前回は「裏磐梯五色沼」から「南会津・若郷湖」まで移動した話をしましたが・・
「若郷湖」からは15分ほどで「大内宿」に到着します

ここに来るのは2回目なんですが、以前来たのは子供たちが小さい頃でしたから、かれこれ20年ぐらい経ちますかね~?

入口から100mほど歩くと「大内宿」の町並みが見えてきます


この「大内宿」は茅葺屋根の家が道の両側にキレイに並んでいて、岐阜の白川郷や富山の五箇山とは趣が違います


それもそのはず・・
ここはかつて会津と日光を結ぶ「下野街道」沿いに栄えたた宿場町で、会津若松と会津田島の中間にあることから、主に昼休憩の場所として賑わっていました

明治以降は全国の交通路の整備が進められましたが、脇街道だった「下野街道」はこの開発から免れることになり、江戸時代の姿を残したまま今に至ったというわけです

昭和56年には「国重要伝統的建造物群保存地区」に選定されて、この景観を未来に引き継いで行くために「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に取り組んでいるそうです
そう言えば「帰れマンデー」が「大内宿」に来た時に、たまたま屋根の葺き替えをやってたんですが、現場主任以外は全員大内宿の人たちだと言ってました

この「大内宿」には土産屋や食事処が多いのですが、中にはこんな蔵造りの宿屋もあったりします


その先には「髙倉神社」の鳥居があって、反対側には「火の見櫓」が立っています


「火の見櫓」と言えば、9月1日の防災の日には放水銃の一斉放水訓練が行われるそうです(白川郷でも同じような放水訓練がありましたね)

道路脇の掲示板に「半夏まつり」のポスターが貼ってありました

毎年7月2日の半夏(はんげ)の日に行われる「髙倉神社」のお祭りで、烏帽子姿の人たちが五穀豊穣と家内安全を願って練り歩くんだそうです

掲示板を見ていたら突然後ろから「キャー! カワイイ!」という声がしたので振り向くと、オバサンたちが何やら一生懸命写真を撮ってます

「え? 何なに?」と思ってよく見ると、小さな犬たちが土産屋のカウンターにお行儀よく座っているじゃないですか!?(最初は置物かと思いました・・)
そこから少し歩いたところに「本陣跡」があります

会津藩主などが参勤交代の時に休憩した場所ですね

参勤交代の一行がここで昼食をとった時は総勢600人もいたそうで、「大内宿」は大変な賑わいだったそうです
「大内宿」の端まで来ると、左手に坂道があります


坂道の先には急な階段があって、ここから高台に登ることができます


高台を歩いて行くと、眼下に「大内宿」の全景が見えてきました~!


緩やかにカーブした道に沿って、茅葺屋根が並んでいる姿が何ともいいですねぇ・・

「わたし、この大内宿の景色が一番好きかも!」と奥さん
確かにこの景色を見ると、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になりますね
ほっこりしながら、しばらく景色を眺めたあと・・
「お昼過ぎたし、ネギそばでも食べに行こうか?」
「そうしましょ!」


来た道を引き返して「よろづや」という店に入ります
ここは「帰れマンデー」も寄ってた蕎麦屋さんです

席に座って、会津名物「ネギそば」と「帰れマンデー」で食べてた「特製醤油ラーメン」を頼もうとすると・・

「申し訳ないけど、ラーメンは売り切れなんだわ・・」と店のおばさん
「えっ!?」
「テレビで紹介されて、みんなラーメンばっか頼むから・・」
「なんだ~、みんな考えることは同じか~!」
仕方がないので「ネギそば」と「ざるそば」を頼むことにして、お茶をすすりながら部屋を見回すと、大内宿に来た有名人や映画にエキストラ出演した店主の写真が飾ってあります

窓からは心地よい風が入ってきて、何て気持ちがいいんだろう!

茅葺の家は「夏は涼しく、冬は暖かい」って言いますが、ホントにそうですね!
これならエアコンなんて必要ありません!
そうこうしているうちに、まずは「ざるそば」がやってきました~!
「へ~、美味しそう!」

続いて「ネギそば」も来ました~!
「お~、ホントにネギが一本乗ってる!」

こんな風にネギが丸ごと一本出て来るのは初めての経験です
「そのネギでそばをすくって、そのあとネギをかじるのよ」と奥さん
「おっ、うん」と奥さんの言うように食べてみましたが、どう考えても箸の方が食べやすいですな・・
結局、箸でそばをすすってはネギをかじり、ネギをかじってはそばをすすり、会津のネギそばを存分に堪能させていただきました~!

今度来た時は、そば屋の「特製醤油ラーメン」も食べてみたいですな!
今回たまたまテレビを見て「大内宿」にやってきましたが、まるで江戸時代にやって来たような「ほっこり」とする空間でした


田植えも終わり、会津もこれから本格的な夏が始まります

今年はコメが豊作になるといいなぁ・・