BMW420GCを買った時、私は迷うことなくラグジュアリーを選びました
「BMW買うならMスポーツでしょ!」と言われそうですが、どうもグランクーペには合わないというか、私的には「オシャレ」じゃなかったんですよね
確かに太いハンドルやアルカンタラのスポーツシートには惹かれましたが、硬い足回りや如何にもスポーツ然としているホイールがどうも性に合わなかったんです
先日もレクサスISを選ぶなら「IS300のFスポーツに決まりでしょ!」なんて書いてしまいましたが・・
本音はラグジュアリーな「version L」のほうが良かったりして・・
マルチスポークと鋭い目つきの3連LEDライトが、このISのスタイルには絶対マッチしている気がします
何だかBMW420GCにだんだん似てきますね
そもそも私が欲しいクルマとは、「普段はオシャレでフォーマルチックなのに、実はスポーツカー顔負けの走りをする大人のセダンが欲しい」ってことなんですけどね
そして、そんなクルマと言えば・・もうアルピナしかないでしょ!
私がマルチスポークを好むのも、そもそもアルピナに憧れているからかも・・
アルピナB3に搭載されるエンジンは3.0リッター直列6気筒エンジン
最高出力は364kW〔495PS〕、最大トルクは730Nm〔74.4kgm〕
もうラグジュアリーセダンとは言えないほど、強烈なスペックです!
でも決して荒っぽいわけではなく、穏やかで角がないのに踏めばものすごく速い!
特別調整された8速オートマチックと洗練されたシャシー、長年培われたアルピナのチューンアップ技術が極上の走りを約束してくれます!
1年間にわずか1200~1600台しか生産されないアルピナはすべてが手作業
内装に派手さはないものの、一つひとつ丁寧に作られたコックピット周りは、落ち着きのある書斎のような雰囲気が漂っています
しかし一旦アクセルを踏み込むと、発進からわずか3.6秒で100km/h まで加速、巡航最高速度はなんと305km/hに達します
時間通りに来ない電車や搭乗手続きが面倒な飛行機よりも、200km/h以上でアウトバーンを疾走できる「リビング」で速く・快適に仕事をこなしたい
そんなビジネスマンに時間と快適さを提供するのがアルピナなんだとか・・
アルピナ『B3リムジン』レスポンス(Response.jp)より
いや~、日本じゃそれは無理だとわかっていても、心がときめくキャッチフレーズですね
その証拠に、日本はアルピナが年間400台も売れている重要なマーケットなんだそうです
アルピナD3 Sの特徴は、低速域でのトルクの太さとディーゼルとは思えぬ高回転域までの滑らかな吹き上がりにあります
3.0リッター直列6気筒エンジンは、最高出力こそ261kW〔355PS〕とガソリンより控えめですが、最大トルクの730Nm〔74.4kgm〕を1,750~2,750rpmで発生させます
さらにD3 Sはマイルド‧ハイブリッド機構を採⽤したことにより、低回転域におけるスロットルレスポンスも向上!
極上の乗り心地で、しかも圧倒的なトルクを低回転から発生するなんて、街中で流していてもニンマリせずにはいられないでしょうね
そしてアクセルを少し踏み込むとスムーズに吹き上がっていくエンジン!
低速域での扱い易さを重視しているとは言え、発進からわずか4.6秒で100km/h まで加速し、巡航最高速度は273km/hですから、もう十分過ぎるパフォーマンスです
「これ本当にディーゼルなの?」
そんなコメントに、とにかく一度乗ってみたくなります!
いま新車の予約を入れても納車まで2年以上かかるそうですから、新車と同じ値段を払ってでもすぐに乗れる中古車を買いたくなる気持ち・・
よ~く、わかります!
ちなみにB3の車両価格は1,311万円、D3 Sの車両価格は1,151万円
オプションをつけるとおそらくB3が1,400万円以上、D3 Sでも1,250万円はするでしょうから、これを高いと思うかどうかですね
一生に一度味わえるかどうかという極上の走りを・・、そして羊の皮を被った真の狼を手に入れることができるのであれば、アルピナは間違いなく安いといえるでしょう!