独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#123 残念な駐車場

 

ロピア」ってご存じですか?

最近、神奈川県を起点に急成長しているスーパーマーケットなんですが、その経営モットーが面白いんです

スーパーマーケットの仕事といえば、本部のマーチャンダイザーが買付やプライベートブランド商品の開発を行い、それを各店舗の店長が指揮をとって販売していくのが一般的です。それに対し、ロピアは各売場のチーフが自ら買付を行い、販売価格を決定する事業部制を採用。精肉・鮮魚・青果・食品・惣菜の各部門のチーフが長を務め、主体的に地域にあった事業を展開しています。さらにチーフはプライベートブランド商品の企画開発も手がけるなど、徹底した現場主義が貫かれています。「100%売場主導」による製造小売こそがロピアの目指す姿です。

株式会社ロピア (lopia.jp)より

これを、テレビ番組で紹介しているのを見て・・

「ねぇ、このスーパーに行って見たい!」と奥さん

「うちの近くには無かったはずだよ・・」

「ちょっと探してみてよ!」

「う・うん・・」

「あった?」

「田無にあるみたい・・」

「どの辺り?」

「田無タワーの手前、新青梅街道沿いにあるよ」

ってことで、ある日の夕方「ロピア田無店」に行ってみることにしました

ここは「ホームセンター・コーナン」と「ロピア」が一緒になった、いわゆるショッピングモールです

駐車場は、店の前(1階)と店舗の3階、そして屋上にあるのですが、やっぱり人気のスーパーだけあって、結構混んでいました

表通り(新青梅街道)の入口からは入りづらかったので、脇道側の入口①から入ると、店舗前の駐車場はいっぱいで停めることができません

仕方がないので矢印のようにスロープを上がって、3階駐車場へ向かうことにしました


3階も満車だったので屋上駐車場へ行こうとしたら、先が詰まって屋上へ行けません

「いや~、混んでるね~」

「どうしたのかしら?」

屋上から降りて来る(出る)クルマが、1階に向かう通路に連なっています

「出るクルマが詰まってるんだね」

しばらく待っていると、少しずつ動いてやっと屋上へ上がることができました

屋上は空いてたので、さっそく停めて「ロピア」に向かいます

コーナン田無西原店内の食品スーパー【ロピア】がすごい (asuka-housing.info)より

予想通り、入口も店内も人がいっぱい!(さっそく中を拝見しましょう!)

野菜の値段はいつも行くスーパーと変わりませんでしたが、お肉とお惣菜は安いし、見るからに美味しそう!(ただ、どれも量が多い!)

結局、柔らかそうなステーキ肉(オージー牛)とお惣菜と調味料をいくつか買って帰ることにしました

駐車場に戻って帰ろうとすると、まず3階に降りるスロープが混んでました

やっと3階に降りると、今度は1階に降りるまでの通路がメチャ混み!

よく見ると1階から3階に上がってくるクルマも全然動いていません

やっとのことで1階に降りると、いろんな場所でクルマが合流しているので、まったく動かない状態に・・

「いや~、こりゃダメだわ!」

「なんでこうなるの?」

「帰るクルマが出られないから、フン詰まりになっちゃてるんだね!」

赤線:入って来るクルマ 青線:出て行くクルマ


この駐車場は、一見すると一方通行で動線がスムーズなように見えますが、入って来るクルマと帰るクルマの流れが一緒なので、どこかで渋滞すると全部の流れが止まってしまいます(直流電流みたい)

それと、入口に対して出口が少ない!

それも出口専用じゃないから、通りにスムーズに出られない!

あと屋上から降りて来るクルマと3階から帰るクルマが合流するので、ここでも渋滞してる


「いやいや、こんな駐車場は、最近トンとお目にかかったことないね」

「そうね~」

「入口出口を分けて、昇り降りする道を別にするだけで大分違うのにな~」

ロピアはいいスーパーなのにね~」

「駐車場が残念だね~」

「また来る?」

「う~ん、運転手からするとあまり来たくないね~」

「そっか~」