独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#31 マツダCX-5

 

前回、後輩のマツダ3に乗せてもらった感想を書きましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

今回もマツダの話です!

実はうちのマンションに、真っ赤なマツダCX-5」に乗っている人がいます

その人は、それまでは同じマツダの「ビアンテ」に乗っていたのですが、今年の始めに乗り換えたんだそうです

マツダ・ビアンテ

子供さんが小さいころはやっぱりミニバンが良かったんでしょうが、子供たちも大きくなって、使い勝手よりも趣味を楽しめるクルマに替えたってところですかね

ところでこの「ビアンテ」、マツダのハイルーフミニバンとして2008年に登場したのですが、2017年にこれ一代限りで生産終了したクルマです

マツダにはルーフの低い「MPV」や「プレマシー」はありましたが、トヨタの「ボクシー」やニッサン「セレナ」、ホンダの「ステップワゴン」のようなハイルーフミニバンが無かったことから、「プレマシー」のプラットフォームを使ってルーフを高くしたのが「ビアンテ」でした

マツダ・プレマシー

座席が乗用車のように低いことから大きな窓を配置して視界を良くしたり、低いボンネットから高いルーフに繋げるために切れ長のヘッドライト(歌舞伎顔)を採用したりと、いろんな工夫が施されていたそうです

しかし、その後マツダばミニバン市場からの撤退を決め、プレマシーなどと一緒にビアンテも生産終了となりました

売れている市場に合わせてクルマ造りをしていた「マツダ」から、独自の走りとデザインで売っていく「マツダ」へ大きく変わった時期ですね!

さて「CX-5」の話に戻りますが、ミドルクラスのSUVとしては結構大きいんですね

そのオーナーさんが言うには、立体式駐車場の長さがギリギリなんだそうです

入庫するところを見せてもらうと、確かに立体駐車場の前部の隙間がほとんどない!

ビアンテ」の方が、よっぽど余裕があったんだとか・・

よく聞いたらフロント(ボンネット)が結構長いんだそうです

そうなのかな?と思ってスバルのフォレスターと比べてみると・・

マツダCX-5

【スバル・フォレスター

確かにフォレスターよりもキャビンが後ろよりになっていて、リアオーバーハングが短くてスタイリッシュな分、前方向の長さが結構あるのかもしれません

そう言えば、ランドクルーザープラドに長年乗っていた後輩が、クルマを買い替えるときに「マツダCX-8」を検討したらしいのですが、立体駐車場に入らないので諦めたらしいです

マツダ・CX‐8】

彼が言うには、高さは問題なかったけど、フロントが入らなかったんだとか・・

これから「CX-5」を検討する方は、特にタイヤ止めのある立体駐車場には、注意した方が良いかもしれませんね

でもその分スタイリッシュなフォルムで、私は好きなクルマのひとつです

ただ、武骨系が好きな人には、ちょっと物足りないかもしれませんね

とは言え、本格的なオフロード走行だって大丈夫!

このオーナーさんは釣り好きですから、今度からは気兼ねなくどこへでも行けますね

youtu.be

オフロード・トラクション・アシストもついているから、どんな山奥でも安心!

あと、もっと個性的にしたいなら・・こんな仕様や

こんな仕様を選ぶこともできます

内装はマツダ3と同じくシンプルだけど、そこここに高級感が溢れています

エンジンは3種類

SKYACTIV-D 2.2(2.2Lクリーンディーゼルエンジン

最高出力    147kW〈200PS〉/4,000rpm
最大トルク    450N・m〈45.9kgf・m〉/2,000rpm
WLTCモード燃費(国土交通省審査値) 2WD 17.4/19.5km/L、4WD 16.6/18.7km/L

SKYACTIV-G 2.5(2.5Lガソリンエンジン

最高出力    140kW〈190PS〉/6,000rpm
最大トルク    252N・m〈25.7kgf・m〉/4,000rpm
WLTCモード燃費(国土交通省審査値) 2WD 13.8km/L、4WD 13.0km/L

SKYACTIV-G 2.0(2.0Lガソリンエンジン

最高出力    115kW〈156PS〉/6,000rpm
最大トルク    199N・m〈20.3kgf・m〉/4,000rpm
WLTCモード燃費(国土交通省審査値)  2WD 14.6km/L、4WD 14.0km/L

各エンジンのスペックを見てもわかるとおり、余裕のパワーと強大なトルクを持つディーゼルエンジンがおすすめでしょう!

吹かすとディーゼルって感じですが、車内にいる限りはまったく気にならないし、マツダディーゼルは回転数の上昇とパワーの出方がパラレルなので、ガソリンエンジンから乗り換えても違和感がありません

マツダ車オーナーでもないのになんで知っているかと言えば、マツダさんには「CX-3」のディーゼルとガソリン、「CX-5」のディーゼルとガソリン、そして「CX-30」にも試乗させてもらったから・・

マツダ・CX‐30】

前に「CX-5」に試乗した時は、まだ2.5Lガソリンターボを搭載したモデルがあって、それにも試乗させてもらいました

このエンジンは北米仕様の「CX-9」に搭載されていたエンジンで、何と最高出力は230㎰、最大トルクが420Nm

最大トルクを2000回転で発生させる低回転型ターボだったので、重い車体が軽く感じるぐらい運転しやすかった印象があります

変なターボラグもないし、アクセルを強く踏み込むと車体が少し浮くような感じでグワーッと加速しました

いまはラインナップから外れてしましましたが、あれがまだあったら私も絶対検討していたに違いない!

あっ・でも今は、シトロエンC3で十分味わえるから大丈夫か・・

それにしても、いまのマツダは本当に素晴らしいクルマを提供していますね

ミニバンから乗り換えるのなら、一度マツダのディーラーを覗いてみるのもおすすめです!