だから、ここを選んだわけじゃなく・・
帰省帰りの宿泊先が、たまたま静岡泊りだったので、「じゃあ久能山東照宮にお詣りしよう!」ってことになったのでした
地図を見てもらうとわかるとおり、「久能山東照宮」に行くには、海側から1159段の表参道階段を登るか、日本平(山側)からロープウェイ(片道5分)を使っていくか、のどちらかになります
で、私たちが向かったのは・・日本平公園!
そう・・軟弱な二人は、ロープウェイを選択したわけです
そしてこれが、日本平のロープウェイ乗り場
天気もいいし、今日は初詣日和です!
さっそく往復チケット(拝観料込み1,750円/人)を買って乗り込みます
日本平の乗り場は「久能山東照宮」より120メートルほど高いので、行きは海に向かって下っていくことになります
向こうに見える駿河湾が、朝日に照らされて眩しすぎる!!
ロープウェイのゴンドラは、さすがに初詣客で満員です
「久能山東照宮駅」に着くと、チケットにハンコを押してもらいます
拝観料込みのチケットなので、ここで拝観料を払う手間が掛からないってことですね(当然だけど・・)
さてさて、それでは「久能山東照宮」へと参りましょう!
・・と思って階段を登り始めると、一段の高さが結構あって登り辛い!
この「久能山東照宮」は今でこそ神社ですが、もともとは城だったんだそうです
だから敵が登り辛いように、一段一段をわざと高く作っているんですね(結構、太モモにきます・・)
でも、門をくぐって次の階段に行くと、だいぶんと低くなっていました
「助かった~!」と二人で顔を見合わせます
鳥居をくぐって最後の階段に行くと、本殿が見えてきました!
やっぱり「日光東照宮」に似てる!
っていうか、「日光東照宮」がここに似せて(合わせて)作られたってことですね
でも日光とちょっと違うのが、そこら中に葵の紋があること(日光にもあったのかな?)
さすが「徳川家康」の遺体が埋葬された場所です
取り敢えず本殿にきたので、まずはお詣りから・・
お詣りが終わって脇に回ると、きれいな本殿の装飾が目に入ってきます
「日光東照宮」と同じく凝った装飾で、金箔が至るところに施されてます!
本殿から下の社務所?に行くと、ガラス越しに見えるのは家康の肖像画?
思わず「葵のご紋」と一緒に撮ってしまいました
参道を下っていくと、こんな甕にも大きな葵の紋が・・
家康が神様として祀られているんだから当然か・・
途中に「久能山東照宮」の全景紹介があったのですが、よくこんな場所に家康の遺体を埋蔵したもんですね(と思ったら、肝心のお墓に行くのを忘れてました・・)
ここに埋めるように指示したのは、家康自身だったとか・・
余程、ここが気に入っていたんですね
門にもきれいな装飾があって、素晴らしい!
こんな風に周りを見ながら、もと来た場所まで降りてきました
このまま真っすぐ進んで、表参道階段方向に行ってみます
そこには、駿河湾が一望できる場所(展望所)がありました!
「いや~、これはいい眺めだ~」
「ホント!素敵ね~」
ふっと下に目を移すと、海側に表参道が続いています
「お~、みんなこれを登ってくるわけだ!」(って完全に他人事・・)
ロープウェイが開通する前は、ここしか東照宮に行く道はなかったそうで、皆んな頑張って登ってからお詣りしたそうです
「これがその階段か~」
今でも、宮司さんや巫女さんは、必ずこの階段から登ってお勤めしているんだとか・・
「大変だけど、お勤めだからな・・」(ってやっぱ他人事・・)
さて、だんだん人が混んできたので戻るとしましょう!
日本平までロープウェイで戻ると、行きの時は見れなかった(見逃した)紹介パネルが貼ってありました
「おすすめ見どころMAP」が置いてあって、「逆さ葵」なんてのもあったらしい・・
「う~ん、残念!見逃した~」
「久能山東照宮」と「日光東照宮」を結ぶ線上に「富士山」があるとか、徳川家康は159cmしかなかったとか・・
まぁでも、ロープウェイのアナウンスで、粗方紹介はしてましたけどね
さて、このロープウェイの反対側には「日本平夢テラス」があります
大きな電波塔?の周りに大きな回廊が作られていて、360°景色を見られる場所です
さっそく回廊に登ってみましょう!
お~、澄み切った青空の先に、富士山が見えます!
回廊の先にはちょっとした広場や遊歩道があったりして・・
オシャレなカフェもあって、富士山を眺めながらコーヒーを飲めます
この日本平ってのは、海岸線にポツンとある高台なんですね
「久能山東照宮」と併せて、地形的にも位置的にも不思議な場所です
だから家康は、この地を選んだのかも・・
今回は大河ドラマに誘発されて来たわけじゃないけど、来てみて良かったです