独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#110 覆面パトカーに気をつけろ!

 

前回は、「うっかり違反に気を付けよう!」って話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

その中でも「高速道路での速度超過」は、私にとって最も注意すべき違反かもしれません

というのも、最近は会社から有休をしっかり取るように言われるので、平日ドライブに出掛けることが多くなったんです

昔は取りたくても取れなかったのに、今では取れっ!て言われるんですからね

時代も変わったものです・・

休日は渋滞している高速道路も、平日はトラックが主役で普通車はまばら

首都圏から離れるとクルマの数も減って、追い越し車線はガラガラなんてことも珍しくありません

男って、前に遮るものがないと、どこまでもアクセルペダルを踏んでみたくなる生き物なんですかね?

スポーツモードにしてグッと踏み込むと、軽くキックダウンしてグィーンと加速していきます

スピードが増すに連れてタイヤが路面に吸い付くような感覚を味わっていると・・

「そんなにスピード出すと捕まるわよ!」

「あっ!寝てたんじゃ・・?」

「寝てないわよ!」

「・・・・」

そそくさと走行車線に戻って、アクセルから足を離します

まぁいつものやり取りなんですが、この「人間リミッター」があるから今まで捕まってないようなものです

実際、主要な高速道路や小田原厚木道路なんかでは、白いクラウンに捕まっているクルマをよく見かけます

CarMe[カーミー] by 車選びドットコム (car-me.jp)より

「ほら!あんな風に捕まるわよ!」

「・・・・」

ところで・・

最近の「覆面パトカー」って、すぐに見分けがつきませんよね?

以前は、背後から近づくと教習所のクルマみたいに補助ミラーが付いてたり、8ナンバーで二人乗りだったり、二段になったルームミラーが見えるからすぐにわかったのですが、今は全然わからない(というかスモークフィルムで全く見えない)

こんな後ろが透けてる覆面なんて、最近見たことがありません

ってことで、最近の覆面パトカーの見分け方を調べてみました

覆面パトカーの車種

これはもう言わずもがなですが、トヨタ「クラウン」が圧倒的に多いそうです

自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)より

パトカーは国費で購入する車両と自治体が購入する車両があるのですが、国費で購入する車両については細かい基準(セダンで排気量3L以上など)が決められていて、現在この基準を満たす車両は「クラウン」ぐらいしかないそうです

なぜそうなったかと言うと、最初にパトカーとして使われた車両(当時のクラウンにトラック用のエンジンを積んだもの)を元に基準を作ったから・・

時代に合わせて改変されてるとは言え、そもそも基準自体が「クラウン」じゃ、そうなっても仕方ないですね

ちなみに2021年に国費で購入された「白黒パートカー(240台)」、「覆面パトカー(107台)」のすべてがトヨタ「クラウン」だそうです

覆面パトカーのボディカラー

これもご存じのとおり、「白」「黒」「シルバー」が圧倒的に多くなります

自動車情報誌「ベストカー」 (bestcarweb.jp)より

「白黒パトカー」と違い、あまり目立ちたくないのが「覆面パトカー」ですから、そりゃ必然的に日本で半分以上を占める「白」「黒」「シルバー」になりますわね

覆面パトカーのリアガラス

現在の「覆面パトカー」の多くはリアガラスにスモークフィルムが貼ってあるようです(貼ってない車両もあり)

中の様子(ヘルメットやバックミラー)が見えないようにすることもありますが、違反車を誘導するための電光掲示板を分かりにくくする目的もあるようです

【MOTA】 (autoc-one.jp)より

とにかくスモークフィルムが貼ってあれば疑うべきでしょうね(貼ってなければ中が見えるし・・)

覆面パトカーのナンバー

「覆面パトカー」には、改造車用の「8ナンバーになっている」っていうのはかなり前の話で、現在は普通の3ナンバーになっているみたいです

ただ「覆面パトカー」は所属している都道府県内を走行しているので、高速道路でそれらしいクルマが「地元ナンバー」なら注意が必要です

逆に他県ナンバーの場合は「覆面パトカー」の可能性は低いってことになりますね

覆面パトカーの走り方

「覆面パトカー」は取り締まり(追尾)をしていない時は、基本的に一番左側の車線を法定速度で走っています

従って、3車線の一番左をゆっくり走っている「クラウン」がいたら「覆面パトカー」を疑ってみる必要があります

私の経験から言うと、左側を走るトラックとトラックの間を走っていたり、真ん中を走るトラックと並走するように左側を走っていることが多い気がします

なので、ナンバーやバックミラー、乗っている人の姿まで目視するのは結構難しい場合があります(気付かれない走り方を知ってますよね)

覆面パトカーの待機場所

高速道路のPAやSAで、店舗から遠い本線進入路近くに停まっている車両は、違反行為を発見するために待機している「覆面パトカー」のケースが多いそうです

またインターチェンジの進入路近くで待機しているケースもあります

本線に戻る時に見かけると、ちょっと嫌~な感じですね

覆面パトカーの車内

後ろから見て「覆面パトカー」だとわからない時は、並走、或いは追い越し際に、車内を確認するしかありません

この時に二段になったルームミラーが見えたら、間違いなく「覆面パトカー」です

二人乗りで青い制服姿やヘルメットが見えたら、おとなしく走行車線に戻りましょう!

覆面パトカーの追尾方法

この動画にあるように、気づかずに追い越し車線を飛ばしていると、1車線開けた一番左側から並走して速度測定をするんですね

youtu.be

これだとバックミラーにもサイドミラーにも映りませんから、ドライバーは追尾されてることにまったく気づきません

これで突然真横からサイレンがなったら、そりゃ「ドキッ!」としますわね

なので「覆面パトカー」は、早めに察知・回避することが肝要になります

覆面パトカーの周囲

「覆面パトカー」を察知したクルマたちは、だいたい「覆面パトカー」を追い越さないようにゆっくり走っています

それを知らずに追い越しを掛けると「飛んで火にいる何とか・・」になります

いままで追い越し車線を走っていたクルマが急に減速して走行車線に入ったり、クルマはそこそこ多いのに追い越し車線だけ空いているときも要注意です

「おかしいな・・?」と思ったら、まずはスピードを落として走行車線に移動するのが無難ですね

でも、ここまで書いて思ったのですが、そもそも捕まりたくないなら違反をしなきゃいいだけで、違反をして尚かつ捕まりたくないと思うから、ビクビクしながら運転することになるんですよね

前回も最後に書きましたが、考え方を変えた方がいいかもです