと言っていますが、私の試乗車は全然大丈夫!(やっぱり個体差があるんですかね・・)

 

それとブレーキの効きは、C3と一緒でよく効きます!

これも動画ではカックンブレーキのような評価ですが、私の試乗車ではそんなことは全くなく、よく効いてコントロールしやすい安心できるブレーキでした

 

ダンパーインダンパーの乗り心地はどうかというと、動画にもある通り「普通にしなやか」って感じです

 

ただC3より上下動が少ないというか、C3ほど柔らかくないというか、車体がフラットに保たれている感じが強いです

 

ブレーキを強く踏んでもC3のようにノーズダイブしないし、アクセルをグッと踏み込んでもフロントが浮き上がる感じはほとんどありません

 

ダンパーに関してはC4も決して悪くはないけど、C3の方がよりシトロエンらしい気がします

動画でも乗り味は微妙と言っているのは、こういうことなのかもしれません

 

今回は市街地を20分ほど走っただけなのでこれ以上は何とも言えませんが、高速道路を走ればもっと魔法の絨毯を堪能できたかもしれませんね

でも荒れた道路の凹凸は、気持ちいいぐらい「ストトン」とかわしていくのは流石です

 

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後席足元は十分な広さがあります(C3の倍は広い)

  

ラゲッジスペースは奥行きがそこそこあり、床板を下まで下げればC3の1.5倍ぐらいは入りそうな感じです

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後席を倒せばほぼフラットで大きな荷室になりますが、Cセグメントとしては標準的な大きさでしょう

 

この試乗車のエンジンスペックと価格は以下のとおり

 

1.5ℓBlueHDiディーゼルターボエンジン

最高出力 96kW(130ps)、最大トルク 300Nm

燃料消費率 22.6km/ℓ(WLTCモード)

車両価格 345万円(税込)

 

試乗を終わって私の評価を点数(100点満点)でいうと・・

スタイリングはもっと流麗なイメージだったのに、意外にドテッとしていたので70点

 

内装はプラスチックが多様されているけど、電動レザーシート、シートヒーター、ハンドルヒーター、電動サンルーフなどが標準装備なので80点

 

1.5ℓディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせは、乗りやすい、変速ショックがない、適度なトルク、余分にシフトアップしないATにも好感が持てるので90点

 

プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)は、街乗りだけでいうとC3の方が柔らかくシトロエンらしいので80点

 

安全装備は必要十分な機能が全部装備されているので100点

後席の居住性、ラゲッジスペースはCセグ標準なので80点

 

ということで、総合評価は80点ですかね

 

C3から乗り換えるには「ちょっとお金がかかるなぁ」って感じで、すぐにでも検討したいというほどではありませんでした

 

ただ、最高出力 96kW(130ps)、最大トルク 230Nmにパワーアップされた1.2ℓガソリンエンジンがどういうものかを一度試してみたいですね(C3のエンジンは最高出力110PS、最大トルク205Nm)

 

ガソリンエンジン車のシャインなら、車両価格325万円だからディーゼル車より20万円安くなりますしね

 

そもそもレザーシートや電動サンルーフは要らないというのであれば、受注生産になりますが290万円のフィールもあります(更に35万円安くなる)

 

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(フィールのファブリックシート)

 

フィールでカットされる装備はレザーシートと電動サンルーフ以外に、レーンポジショニングアシスト、ステアリングヒーター、運転席電動シート、フロントシート電動ランバーサポート、フロントシートヒーター、 リアセンターアームレストです

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上記装備が35万円で付くならお買い得と考えるか、必要のないものに35万円を払うのはもったいないと考えるかですね

 

ただ、ボディ色をブラックにしたいならフィールを選ぶしかありませんし、ファブリックシートが良ければフィールにしか付いてきません

 

そう考えると、フィールの選択も有りは有りですね

以上が今回の試乗レポートになります

 

次回は是非ガソリン車の試乗車で、市街地だけじゃなく高速道路も走ってその評価をしてみたいと思います

 

ちなみにC4には電気自動車のE-C4もありますが、こちらは465万円と一気にお値段がアップするのと、今の環境でBEVに乗るのはちょっと現実的ではありません

 

まだまだ日本(特にマンション住まい)では、BEVは無理がありますね

 

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