独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#60 シトロエンC3のエアコンが壊れた!

 

ここのところ、全国各地で猛暑が続き、昼間は外出できないほど、危険な状態になっています

先日、娘の家族を迎えに行った時も、都内はすでに35℃以上

駐車場から「シトロエンC3」を出して、走り出したのですが・・

しばらくすると、「いま、外は何度あるの?」と奥さん

「う~んと、36度だね・・」

「何か暑くない? エアコン効いてる?」

「効いてるはずだけどね・・」

最初はそれほど暑くなかったので、気がつかなったのですが、吹き出し口に手を当ててみると、風は出ていますが「冷たい!」って程ではない・・

「ちょっと強くしてみるよ」

エアコンの設定を「LO」まで下げて、内気循環に切り替えてみます

「ゴーッ」という音とともに風が強くなって、ラジオの声も聞こえないほど・・

「風は強くなったけど、全然冷えないんだけど・・」

「う~ん、確かに・・」

「またおかしくなったんじゃないの!」

エアコンを、切ったり付けたりしても変化なし

トンネルの中では、僅かに効いていたような気もするのですが、娘の家に着くころには、タダの送風(いや、熱風)になっていました

「もう~!、最初からBMにすれば良かったのに~」

まさか、こんな日に、再びエアコンがダメになるとは・・

そうなんです!

これって、以前「志賀草津ドライブ」に出掛けた時と、まったく同じ現象です

dfcarlife.hatenablog.com

あの時は、梅雨明けしたばかりなので、まだ何とか我慢できましたが、いまは真夏!

とにかく、娘たちには事情を話して「暑いけど、ちょっとだけ我慢してくれ!」

そう言って、とにかく急いで家に戻ります

帰りは、出来るだけ日陰を選んで走り、信号待ちでは、トラックの陰に隠れながら、何とか熱中症にならずに、家まで辿りついたのでした

帰ってすぐにディーラーに電話をすると、「今からでも拝見します」との返事

「この暑い中、ご迷惑をおかけします」って、ホントだよ!

結局、前回と同様に、エアコンのガスが漏れていたらしく・・

「おそらく上のパイプ辺りから、ガスが漏れているんだと思いますが、今回は、ガスと一緒に蛍光剤を入れましたので、しばらく様子を見てもらえますか?」

「前回も漏れて、パイプのつなぎ部品を、交換してもらったんだけど・・」

「あ~っと、そうでしたか・・」

「今回は、それとは別の場所ってこと?」

「はい・・それも含めて、場所を特定したいので・・」

「やっぱりハズレに当たったってことかね・・」

嫌味っぽく、私が言うと・・

輸入車は、一般的に空調系が弱いですから・・」って、今更?

「でも、まだ3年しか経っていませんから、それはないですね・・」

怒るよりも、呆れて声もでません

少し待っていると・・

「一応充填が終わりましたので、申し訳ありませんが、しばらく様子を見てください」

「仕方がないね・・」

そう言いながら乗り込むと「うわっ!エアコンが、メチャ効いてる!」

ガスが入っただけで、こんなに違うなんて・・、寒いぐらい・・

そして、ファンも「ウァーン、ウァーン」と、うるさいほど回ってるし・・

でも、充填しただけだから、たぶん、また効かなくなりますけどね

家に戻って、娘には・・

「申し訳ないが、お前たちに、C3を譲るのはやめるよ!」

「こんなトラブル続きのクルマを、お前たちに譲るわけにはいかないよ・・」

奥さんも隣で、ウンウン頷いています

「とりあえず、今すぐクルマが必要ってわけじゃないよね?」

「まあね~」と娘

「またその時が来たら、援助してあげるからさ!」

「うん、わかった!」

というわけで、「シトロエンC3」を、娘夫婦に譲る話は無しになりました

さてさて、これからどうしたものか・・

「どうする?」「どーする!?」