独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#157 群馬・草津温泉(3)

前回、朝の「湯畑」を見て歩いた話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

 

今度は「湯畑」から歩いて5~6分の距離にある「西の河原公園」に行きたいと思います

公園入口にある「片岡鶴太郎美術館」の脇を川が流れているのですが、川底が白くなってるってことは温泉の川なのかな?

その川に沿って歩いて行いていくと「西の河原公園」が見えてきます

河原に足湯があるってことは、やっぱり温泉なんだ~!

試しに遊歩道の溝に手を入れてみると、こっちの水も温かい!

いや~、ここを流れる水はすべて温泉なんですね

説明パネルを見ると、この公園は「さいのかわらこうえん」と読むのですが、西にある河原という意味で、三途の川にある「賽の河原」ではありません

ただそこかしこから湧き出した温泉(約50℃)が川となって流れているので、「賽の河原」の雰囲気が十分漂ってます

こんな風に岩の周りからお湯が沸き出る「鬼の茶釜」があったりして、ますます冥土の雰囲気を盛り上げてくれます

稲荷神社を見ながら先に進むと、岩がゴロゴロとした河原が見えてきました

温泉の川だけに、河原に草木は生えていません(もちろん魚もいません)

石で囲った湯溜まりがありますが、さすがにこれは露天風呂ではなさそう・・

向こうに観音様が見えてきたと思ったら、大きな岩の上に小石が積まれています

やっぱ「賽の河原」じゃん!

観音様の前にある池を見ながら、左側の階段から高台に登ってみることにします

上から見るとこんな感じで結構高低差があって、「西の河原公園」の向こうには草津温泉のホテルが見えます

高台の後ろにも道が続いていて、「西の河原露天風呂入口」って書いてあったので覗いてみることにしました

少し歩くと「西の河原露天風呂」の入口があります

ここから中は見えませんが、もし川の露天温泉に浸かることが出来るのなら、一度は入ってみたいもんです

ふと見ると、川には「高温につき立入禁止」って札が掛かってるし・・

さすが草津温泉、こんな所が街のすぐ傍にあることが驚きです

この公園には「ベルツ博士」の胸像があったり、歩道に雪捨てのため?のマンホールもあったりして、一々面白いですな

ところで「ベルツ博士」って誰?ってことで、今度は「ベルツ記念館」に行ってみたいと思います

「ベルツ記念館」は「道の駅 草津運動茶屋公園」の向かい側にあります

では、さっそく記念館を覗いてみたいと思います

ベルツ博士(エルヴィン・フォン・ベルツ)は、近代医学を教えるために明治初期に来日したドイツの医師です

彼は東京医学校(東京帝国大学医科大学の前身)に着任すると、病理学、生理学、薬物学、内科学、産婦人科学、精神医学などを担当し、27年に渡り近代西洋医学を教えることで日本医学の発展に大きく貢献しました

西洋医学を教える傍ら、ベルツ博士は日本の温泉に興味を抱きます

特に昔から湯治場として有名だった「草津温泉」が、ヨーロッパにはない特異な泉質と神秘的な効能があることに興味を持ち研究を始めます

そして「時間湯」という独特の高温泉入浴法や、水素イオン濃度が1.5~1.7という強酸性の温泉では細菌が生存できないこと、難病だったハンセン病も治る可能性があることなどをヨーロッパの学会で発表しました

また「日本鉱泉論」を出版して、温泉への交通利便性の向上、旅館の不備、温泉医の設置、遊歩道の開設、ケアハウスを設けて読書や音楽を薦めることを提言したというから驚きです

日本の風土や温泉を愛した「ベルツ博士」は、「荒井はつ」という日本の女性と結婚して2人の子供を授かっています

草津には、無比の温泉のほかにも、日本で最上の山の空気と全く理想的な飲料水が有る」と言って「草津温泉」を世界中に紹介した「ベルツ博士」は、「草津温泉」の恩人でもあったわけですね

 

ちょうど記念館を出ると雷が鳴りだして、しばらくすると大粒の雨が降ってきました

本当はもっと行きたいところがあったのですが、また次に来るまで取っておくってことで、今回はここら辺で帰路に着きたいと思います

 

草津よいとこ 一度はおいで

ア ドッコイショ

お湯の中にも コーリャ

花が咲くヨ

チョイナ チョイナ