前回は「飛騨高山」の古町通りと朝市を見に行った話をしましたが・・
高山から次に向かったのは「新穂高ロープウェイ」です
このロープウェイで登ると北アルプスが一望できると聞いて、ぜひ寄って見たかったんです
麓の「新穂高温泉駅」に向かうと、駐車場はすでに満車(みんな早い・・)
仕方なく「しらかば平駅」の駐車場に回ることになりました
結構急な坂道を登っていくと、ようやく駐車場に到着
クルマから出ると、空気が少しヒンヤリして、木々の向こうには雪山が見えます!
いや~、これなら上の展望台はもっと気持ちいいんだろうな!
ってことで、さっそくロープウェイ乗り場に向かいます
チケットを買ってわかったのですが、ここからだとロープウェイを乗り継ぐ必要はないし、料金は安くなるし、結果的にはここに来て正解だったみたい!
と内心喜んでいたら、奥さんは不満のようで・・
「ただ登って見るだけなのに、取りすぎじゃない?」
「う~ん、確かに3,200円はスキーの一日券と同じだね・・」
「でしょ!」
チケットの裏を見ると、「しらかば平駅」の標高が1,308mで、今から登る展望台が2,156mだから、850mを一気に登るわけですな
おっ! 下りのロープウェイが戻ってきました
では、さっそく乗り込んでみましょう!
2階建てのロープウェイは、動き出すと結構なスピードで登っていきます(展望台まで7分)
気が付くと、駐車場のクルマがあんなに小さくなってる・・
そして飛騨山脈の山肌がだんだん見えてくると、みんな「お~!」と感嘆の声を上げます
「いや~、凄い景色だね!」
「ホント!すごーい!」
そうこうしているうちに終点の「西穂高口駅」に到着しました~
さっそく一番上の展望台に行ってみます
お~っ!飛騨山脈だ~!
天気はサイコーだし、雪山と真っ青な空がメチャきれい!
展望台の下に目をやると、休憩所にはたくさん人が集まっています
たぶん高山植物の写真を撮ったり、新穂高や槍ヶ岳に行く人もいるんでしょうね
でも、私たちはこの展望台から見る景色で十分満足!
ここにはレストランもあるのですが、まだ食事するには早いし、ほかに行くところもないので早々に下界に戻りたいと思います
下りのロープウェイに並んでいると、「確かに景色は素晴らしいけど、これでひとり3,200円はねぇ~」とまた奥さん
「う~ん、確かに見るだけなら半額でもいいかもね・・」
「でしょ!」
ちなみに時刻表をみると、夜に運行する「星空観賞便」ってのがあるんですね
天気が良ければ、いい星空が見られそうです!
「しらかば平駅」に戻ると「アルプスのパン屋」さんがありました
ゴンドラパンや、メロンパンのほかに「アルプスのプリン」があったので、レストルームで食べてみることにします
いや~、まるで初春に戻ったような風景・・
そしてその景色を見ながら食べるプリンは、素朴だけど濃厚で美味しい!
さ~て、念願の絶景を楽しんだあとは、松本方面に向かいたいと思います
窓を開けて新緑に囲まれた道を走っていると、どこからかウグイスの鳴き声がします
この季節の高原道路はサイコーですな!
そこからしばらく走ると、桜の広場みたいな場所が現れました!
「えっ? なんでこんな所に桜の木が植えてあるのかな?」
「ちょっと入ってみようよ」
ってことで、桜の中を入って行くと・・
入口に「ナガセスッポン養殖場」って書いてあります
「えっ!スッポン養殖場?」
クルマを停めて建物に近づくと、バギーに乗ってる人がいるし・・
いったい何をやってる所なんだろう?
中を覗くと、看板通りスッポン商品を扱ってる会社みたいだけど、バギーのアクティビティもやってるみたい(ちょっと不釣り合いな感じだけど・・)
でもこうやって乗りに来てるんだから、結構有名なのかも・・
最近はいろんなアクティビティをやってるんですね!
ここの桜もこの会社が管理してるみたいで、「ひらゆさくら」という遅咲き桜だそうです
今回は、浜松(静岡)~伊勢志摩(三重)~熊野古道(和歌山)~飛騨高山(岐阜)~穂高(岐阜)を巡るハードな旅でしたが、なかなか満足度が高いドライブでした
さ~て、次はどこに行こうかな!