独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#134 思い出の小田原アジアセンター

前回は「小田原フラワーガーデン」に行った話をしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

 

小田原と言えば、むかし小田原城の裏手の丘に「小田原アジアセンター」という施設があって、私が入社した当時はここで新人研修が行われていました

MRA40J.pdfより

新入社員80人が1か月間このセンターに缶詰になり、クラブ合宿のように毎朝ランニングしたあと朝から晩まで研修を受けたのですが、同期の連中と過ごす時間は意外に楽しく、1か月があっという間に過ぎてしまった記憶があります

部屋から外を眺めると競輪場と小田原城の先に青々とした太平洋が広がっていて、休日にはウォークマン来生たかおを聴きながら「小田原っていいなぁ」なんて悦に入ってた頃が懐かしくなります

そのアジアセンターも現在は無くなってしまいましたが、いまその跡地は小田原城の「三の丸外郭新堀土塁」になっています

「伊東に行く前にちょっと寄ってみたい所があるんだけど、いいかな?」

「いいわよ」

小田原城の裏手を通り、小田原競輪場の方へ坂道を登っていくと、相洋高校のグランドの奥に「三の丸外郭新堀土塁」の駐車場があります

ここは15時までなら無料で駐車できるんですよね

奥さんはクルマで待ってると言うので、わたし一人で「三の丸外郭新堀土塁」に行くことにします

すると入口の道には鎖が張ってあって、えっ!もしかして閉園してる!?

「おかしいなぁ? まだ15時になってないのに・・」

門もガッチリ締まっているので、こっそり中に入ることもできません

仕方がないので脇道を少し歩いてみましたが、段々下って行くばかりであの景色には出会えそうもありません

ここの景色も悪くはないのですが、当時私が見たのは競輪場が真下にあって小田原城小田原市街が一望できるロケーションなんです

「どうだった?」

「う~ん、閉園してて入れなかったよ」

「あら~、残念」

「仕方ないから伊東へ行こうか!」

「うん!」

ちなみに「三の丸外郭新堀土塁」の傍には「小峯御鐘ノ台大堀切東堀」もあります

ここは北条氏が豊臣秀吉の小田原攻めを防ぐために造った堀の一部で、全部合わせると9キロにも及ぶ戦国期最大の城郭なんだとか・・

興味ある方は一度歩いてみるのもいいかもしれませんね

さて、小田原から海に沿って真鶴、熱海を通り「伊東マリンタウン」を過ぎたところに、今回泊まる「ホテル伊東パウエル」があります

さっそくチェックインを済ませてお風呂に入り、少しゆっくりしたらお待ちかねの夕食タイムです!

まずは生ビールで乾杯してお刺身を突いていると、仲居さんがアワビと豚しゃぶと炊き込みご飯に火を入れてくれます

しばらくするとまた仲居さんが来て、今度はアワビにバターを落として手際よく身を切ってくれました

「お~、こりゃ旨い!」とアワビを頬張っていると今度は天ぷらのお浸しが出て来て、もうこの時点で結構お腹がふくれているのですが、そこにどーんと登場するのが金目鯛の姿煮です

今回はこれが食べたくてココに来たのですが、いつものことながら期待を裏切らない大きさと美味しさ!

お酒は飲み放題プランを頼んだのでワインをガンガン飲んで、アジアセンターの思い出の景色が見られなかったことなどすっかり忘れてしまったのですが・・

家に戻って改めてアジアセンターの事を調べていると、小田原市のHPでまさにあの時の景色を見つけたんです!

小田原城遠景(市街地と小田原城):小田原デジタルアーカイブ「小田原写真館」 | 小田原市より

白黒写真なのが残念ですが、私が当時アジアセンターから見ていた景色がコレです!

「いや~、懐かしいなぁ」

あれから〇十年も経っていますが、たぶんこの景色は変わってないはず・・

また春になって「三の丸外郭新堀土塁」に行って、あの時と同じように桜の花に包まれた小田原城と青々とした小田原の海の景色が見れたらいいなぁ・・

もしもその写真が撮れた時は、改めて記事にしたいと思います!