独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#165 花冷えがくれたプレゼント

 

 

今年の桜は「花冷えでキレイに咲かないんじゃね?」なんて心配しましたが、おかげで満開時期が伸びて華やかな入学式を迎えた人も多かったんじゃないでしょうか?

ちょうどその頃、私は実家に帰るために新幹線に乗ったのですが、途中の小田原や熱海、静岡、浜松、名古屋と、どこも桜が満開!

いつもは寝てるかYouTubeを見てるのに、今回だけは車窓からずっと桜を眺めていました

京都駅でうどんを食べてローカル特急に乗り換えると、途中の駅がこれまた満開!

全国どこでも満開の桜が見られるなんて、これも花冷えが続いたお陰ですね・・

実家で妹と合流したら、今度は妹のクルマで母親を病院に連れて行くのですが、途中の道路も病院の周辺も満開の桜でいっぱいです

「こんなに桜の木があるなんて、いままで全然気付かなかったなぁ・・」と言うと

「ホンマやね、今日が検診やなかったら分からんかったわ」と妹

「せっかくだし、病院が終わったら花見でもしようか?」

「そやねぇ、そしたらお団子でも買ってくる?」

「お~、そうしよう!」

ってことで、さっそく桜餅を買って桜並木がある川辺に向かうことにしました

母は足が悪いので、桜の木の下にクルマを停めたら窓を全開にします

いや~、窓から入ってくる鳥の声と風が気持ちいい!

「お母さん! ほら、桜が満開よ!」と妹

「ほ~、もう桜の季節かい」と母

「桜もち、食べる?」

「へ~!、美味しそ」

ひとつ渡すと、目を細めながら口に運びます

母に会うのは2カ月に1回の検診の時だけなんですが、こんな風に妹と3人で花見ができるなんて今年はラッキーですな!

「ねぇ見て、お母さんもう食べちゃったわ!」

「えっ!? 早いな、大丈夫?」

「よっぽど美味しかったんやね~」

「そっか~」

「今年はちょうど花見が出来てホント良かったわぁ・・」

「ホントだな・・」

花見を終えて母を施設に送り届けたら、妹と別れてまた東京へ戻ります

途中の通った線路わきの桜も、ホントに今が満開です

花冷えがくれたお花見という贈り物は、私たち3人のいい思い出になりました