今年の夏、不覚にも新型コロナに感染してしまい、危うく夏休み旅行をキャンセルする羽目になりそうだったのですが・・
その後何とか回復し、9月にはダメ押しで6回目のコロナワクチンを接種し、11月にはインフルエンザワクチンまで接種して・・
「これで今年のワクチンは終わりだな・・」と安堵していた矢先のこと
「ねぇ、今度一緒に帯状疱疹ワクチン打たない?」
「えっ!?」
「えっ、じゃないわよ!」
「帯状疱疹って高齢者ほどかかりやすくて、一度かかると痛みがずっと続くこともあるのよ!」
「そ・そうなの?」
「そうよ!」
帯状疱疹とは?
みんなのクリニック大井町 (minnano.clinic)より
小さい頃にかかった「みずぼうそう」のウイルスがずっと体の中に残っていて、普段元気なときは大丈夫でも、歳をとったり病気やストレスなどで免疫力が低下すると、そのウィルスが暴れ出すことで発症します
ちなみに「みずぼうそう」に罹るとウィルスに対する免疫ができますが、免疫は年齢とともに弱まり「帯状疱疹」を発症することが多くなる傾向があります
罹患率と症状は?
「帯状疱疹」は生涯で3分の1の人が発症し,85歳以上の高齢者の半分が発症すると言われています
具体的な症状は、背骨から出る神経に沿って「帯状」に水疱・発赤が出現し、痛みが強く苦痛を伴います
普通は2~4週間で皮膚症状は治まりますが、皮膚症状が治っても痛みが続いたり、場合によっては一生痛みが残ってしまうこともあります(帯状疱疹後神経痛)
また一度「帯状疱疹」に罹っても、再び発症することもあるそうです
これに効果があるのが「帯状疱疹ワクチン」というわけです
帯状疱疹ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンには、現在2つの製品(生ワクチンと不活化ワクチン)があり、効果や接種対象などに違いがあります
帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて 東京都保健医療局 (tokyo.lg.jp)より
「生ワクチン」は1本の値段が安く(それでも高いけど)1回の接種で済みますが、予防効果が約70%で持続年数が5年程度になります
一方「不活化ワクチン」は1本の値段が高く、2回接種する必要がありますが、予防効果は100%近くあり、9年以上持続性があると言われています
ちなみに私たちが打ったのは「不活化ワクチン」になります
帯状疱疹ワクチンの助成金は?
任意接種の補助については、全国の区市町村によって助成金額が違います
私の住むエリアでは、「生ワクチン」の場合は5,000円/回(1回のみ)、「不活化ワクチン」の場合は10,000円/回(2回まで)となっています
私たちは「不活化ワクチン」なので、1万円の助成金を引いた自己負担分(1万円/一人)を窓口で支払いました
全国の自治体別助成金は、コチラを参照してください(2023年8月現在)
↓
帯状疱疹ワクチン接種費用助成自治体一覧(未定稿) (doc-net.or.jp)
帯状疱疹ワクチンを接種できる場所は?
「帯状疱疹予防JP」の病院検索リンクから各都道府県の取り扱い医療機関を調べることができます
下にリンクを貼り付けましたので、興味のある方は探してみてください
ただ、ここに載っていないところでも接種できますから、詳しくはお住まいの自治体で検索してみるのがいいかも・・
私たちも、ここに載ってない近所の整形外科で打ってもらいました!
ちなみに高いワクチンなので(在庫を置いてないため)、事前に予約してからじゃないとダメみたいです
帯状疱疹ワクチンの副反応は?
「生ワクチン」で最もよくみられる副反応は、注射部位の痛み、発赤、腫れ、かゆみ、頭痛、「不活化ワクチン」で最もよくみられる副反応は、注射部位の痛み、発赤、腫れ、頭痛、疲労、筋肉痛、ふるえ(シバリング)、発熱、消化不良です
まぁ、どのワクチンも同じような副反応がありますけどね
自分たちが打った感想で言うと、打った時の痛みは「新型コロナ」や「インフルエンザ」よりも痛かったですね(特に薬が入る時・・)
でも時間が経つと他のワクチンと同じで、腕に痛みが残って、翌日は少し熱が上がり、だる~い感じがありました
次は2か月以上開けて、もう1回打つことになります
クルマと違って、身体は古くなっても買い替えることができませんから、長く、調子よく動かすためには、早めのメンテナンスが必要になります
「安全」と「健康」はお金で買うモノ・・なんてよく言われますが、正にその通りかもしれません
これから長くカーライフを楽しむためにも、健康には「気」だけじゃなく「お金」を遣っていくことが大事かもです