独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#162 クルマの税金が変わる!?(1)

 

今年もあれよあれよと言う間に4月になり、令和7年度がスタートしました

   

新年度と言うと「進学」や「入社」など期待で胸が膨らむ時期ですが、私にとっては「また自動車税や固定資産税を払わなきゃ・・」とため息が出る時期です

  

そんなある日、何気なく「くるまのニュース」を見ていたら、「ついに「クルマの税金」来年度から大きく変わる? 」という記事が出ていました

それによると昨年末に閣議決定した「令和7年度 税制改正大綱」で、クルマの税金改正に向けた基本方針が示されたんだとか・・

ポイントは「取得時の負担軽減」と「保有時の税負担のあり方の見直し」の2つなんですが、これは昨年10月に自工会が示した「令和7年度税制改正・予算要望の概要 及び 自動車税制抜本見直しの改革案」に沿った形なんだそうです

「そんな改革案なんて全然知らなかったなぁ・・」

ってことで、自工会の「自動車税制抜本見直しの改革案」を調べてみました

自工会資料は 自工会、自動車税制抜本見直しについて - Car Watchより引用

<日本のクルマ税の現状>

  

自工会によると、日本の自動車ユーザーは「取得+保有+走行(燃料)」で合わせて9種類、9兆円もの税金を取られているそうです

これは2024年度の国の租税総収入117兆円の7.7%になるらしいのですが、よく見ると固定資産税と同じぐらいあるじゃないですか!?

また車両に掛る税金を、欧米諸国と比較した資料もありました

これを見ると、日本の自動車ユーザーがどれだけ過度な税金を取られているかが、よ~く分かりますな!

 

<日本のクルマ税の課題>

そこで自工会は、日本の自動車ユーザーが支払っている税金の課題を表のようにまとめています

 

ユーザーの声で言うとこんな感じかな?

~ 取得時の課題 ~

昔クルマを買うときに払った「取得税(5%)」が、消費税アップに伴って5%から3%へ減り、ついに廃止されたと思ったら、替わりに「環境性能割」なんて税金を作って、結局「二重課税」のままじゃん!

保有時の課題 ~

毎年払ってる自動車税は排気量で金額が決まってるけど、そもそもエンジンがないBEVやエンジンを小型化したHEVが増えてるのに、この基準は時代遅れじゃないの?

あとクルマを資産って言うなら、クルマの価値は年々下がっていくのに税金はずっと一緒っていうのもおかしくない?

「重量税」って50年前に決めた基準をずっと使ってるみたいだし、そもそも「自動車税」とダブルで税金取るなんてひど過ぎるでしょ!

~ 走行時の課題 ~

ガソリン税53.8円/Lのうち25.1円/Lは、50年前に道路整備のお金が足りないという理由で追加した税金なにの、道路網が整備された今も残ってるのはなぜ?

電動車の普及でガソリン税収はどんどん減っているのに、こんなところにずっと税金をかけて将来どうするの?

こんな風に課題が多い日本のクルマの税に対して「だから~、こうした方がいいんじゃね?」って国に提言したのが「自動車税制抜本見直しの改革案」ってわけです!

(以下につづく)