独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#62 コンパクト&ミニバンが好きな日本人

 

人気ランキングのイラスト文字

ネットに、「2022年、国産乗用車販売台数(新車登録)ベスト10」の記事(2022年に売れた日本車トップ10+1 (msn.com))が出ていました

これによると・・

1位 :トヨタ ヤリス   168,557台

2位 :トヨタ カローラ  131,548台

3位 :日産 ノート    110,113台

4位 :トヨタ ルーミー  109,236台

5位 :トヨタ ライズ     83,620台

6位 :ホンダ フリード    79,525台

7位 :トヨタ アクア     72,084台

8位 :トヨタ シエンタ    68,922台

9位 :ホンダ フィット    60,271台

10位:トヨタ アルファード 60,225台

なんだそうです(全モデル合計)

乗用車の新車販売総数が「2,563,184台」なので、ベスト10(944,101台)で、4割近く(37%)を占めていることになります

ちなみに、11位は「トヨタノア」、12位は「日産セレナ」、13位は「トヨタボクシー」

こうやって見ると、「コンパクトカー」と「ミニバン」は、相変わらず人気がありますねぇ

1位「ヤリス」、3位「ノート」、5位「ライズ」、7位「アクア」、9位「フィット」は、明らかにコンパクトカーです

トヨタ「ヤリス」

10位「アルファード」、11位「ノア」、12位「セレナ」、13位「ボクシー」は、当然ミニバン

トヨタ「ノア」

4位「ルーミー」、6位「フリード」、8位「シエンタ」に至っては、コンパクトミニバンですからね

ホンダ「フリード」

当てはまらないのは「カローラ」ぐらい?(カローラも大きくはないけど・・)

あと、「ヤリス」や「カローラ」「フィット」には「SUV」があるので、これらも販売台数アップに貢献しているようです

トヨタカローラクロス」

日本では、やっぱり小さいクルマが人気なんですね(軽乗用車なんか122万台も売れてるし・・)

小さいクルマの「メリット」はというと・・

取り回しがラク

駐車するのがラク

燃費がいい

価格が安い

これは、日本じゃ大きな魅力ですね

特に狭い道を走ったり、狭い駐車場に停める時には、絶対的な安心感があります

ひとり一台が当たり前の地域では、経済的メリットも重要です

奥さんや子供たち、ジジババは、とにかく維持費の安い「コンパクト」か「軽自動車」になりますわね

ただ「軽自動車」と同じで、衝突安全性が気になるところではあります

衝突事故のニュースで、大破した「コンパクトカー」や「軽自動車」を見ると、やっぱり怖いな~と思ってしまいます

「ミニバン」って定義自体があやふやですが、ブームの火付け役と言えば、やっぱ90年代に登場した「エスティマ」ですかね

今は「SUV」に食われつつあるとは言え、30年以上経った今でも、上位に食い込んでいるってのは凄い!

そのミニバンのメリットというと・・

人がたくさん乗れる

ゆったり乗れる

荷物がたくさん積める(フル乗車でなければ・・)

乗り降りがラク

ってな、ところでしょうか・・

スライドドアは乗り降りしやすいし、キャプテンシートは快適そのもの

室内を自由に動き回れるから、小さな子供の世話がラク

家族だけでなく、ジジババや友達を乗せてのお出かけも、無問題!

キャンプ好きには、大きな荷物も積めるし、車中泊なんかも出来ちゃう

そう考えると、小さな子供がいるアクティブ家族の選択肢は「ミニバン」しかありませんね

少子化対策が矢継ぎ早に打たれていますが、これから子供が3人以上いるご夫婦が増えてくれば、ますますミニバン需要が高まってきそうです

ただ、使い勝手がいい「ミニバン」も、衝突安全性はちょっと心配です

居住性を優先しているがために「クラッシャブルゾーン」が狭く、特に最後列は、まだまだ安全とは言い難い状況です

ぶつからない装備も大事ですが、ぶつけられたときの安全装備も、充実してほしいものです