榛名山に行くときに、いつも横目で眺めるだけの伊香保温泉なんですが・・
なんと今回は、素通りせずに泊まることにしました!
泊まったのは、古い佇まいで有名な横手館!
伊香保温泉 横手館 公式サイト (yokotekan.com)より
大正時代の面影をそのまま残す本館は、「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿みたいで人気です!(私たちの泊まる部屋は別館ですけど・・)
伊香保温泉の中でも上の方にある横手館は、この狭い道を入った左側にあります
最初は狭くてビビります(ってか・・本当にここか電話で確認しました)
玄関前で荷物を降ろすと別の駐車場(結構下ったところ)に案内されて、旅館のクルマでまた戻ってきました
玄関でスリッパに履き替えるとロビーダイニングに案内されて、チェックインの手続きをします
大きな玉ねぎ頭の女将さんが出てくるのかと思いきや、若いスマートな男性が来てササっと手続きは終了です
長い廊下を歩いて別館に移動するのですが、板張りの廊下が如何にも歴史ある温泉宿って感じです(最近はコンクリートばっかですからね)
奥のエレベーターで3階に上がったら、今日泊まる部屋に到着です
中に入ると畳の匂いがプンとして、純和室のキレイな部屋です
それもそのはず、ここは平成になって全面改装した部屋なんだそうです
バスとトイレ、それに洗面台も別々だから、使い勝手も良くなってます
浴衣に着替えたら、さっそく大浴場に行ってみましょう!
こちらが大浴場の「月光の湯」
10時半までは男湯になっていて、それ以降は女湯になるとのこと
お湯はちょっと茶色がかっていて、ちょうどいい温度です
私が行った時は他に1人しかいなかったので、伸び伸びと浸かることができました
部屋に戻ってしばらくすると、夕食の時間になりました
いつもはビュッフェバイキングの私たちですが、今日だけは部屋食です
ゆず酒で乾杯したら、さっそく「いただきま~す!」
ビールを片手に、お品書きを見ながら奥さんと料理談義
料理が少しづつ運ばれてくるってのも、たまにはいいですな(^^;
メインは牛肉の豆乳鍋
う~ん、温まるし、美味しい!
って言うか、これ以外にも椀物や炊き込みご飯があったのですが、写真を撮るのを忘れて気が付けば全部お腹の中でした(インスタとかやってないから慣れてない)
さて翌朝・・
まず向かったのが「折鶴の湯」(昨晩は女湯)
月光の湯よりやや小さめですが、湧きだし口もあってお湯が熱く感じます
いやいや、これは体が温まりますな~(朝風呂はサイコー!)
朝風呂と朝ごはんを済ませたら、伊香保温泉名物の階段坂に行きたいと思います
この横手館の前の道を歩いて行くと、すぐそこが階段坂なんですよね
まずは階段を登って伊香保神社に向かいます
横手館は伊香保温泉の上の方にあるので、神社までは楽勝です
「パンパン」とお参りしたら、神社の裏手から紅葉で有名な河鹿橋に向かいます
500mほど川沿いを歩くと、ありました!河鹿橋(かじかばし)~
・・って、紅葉はほとんど散っていて、奥に少し残ってるだけ
実はちょっと前まで、ここでライトアップやってたんですよね
次はベストな時期に来たいと思います(^^;
伊香保神社まで戻ったら、今度は階段を下りていきましょう
途中の踊り場を歩いていると・・
おっ!頭文字Dのマンホールがありました
赤城の高橋兄弟が仲良く伊香保温泉に浸かってる図ですね
キレイに畳んだ服にキーを置いて、意外と几帳面なんだ・・(^^;
横手館の辺りまで階段を下って来ると、前より人が増えていました
「結構人がいるわね~」
「湯の花まんじゅうのオープンを待ってるのかな?」
よく見ると隣のプリンの店を待ってるみたい・・
お店は10時からオープンなので、あと少しですね
さて、元々この温泉は、源泉付近に数軒あるだけだったんですね
そこに石段を造り、真ん中にお湯が流れる湯桶を通して、左右の宿に温泉が行き渡るようにしたんだそうです
坂をうまく利用して大温泉街を作ったなんて、なかなかやりますな
それと階段は確かにキツイけど、途中に踊り場があるから意外と苦にならないかも・・
踊り場には昭和の匂いがする店もあったりして・・
平成でさえレトロって言われる時代ですから、若い子たちにとってはもっとレトロな昭和を体験できる新鮮な場所なのかもしれません
伊香保温泉って思ったよりいいかも・・(またゆっくり泊りたいと思います)
ちなみに今回の泊りは平日料金が3万円ちょっと(2人分)だったのですが、1万円の全国旅行支援割と6千円の地域クーポンがもらえたので、実質半額になった計算です
また税金で巻き上げられる?のかもしれませんが、これで少しでも経済が回れば国や地方の税収も増えますからね
コロナ禍も早3年・・
治療薬はまだ十分とは言えませんが、ワクチンを打って、感染予防をして、少しづつ平常を取り戻そうじゃありませんか!
横手館をチェックアウトしたら、いつもの榛名湖に寄ってみることにしました
途中の見晴らし台で伊香保温泉をパチリ!
伊香保の秋も、もう終わりですね
冬になればノーマルタイヤじゃさすがに厳しいかな
そう言えば・・群馬は榛名や赤城しか行ったことがないので、ちょっと足を伸ばして四万湖に行ってみることにしました(またいつもの思いつき・・)
湖面が綺麗だというので来たのですが、この景色はちょっと残念・・
・・と思ったのですが、後から調べるともっと先にいい場所があったみたい
あ~ぁ、もう少し先まで行けば良かった~
その帰り、トイレ休憩に寄ったのが「道の駅霊山たけやま」
国道から外れているのでわかりにくいのですが、地元の新鮮な農産物は売ってるし、お蕎麦屋さんも併設していて美味しいみたいです
「たけやま」は「嵩山」と書き、山の神様として昔から崇められていたそうです
奇岩が突き出ていて、如何にも神様がいそうな感じです
奇岩と言えば、群馬県って切り立った岩が多いですよね
信州長野道を走っている時も凄い岩が見えますが、伊香保インターに向かう途中にもやっぱりありました
写真じゃ分かりにくいのですが、手前の切り立った岩山がそれです
走っているとこんな風に大きな切り立った岩が突然現れるんです(採石場じゃないよね?)
いや~、面白い県です
群馬ってまだまだ見甲斐、行き甲斐がありそうです