前回はボルボV40に試乗してきましたが・・
次はまたまた日本車です
どこかというとマツダさんです
今回の私のお目当ては「アクセラスポーツ」のディーゼル車と「CX-3」です
どちらもマツダを代表するコンパクトハッチとコンパクトSUVになります
両方の試乗予約をしてから行ったのですが、結局アクセラのディーゼル車が準備できなかったとのこと
それとアクセラは今度新型が出るので、今はおすすめできないとセールスさん(実はマツダ3のことでした・・)
ということで今回はCX-3のみの試乗です
まずはディーゼル車から
外観は前から思っていたのですが、コンパクトSUVの中でもひと際おしゃれ!
見るからにギュっと詰まった感じが何とも言えず、可愛さとエレガントさを両立しています
たぶんマツダの開発陣はデザイン重視で設計したんでしょうね
でも後席やラゲッジルームに最低限のスペースは確保しているところはさすが国産!
あとマツダ自慢の赤の塗装が一層エレガントさを際立たせています
何か前よりもっと深くきれいな赤になったんじゃない!?
いろいろ聞いてみたら毎年少しずつマイナーチェンジしてるらしい
さすがマツダ! いつ買っても今が旬です!
さて中に乗り込んでみると、やはりSUV
アイポイントが高い!
乗り込みやすいしシートもいい感じ
ドライビングポジションも取りやすい
適度な囲まれ感があって、安心して乗れる雰囲気があります
それよりもびっくりしたのが内装の質感
シンプルだけどシートやインパネ類もこりゃ高級車然としてまっせ!
これには奥さんも結構気に入った風です
特にシートが良いって言ってました!
では、いざ公道へ
このCX-3のディーゼルですが、これも最近のマイチェンで1.5ℓだったエンジンが1.8ℓになったとのこと
最高出力は105ps→116psにアップしてるけど、最大トルクは270Nmのままみたい
走り出してすぐに感じたのは、車両剛性がしっかりしていること
運転席で感じた囲まれ感と同様に、車全体にカチッと囲まれた感じがあります
ドアを閉める時に思ったけど、最近は日本車もこんなにボディがしっかりしてるんだ・・
ディーゼルエンジンは、グイッとお尻を押されるような感覚ではなく、どちらかというとガソリン車に近い感じ
最近はガソリン車も低速からトルクが出るタイプが多いからそう思うのかもしれませんが、以前アテンザのディーゼル車に乗った時も同じように感じたので、マツダのディーゼルの特徴なのかもしれません
そのかわりに結構上まで回るエンジンなので、音と馬力がパラレルに大きくなって行くのはドライバー感覚でいうとありかなと思います
SUVとしては取り回しも悪くないし、路面のショックの受け方も硬くもなく柔らかくもなく適度です
ただ見切りが良くない!
特に後方や斜め後方の視界は良くありません
デザイン重視の影響がこんなところで悪い方向に出ています
試乗コースを一回りして・・
「結構いいですね、このCX-3!」
「ガソリン車も用意できますが、そっちも試してみますか?」
「はい、ぜひ!」
ガソリン仕様は2.0ℓの直4で(※現在2.0ℓエンジンはありません)、最高出力150ps/ 6000rpm
最大トルク195Nm/ 2800rpmです
NAエンジンなので、馬力もトルクもそれなりです
でも走り出してみると、これが結構いいんです
アクセルの開度に伴って、自然な感じでスピードが乗っていきます
車重が1250kgしかないこともあって加速も十分なうえに、なんせ音が静か!
「やっぱりガソリン車のモンだなぁ・・」
もうこの時点で、ディーゼル車は頭から消えていました(^^;
ディーラーに戻って、一応ガソリン仕様の見積もりをしてもらいました
ちょっと予算オーバーではありますが、この外観・内装・安全装備からすればコストパフォーマンスは非常に高い!
いやいや・・これは有力候補の1台となりました!
次回は、初めてPSAグループにお邪魔します