「今年は新緑の五色沼を歩いてみよう!」ってことで、6月に「メルキュールホテル裏磐梯リゾート&スパ」を予約したのですが、その日の天気予報は生憎の雨・・
「せっかくトレッキングシューズとクマ鈴を用意したのに・・」と奥さん

「まぁ、梅雨入りしたばかりだから仕方ないよ」
「さすがに雨の中を歩くのはキツイわよねぇ」
「うん、止めた方がいいと思うよ」
「え~?、どうしよう?」
「それって、帰れマンデー見たからでしょ?」

「ありゃ! わかった?」
「いいわよ! 私も行ってみたかったし!」
クルマを「鶴ヶ城会館」の駐車場に停めたら、さっそくお城に向かいたいと思います


「鶴ヶ城会館」の中を通ってお城に向かう道に出ると、両側に大きなお濠が見えてきます



お濠を見ながら進むと最初の石垣が見えてきました
「これが北出丸大手門かな?」
道がクランクのように折れ曲がっていて、簡単にはお城に行けないような造りになっています

そこを抜けると、今度は左手にお城に上がる「椿坂」が見えてきます

「椿坂」を登ると目の前に天守閣が見えてきますが、ここも道がクランクになっていてまだ本丸に辿りつけません



そしてこのクランク道を曲がると、やっとお城の全貌が見えてきました~!

それにしても、ここまでの石垣はよ~く考えられた壁ですね(さすが難攻不落の城)
ちょっと歩いただけでも、簡単に攻められなかったのが想像できます
敵が攻めて来たら、この階段を使って素早く石垣の上を移動するんですな


慶応四年の戊辰戦争では、大勢の新政府軍を相手に一か月間も籠城したというのですから、本当に攻めにくいお城だったと思います

さて、お城を見上げながら「表門」に進むと、天守閣に入るチケット売り場があります

チケット売り場の反対方向に歩いて行くと、稲荷神社がありました
編み笠被ったきつね様が「誰だ?お前は!」って見てるみたい・・

本丸の周りをグルっと歩きながら、ここぞとばかりに「鶴ヶ城」を撮りまくります!



「そんなに撮って、キリが無いわよ」と奥さん(確かに・・)
遊歩道の途中に、明治5年に撮られた天守閣の写真が飾ってありました

「今とは何かちょっと違うな~」と思って別の写真をよく見ると、屋根が変形したり崩れたような跡があります(幕末 | 一般財団法人 会津若松観光ビューローより)

「そうか、新政府軍から受けた攻撃でお城が変形してたんだ・・」
戊辰戦争(1868年)で深い傷を受けたお城は、6年後の明治7年(1874年)に天守閣を含めたすべての建物が取り壊されたのですが、それから90年後の昭和40年(1965年)には天守閣が再建され、平成に入ってから茶室や隅櫓(すみやぐら)も復元されました

ちなみに取り壊される前は、芝生のところに「本丸御殿」が立ち並んでいたそうです

お城はあくまでも非常時に使う建物で、藩主やその家族は「本丸御殿」で日常の生活や執務を行っていたわけですね
本丸をグルっと一回りして「鉄門」の所までやってきました



「鉄門」から外に出て「表門」の方に歩いて行くと、「一服一銭」という看板と小さな小屋が建っています


「野点(のだて)って書いてあるけど、ここでお茶を点てるのかな?」
「さぁ?」
調べてみると、ここでお茶体験ができるみたい(期間限定:1セット1,500円)

去年は10月と11月に催しがあったようですが、詳しくは「Aizu Tea Stories ‐会津 茶の湯物語-」を参照ください
では、そろそろ「鶴ヶ城会館」に戻りましょうかね


お濠を見ながらゆっくり会館に戻ると、赤べこの絵付け体験コーナーにたくさんの子供たちがいます(修学旅行かな?)

その向かい側には、鶴ヶ城を守った会津藩士たちの人形が飾ってあります

「鶴ヶ城会館」にはたくさんのお土産が売っていますが、こちらは福島県民ならみんな飲んでる?「酪王カフェオレ」ですね

もちろん「喜多方ラーメン」や「あんぽ柿」だって売ってます


「おっ、サンドが食べてたあわ饅頭と酪王カフェジェラートがある!」
「両方は無理だから、ジェラートにしない?」


ってことで、酪王カフェジェラートを買ってみました~!

「おっ、なかなか美味しいじゃん!」
「ねっ!」
「鶴ヶ城」は日本最後の内戦があったとは思えないほど静かでキレイなお城でしたが、よく考えてみると凄惨な戦いからまだ160年ほどしか経っていないんですね
もし戊辰戦争が無かったら、今日とは違う「鶴ヶ城」が見られたのかな?

「明日よりは何処かの誰か眺むらむ 馴れにし大城に残る月影」
(城を去るにあたって山本八重が白壁に刻んだ一首)