駐車場を出て歩き出すと、両側に温泉宿やカフェが並んでいます
最近は、秘境でもオシャレな店をよく見かけます
よく見ると、お店や旅館がやっている駐車場があり、公営と同じ500円で駐車できるじゃないですか・・
「なんだ・・ここまで来てもよかったじゃない」と奥さん
「確かに・・」
そんなことを言いながら旅館街を抜けると、車両通行止めの柵が出てきました
入口のおばさんからマップを受け取り、さあ行ってみましょう!
夢の吊り橋公式情報サイト (yumenotsuribashi-sumatakyo.com)より
右側の「草履石公園」を眺めながら、「夢の吊橋」へ向かいます
しばらく歩くと、眼下に小さく吊橋が見えてきました
「おっと・・あれが夢の吊橋か?」と一瞬思いますが、これは猿並橋(さんなみばし)という吊橋だそうです
そのまま進むと、天子のトンネルがあります
200mほどのトンネルですが、ここが涼しい!!
今日のような暑い日は、ずっとここにいたい気分です
そこを抜けてしばらく歩くと「夢の吊橋」への降り口があります
看板が出ていて、「吊橋の向こう側はきつい登り階段になっているので、足に自信がない方は、ここを降りずに飛竜橋までいってください」とのこと
よっぽどきつい階段なんでしょう、覚悟せねば・・
降り口に立つと、見えてきました!「夢の吊橋」
寸又峡のミルキーブルー(乳濁している青)に、結構長い吊橋がかかっています
(画像は寸又峡温泉公式HPよりお借りしました)
いや~、こんな場所があるんですね!
真っ青な空と山の緑、寸又峡のミルキーブルーのコントラストの中に吊橋が浮かんでいる様は、なかなかの絶景です!
この吊橋は、渡るところが板二枚分しかありません
左右両側はロープだけなので、下の景色が透け透けで、結構スリルがあります
また渡れる人数は、一度に10名までと決められています
なので混雑期には、渡る人の長い列ができるみたいです
向こうから人が来た場合には、途中に板が三枚敷いてある場所があるので、そこですれ違うことができます
これもちょっと、スリルです
そろそろと渡り出しますが、この吊橋、結構揺れます!
両側の金属ロープを掴んで進むのですが、私は携帯を片手に持っているので、非常に不安定・・(って言うか落としそう・・)
奥さんはこういうのが好きらしく、嬉々として渡って行きます
途中で景色やら、奥さんやら、下の川を撮るのですが、携帯を落としちゃまずいと思うと、手に力が入ります(結局画像が良くないので、今回未使用です・・)
向こう岸についた時には、相当疲れてしまいました
でも周りの景色は最高で、川を渡る風も本当に気持ちが良かったです
今日は訪れる人も多くないので、橋を往復することもできたのですが、折角寸又峡にきたので、看板にあったキツイ階段に挑戦です
急坂に作った階段で、ゆっくりゆっくり登りますが、途中休憩しないと持ちません
やっとの思いで登り切ると、「やれやれ椅子」(ホントにこういう名前の椅子)があったので、ここで一服します
頑張ってもう少し歩くと展望台があったのですが、そっちは諦めて「飛竜橋」に向かって坂を下ることにしました
しばらく歩くと「飛竜橋」が現れます
「飛竜橋」は普通の頑丈な橋ですが、相当高いところにかかっているので、下を見ると目がくらむほどです
向こうには先ほどの「夢の吊橋」が小さく見えますが、やはり見るだけじゃ、その良さはわかりませんね
そこから更に下っていくと、最初に吊橋への降りていった場所に着きます
天子のトンネルを通り、入り口の受付まで帰ってきました
ゆっくり歩いて、1時間半ぐらいのコース
すばらしい景色と、吊橋のスリルと、さわやかな風を感じながら、良いハイキングになりました
ここはホント、おすすめです!