独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#1 真鶴・湯河原

 

今回は「シトロエンC3」を買って、初の遠乗りです

行先は箱根・湯河原!

高速道路とワインディングでC3の乗り味を試しながら、久々の湯河原で、奥さんとゆっくり過ごす一泊二日の旅

東京インターまでは、環八通りを南下するのですが、いつもは1時間かかるのに、今日は空いていてビックリ!

「いや~、これならすぐに東名に乗れるねぇ~」

「天気が悪いからじゃない!」

「そうだね・・」

「たまには泊りで行こうか!」と私が言い出したのに、この日はどんより曇り空

せっかくの箱根・湯河原は、雨かもしれません

「まあ景色はダメだけど、旅館でゆっくりできるから・・」

「そうね・・」

納車になったばかりの「シトロエンC3」は1.2Lエンジンですが、低速からトルクがあり、サスのストロークが長いので、コンパクトカーって感じがあまりしません

エンジンは吹かすとガラガラいうし、遮音性だって良くないのですが、乗り心地だけを見ると、もっと大きな車に乗っているみたい

トルクがあるので、一般道を走っていてもスピードコントロールが自在で、まったくストレスを感じません

ハンドルが軽めで、ドライビングポジションが高いのも、ストレスフリーの要因かな

そうこうしているうちに、東京インターまできました

グッとアクセルを踏んで、本線合流です

「うーん・・」

しっかり加速はしますが、パンチのある加速ではありませんね

グイグイ引っ張られるような感じで、なかなか面白い加速をします

そして気が付くと結構スピードが出ていて、前のクルマがどんどん迫ってきます

それと、一般道ではあれほど軽かったハンドルが、ビタッと真ん中に収まってきて、軽く手を添えているだけでまっすぐ走ります

変わると言えば、サスペンションも・・

一般道では、ボディが揺すられるほど柔らかく感じたサスが、高速ではタイヤだけがしなやかに動いて、上屋は驚くほどフラット

「これが、あの魔法のじゅうたんってやつ?」

エアサスでもないのにそれはあり得ませんが、大袈裟に言うとそんな感じです

継ぎ目を通る時も、「バタッ」や「ドカッ」という強い入力ではなく、「ストン」という軽いショックがあるだけで、あとは何もなかったかのように走り抜けます

「どう?シトロエンの乗り心地?」

「う~ん、結構いいんじゃない!」

乗り心地にうるさい奥さんに、ここまで言わせるとは大したもんです!

そんなC3に二人で感心しつつ、厚木から小田原厚木道路に進みます

伊勢原インターで高速を降りて、昼食にしたいと思います

昼食は、前に一度来たことがある「和膳照國」っていう和食処

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和膳照國|神奈川県伊勢原市|和食・法事・仕出し弁当・ケータリング・寿司 (wazen-terukuni.com)

平日は、リーズナブルな海鮮ランチをやってるんです

奥さんは「アボカドと海老サラダ&マグロ漬け丼」、私は「おまかせ炙り丼」

今夜は旅館の部屋食(たぶん豪華)ですから、お昼は早め、軽めにします

話は変わって、この「シトロエンC3」には、ナビが付いていません

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オプションで付けることは可能なのですが、今回アップルカープレイ対応になったので、Googleマップで十分かなと・・

カップホルダー上のUSBに「iPhone」をつなぐと、ディスプレイにアップルメニューが現れます

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まだ慣れないので、目的地やルートの設定など使いづらいところはありますが、何とか目的地までは行けるのでまずはこれで良しとしています

さて伊勢原から小田原厚木道路に戻って、いざ真鶴へ

真鶴道路から一般道に降りると、狭い海岸沿いの道をゆっくり進みます

岬の駐車場は空いていて、停まっているいるクルマは数台だけ

C3を停めて、ケープ真鶴の脇を通って岬の先端に着きました

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ケープ真鶴/真鶴町 (manazuru.kanagawa.jp)

いや~、やっぱり海はいいですね、心が洗われます

「どうせだから下まで降りてみようよ」と奥さんが言い出したので、くねくねした階段坂を下まで降りてみます

ようやく海岸までたどり着くと目の前に三ツ石が見えます

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ケープ真鶴/真鶴町 (manazuru.kanagawa.jp)

ここも人はまばら・・

潮騒の音を聞きながら、ゆっくり海を眺めるのも久しぶりです

しばらく海を眺めてから、さっき降りてきた階段を今度は登ります

やっとの思いで駐車場に戻った時には足がガクガク、しばらく車に乗ったまま回復するのを待つ始末

「く~、これしきで情けない」

「体重落とさなきゃね・・」と奥さんが一言

ようやく足が回復したので、湯河原へ移動です