独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#15 夢の吊り橋(寸又峡)

 

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駐車場を出て歩き出すと、両側に温泉宿やカフェが並んでいます

最近は、秘境でもオシャレな店をよく見かけます

よく見ると、お店や旅館がやっている駐車場があり、公営と同じ500円で駐車できるじゃないですか・・

「なんだ・・ここまで来てもよかったじゃない」と奥さん

「確かに・・」

そんなことを言いながら旅館街を抜けると、車両通行止めの柵が出てきました

入口のおばさんからマップを受け取り、さあ行ってみましょう!

寸又峡 夢の吊り橋の周遊コースマップ

夢の吊り橋公式情報サイト (yumenotsuribashi-sumatakyo.com)より

右側の「草履石公園」を眺めながら、「夢の吊橋」へ向かいます

しばらく歩くと、眼下に小さく吊橋が見えてきました

「おっと・・あれが夢の吊橋か?」と一瞬思いますが、これは猿並橋(さんなみばし)という吊橋だそうです

そのまま進むと、天子のトンネルがあります

200mほどのトンネルですが、ここが涼しい!!

今日のような暑い日は、ずっとここにいたい気分です

そこを抜けてしばらく歩くと「夢の吊橋」への降り口があります

看板が出ていて、「吊橋の向こう側はきつい登り階段になっているので、足に自信がない方は、ここを降りずに飛竜橋までいってください」とのこと

よっぽどきつい階段なんでしょう、覚悟せねば・・

降り口に立つと、見えてきました!「夢の吊橋」

寸又峡のミルキーブルー(乳濁している青)に、結構長い吊橋がかかっています

寸又峡 夢の吊り橋を秋に撮影した写真

(画像は寸又峡温泉公式HPよりお借りしました)

いや~、こんな場所があるんですね!

真っ青な空と山の緑、寸又峡のミルキーブルーのコントラストの中に吊橋が浮かんでいる様は、なかなかの絶景です!

この吊橋は、渡るところが板二枚分しかありません

寸又峡 夢の吊り橋を夏に撮影した写真

左右両側はロープだけなので、下の景色が透け透けで、結構スリルがあります

また渡れる人数は、一度に10名までと決められています

なので混雑期には、渡る人の長い列ができるみたいです

向こうから人が来た場合には、途中に板が三枚敷いてある場所があるので、そこですれ違うことができます

これもちょっと、スリルです

そろそろと渡り出しますが、この吊橋、結構揺れます!

両側の金属ロープを掴んで進むのですが、私は携帯を片手に持っているので、非常に不安定・・(って言うか落としそう・・)

奥さんはこういうのが好きらしく、嬉々として渡って行きます

途中で景色やら、奥さんやら、下の川を撮るのですが、携帯を落としちゃまずいと思うと、手に力が入ります(結局画像が良くないので、今回未使用です・・)

向こう岸についた時には、相当疲れてしまいました

でも周りの景色は最高で、川を渡る風も本当に気持ちが良かったです

今日は訪れる人も多くないので、橋を往復することもできたのですが、折角寸又峡にきたので、看板にあったキツイ階段に挑戦です

急坂に作った階段で、ゆっくりゆっくり登りますが、途中休憩しないと持ちません

やっとの思いで登り切ると、「やれやれ椅子」(ホントにこういう名前の椅子)があったので、ここで一服します

頑張ってもう少し歩くと展望台があったのですが、そっちは諦めて「飛竜橋」に向かって坂を下ることにしました

しばらく歩くと「飛竜橋」が現れます

「飛竜橋」は普通の頑丈な橋ですが、相当高いところにかかっているので、下を見ると目がくらむほどです

向こうには先ほどの「夢の吊橋」が小さく見えますが、やはり見るだけじゃ、その良さはわかりませんね

そこから更に下っていくと、最初に吊橋への降りていった場所に着きます

天子のトンネルを通り、入り口の受付まで帰ってきました

ゆっくり歩いて、1時間半ぐらいのコース

すばらしい景色と、吊橋のスリルと、さわやかな風を感じながら、良いハイキングになりました

ここはホント、おすすめです!

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