独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#166 出雲大社

前回は、境港の「水木しげるロード」に行った話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

翌日向かったのは、全国の神々が集うと言われる「出雲大社」です

鳥取は今まで何度か来てるのですが「出雲大社」に来るのはこれが初めてなんです!

この日は朝からずっと雨が降っていたのですが、「出雲大社」に近づくにつれて雨が上がってきて、これも「出雲大社」のご加護かな?

なんて思っていたら、大社の近くまで来ると駐車場待ちの長い列が出来ています

「あちゃ~、駐車待ちで混んでるよ!」

「どうするの?」

「このまま並んでも時間がかかりそうだから、海岸の駐車場に停め直そうか!」

「そうしましょ!」

ってことで、少し戻って「稲佐の浜」駐車場に停めることにしました

ココは大社から1kmちょっと離れているのですが、すぐに停められるし駐車料金は無料だし、最初からここに停めて歩いて行く人もいるみたい

全国の神様もこの「稲佐の浜」から上陸して「出雲大社」に向かうそうですから、私たちも神様と同じルートを歩いて行きますかね!

稲佐の浜」から大社までは緩い坂道になっていて、途中に観光スポットが点在していますが、今回は寄り道せずに大社へ真っすぐ向かいたいと思います

大社に近づくとさっきよりも駐車場待ちの列が伸びていて、「やっぱ浜に停めて正解だったな!」と思いながら大社に続く道へ入っていきます

大社の周りには小さなお濠のような川が流れていて、まるで城跡公園にでも入っていくような雰囲気

しばらく歩くと「おっ! あれが参道かな?」

参道に出て右側をみると、向こうからどんどん人が歩いてきます

「もしかして、あっちが参道の正面入口だったのかな?」

「あら~」

「ショートカットしちゃったけど、まっいいか!」

ちなみに参道の正面はこんな感じです

出雲大社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】より


左側を見ると松の木がずっと並んでいて、左右に分かれた参道が奥まで続いています

さすが「出雲大社」、松並木も参道も立派!

昔はこの松の間も歩けたようですが、今は松の保護のために通行禁止になってます

それでは、大社に向かいましょう!

大社に近づくと参道が一本になり、更に近づくと鳥居の先に拝殿の「大しめ縄」が見えてきました~!

一応境内案内図を確認してから、中へ入ります

境内に入ると左側に「庁舎」、右側に「宝物殿」、そして正面に大きなしめ縄で有名な「拝殿」があります

さっそく「拝殿」の前まで行ってみると、やっぱり「出雲大社」のシンボルだけあって立派なしめ縄ですな!

でも、想像してたより小さい感じ・・(って勝手な思い込みは良くないな)

「拝殿」でお詣りを済ませたら、今度は「本殿」を見てみたいと思います

正面からは「本殿」がよく見えないので、脇に回って見てみることにします

塀があって中々見えないのですが、真横までくるとやっと「本殿」が見えてきました

そして真後ろから見た「本殿」はこんな感じになります

「本殿」の高さは約24mあるのですが、大社の云い伝えによると「古代本殿」は何と約96mもあったそうです

その高さは裏にある八雲山(約100m)とほぼ同じだったそうですから、本殿に向かう階段はさぞ長くて急だったんでしょうね

出雲大社|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】より

ってことは、昨日見た「江島大橋」の倍以上の高さ、倍以上の勾配があったってこと?

「す、すげ~! 遠くから見たらまさに壁だ!」

ただ、さすがにその時代にそんな技術があったのか疑問視されていたのですが、2000年に「本殿」の南側から巨大な柱根が出てきて一気に現実味が出てきたそうです

本殿裏にはこんなウサギの像もあります

「こりゃ、白兎神社に負けないぐらいカワイイね」

「ホントだ、かわいい~!」

あと、境内の一番奥にある素鵞社(そがのやしろ)というところに、お詣りの人がたくさん集まっています

「何か凄いご利益でもあるのかしら?」

「さぁ~」

塀の隙間から「本殿」を覗きながらグルっと一周すると、やけに長い建物があります

「馬小屋かな?」

「え~!? そうなの?」

と言いながら説明札を読んでみると、ここは「十九社」という神さまたちの宿舎でした

旧暦10月(神無月)に「出雲大社」にやって来た神様たちが泊まる部屋なんだそうですが、ここが「東十九社」で、反対側には「西十九社」があります

古事記」によると「大国主命」が「天照大神」に国を譲る条件として、全国の神々が集えるような壮大な住居を用意してくれるなら国を譲っても良いと言うと、「天照大神」がこの「出雲大社」を造って国を譲り受けたんだとか・・

「白兎神社」の時もそうでしたが、こんな天皇陛下や宮家の立札をみると、そんな神話が本当にあったように感じるから不思議です

境内を出ると、左手に「ムスビの御神像」、右手には「御慈愛の御神像」があります

因幡の白うさぎ」を助けた像は分かりますが、「ムスビの像」って何?

ってことで調べてみると、古事記にこんな話があるそうです

大国主大神がまだ神様になる前の修行時代のころ・・

ある日、大国主大神の前に日本海の荒波を越えて「幸魂(さきみたま)」と「奇魂(くしみたま)」という魂たちが現れました

この「幸魂奇魂」から「おかげ」を受け取り、神としての力を身につけた大国主大神は、縁結びの神「ムスビの大神」として崇められるようになりました

出雲大社の「ムスビの御神像」の由来とは?│出雲大社が大好きになる!大社町民のブログより抜粋

なるほど、この「ムスビの御神像」は、日本海の荒波から「幸魂奇魂」を受け取っているシーンだったんですね

参道の周りには、ウサギの像がたくさんあります

荘厳な雰囲気の中に、こんなかわいい像が置いてあるのも悪くありませんね

今回「出雲大社」に来て、古代神話をもっと知りたくなってしまいました

だって神様たちの話なのに、何だかすごく人間臭いじゃないですか?