独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#140 ホンダ「シビック」ってどうよ?

 

以前、SUV買うならホンダ「ZR-V」が一番ってことになり・・

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それがキッカケで「e-HEV」に興味を持ち始めたわけですが・・

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どうせ「e-HEV」に乗るなら、別に「ZR-V」じゃなくてもいいんじゃね?ってことで、今回はホンダ「シビック」を調べてみることにしました

歴代シビック

シビック」は初代が1972年に登場した50年以上歴史のあるクルマです

それからモデルチェンジを繰り返して「現行シビック」が11代目になります

私は5代目辺りまでは覚えているのですが、正直6代目以降は目立たないクルマになったというか、ほとんど印象に残っていません

年表をみると8代目の時にはセダンだけなり、そのセダンも2010年には国内販売を止めてたんですね(全然知りませんでした)

9代目は基本的に海外販売のみで、それからしばらく経った2017年に10代目が復活し、2021年に11代目が登場したってわけです

最初は話題性のあるクルマだったのに、年を追うごとに存在感が無くなり、50年経った今、また原点に立ち返ったって感じかな?

 

現行シビックの外装

歴代の話はここまでにして、現行シビックってどうなんだろう?

先代シビックは「走る楽しさ・操る喜び」をテーマにスポーツ性能を向上させていましたが、現行シビックのテーマは「爽快シビック

エクステリアは先代のゴチャゴチャした感じが無くなり、フロントからサイドにかけてシャープな印象に変わりました

特に先代のリアフォルムはガンダムのようで、さすがにオジサンが乗るには抵抗がありましたが・・(上:先代シビック、下:現行シビック

現行のリアならオジサンが乗っても違和感ありませんな

ボディサイズは先代シビックとほとんど変わりませんが、全高が更に下がってワイド&ローなフォルムになっています

ちなみに「BMW420GC」が全長4,640mm×全幅1,825mm×全高1,395mmですから、かなり扱いやすいサイズです(でも、もはやコンパクトカーではありません)

 

現行シビックの内装

現行シビックの室内も、先代から比べるとかなり落ち着いた雰囲気になっています

ナビは一体型から分離型に変更されてますし、エアコン吹き出し口も直線的なハニカム模様の中に組み込まれて、メーター周りもスッキリ!

先代と比べると、とにかくゴチャゴチャ感が無くなってます

と言うか、インパネ周りは「ZR-V」や「アコード」とほぼ同じですね

シートの質感や雰囲気もカジュアルさがなくなり、高級感さえ漂っています

何だか、私が思っていた「シビック」では無くなってますな

先代は一眼のデジタルメーターでしたが、現行は二眼になって、こちらも落ち着いた雰囲気に変わりました

先代               現行

12スピーカーの「BOSEプレミアムサウンドシステム」を搭載しているのは「ZR-V」などと同じです

 

現行シビックの荷室

現行シビックの荷室容量は先代(420L)よりも「32L」大きくなっているはずなんですが、写真だけ見るとゴルフバッグの横積みが出来なさそうに見えます

でも全幅は変わってないので、実際は積めるんじゃないかな?

もし横積みできるとしたら「BMW420GC」より使い勝手はいいですね!

巻き取り型のカーゴカバーは横から引き出すタイプで、これは先代と同じです

 

現行シビックの駆動ユニット

先代シビックには1.5Lターボエンジンを積んだ 6MTとCVTがありましたが、現行シビックでは2.0Lエンジン搭載の「e-HEV」モデルが追加されました

1.5L VTECターボの最高出力は134kW(182ps)、最大トルクは240N・m(24.5kg-m)で数値的には先代とほとんど差はありません

ただ、乗り味は現行の方がややマイルドで、内外装と同様に走りにも上質さを追求したような印象なんだとか・・

ガチガチのスポーツカーを求めるなら「Type R」を選べってことですな

「e-HEV」モデルには、ドライバーのアクセル操作に応じてレスポンスのよい加速を実現する「ダイレクトアクセル」機能や、走行状況に応じてエンジン回転数やモータートルクなどを高精度に制御する「リニアシフトコントロール」機能があります(この機能は「ZR-V」にも付いてます)

「ZR-V」と違うのは、SPORTモード選択時にエンジン回転とシンクロした音をプラスすることで軽快な加速感を演出する「アクティブサウンドコントロール」が付いていることですかね(アコードには同じ機能がついています)

 

現行シビックの予防安全性能

搭載される「Honda SENSING」は、フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサー、レーダーで、危険を検知するようになっています

具体的には以下のとおり

①街中を走行するとき

②高速道路を走行するとき

③駐車をするとき

④夜間に走行するとき

シニア世代が運転するクルマとしては「完璧」ですな!

 

現行シビックの走り

では、実際「現行シビック」に乗った印象はどうなのでしょう?

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EV車のような滑り出しと、モーターならではのアクセルレスポンスの良さ

優れた静粛性と、驚くほどの加速感

絶妙なブレーキタッチとハンドルの操作感

ドライビングポジションの良さと、柔らかで体がぴったり収まるシート

スポーティというよりラグジュアリー感が強い乗り心地

最近の国産では最高の一台だそうです

こちらの試乗動画はどうかな?

youtu.be

居住性も必要十分、ラゲッジルームも十分な大きさを確保しているみたい

ホンダの「e-HEV」は、バッテリーの限界使用量の見直しや効率良いエンジンの搭載など、従来からの経験を活かしているんですね

スポーツモードにすると、思わず笑ってしまうほどの走りみたいです

また静粛性も高く、ロードノイズもかなり抑えられているそう

減速セレクターは「e-POWER」ほどではないけど、十分使えそうですね

 

現行シビックの車両価格

2024年6月現在の車両価格は以下のとおり

グレードが少ないから、分かりやすくてイイですな!

ちなみに「e-HEV」の場合はメーカーオプションはほとんどないので、あとは諸経費がプラスされるだけです

 

現行シビックのモデルチェンジ情報

この動画を見ると、今年の秋にはマイナーチェンジされるみたいです

youtu.be

フロントフェイスが変わるのと「e-HEV」のパワーがアップするみたい

あとGoogleがビルトインされるのかな?

またガソリンモデルには新たに「RS」が追加されて、その代わり通常のMT車がなくなるかも?のようです