ここのところ、全国各地で猛暑が続き、昼間は外出できないほど、危険な状態になっています
先日、娘の家族を迎えに行った時も、都内はすでに35℃以上
駐車場から「シトロエンC3」を出して、走り出したのですが・・
しばらくすると、「いま、外は何度あるの?」と奥さん
「う~んと、36度だね・・」
「何か暑くない? エアコン効いてる?」
「効いてるはずだけどね・・」
最初はそれほど暑くなかったので、気がつかなったのですが、吹き出し口に手を当ててみると、風は出ていますが「冷たい!」って程ではない・・
「ちょっと強くしてみるよ」
エアコンの設定を「LO」まで下げて、内気循環に切り替えてみます
「ゴーッ」という音とともに風が強くなって、ラジオの声も聞こえないほど・・
「風は強くなったけど、全然冷えないんだけど・・」
「う~ん、確かに・・」
「またおかしくなったんじゃないの!」
エアコンを、切ったり付けたりしても変化なし
トンネルの中では、僅かに効いていたような気もするのですが、娘の家に着くころには、タダの送風(いや、熱風)になっていました
「もう~!、最初からBMにすれば良かったのに~」
まさか、こんな日に、再びエアコンがダメになるとは・・
そうなんです!
これって、以前「志賀草津ドライブ」に出掛けた時と、まったく同じ現象です
あの時は、梅雨明けしたばかりなので、まだ何とか我慢できましたが、いまは真夏!
とにかく、娘たちには事情を話して「暑いけど、ちょっとだけ我慢してくれ!」
そう言って、とにかく急いで家に戻ります
帰りは、出来るだけ日陰を選んで走り、信号待ちでは、トラックの陰に隠れながら、何とか熱中症にならずに、家まで辿りついたのでした
帰ってすぐにディーラーに電話をすると、「今からでも拝見します」との返事
「この暑い中、ご迷惑をおかけします」って、ホントだよ!
結局、前回と同様に、エアコンのガスが漏れていたらしく・・
「おそらく上のパイプ辺りから、ガスが漏れているんだと思いますが、今回は、ガスと一緒に蛍光剤を入れましたので、しばらく様子を見てもらえますか?」
「前回も漏れて、パイプのつなぎ部品を、交換してもらったんだけど・・」
「あ~っと、そうでしたか・・」
「今回は、それとは別の場所ってこと?」
「はい・・それも含めて、場所を特定したいので・・」
「やっぱりハズレに当たったってことかね・・」
嫌味っぽく、私が言うと・・
「輸入車は、一般的に空調系が弱いですから・・」って、今更?
「でも、まだ3年しか経っていませんから、それはないですね・・」
怒るよりも、呆れて声もでません
少し待っていると・・
「一応充填が終わりましたので、申し訳ありませんが、しばらく様子を見てください」
「仕方がないね・・」
そう言いながら乗り込むと「うわっ!エアコンが、メチャ効いてる!」
ガスが入っただけで、こんなに違うなんて・・、寒いぐらい・・
そして、ファンも「ウァーン、ウァーン」と、うるさいほど回ってるし・・
でも、充填しただけだから、たぶん、また効かなくなりますけどね
家に戻って、娘には・・
「申し訳ないが、お前たちに、C3を譲るのはやめるよ!」
「こんなトラブル続きのクルマを、お前たちに譲るわけにはいかないよ・・」
奥さんも隣で、ウンウン頷いています
「とりあえず、今すぐクルマが必要ってわけじゃないよね?」
「まあね~」と娘
「またその時が来たら、援助してあげるからさ!」
「うん、わかった!」
というわけで、「シトロエンC3」を、娘夫婦に譲る話は無しになりました
さてさて、これからどうしたものか・・
「どうする?」「どーする!?」