独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#31 スズキ歴史館

 

前回「南アルプスあぷとライン」に乗った記事をアップしましたが・・

dfcarlife.hatenablog.co

実はその日、掛川まで移動して宿泊したのでした

次の朝、掛川城を見ながら向かったのが「スズキ歴史館」

トヨタ博物館」とココは、一度は行かなきゃ!って思ってたんです

掛川から浜松までは下道を通っても1時間ぐらいで、意外に近いんですね

それと「スズキ歴史館」の真向かいが、スズキの本社とは知りませんでした

そしてこちらが「スズキ歴史館」の入口

来館は「予約制」なのですが、そこはしっかり予約済です

ちなみに、この建物の1階が駐車場になっているので、陽が当たらないからサンシェードしなくていいし、気分良く入館です!

入口で検温して、受付を済ませて、注意事項ビデオをみたら、あとは自由見学です

あっ!それから入館料は無料です!(さすがスズキさん!)

1階は受付のほかに、現在販売中のクルマやバイクが展示してあります

歴史館は2階と3階なので、まずはエレベーターで3階へ・・

と思ったら、2階にあるシアターで「3D映画」を上映するという場内アナウンスが・・

「こりゃまず、そっちを見なきゃ!」ってことで急きょ2階へ行って、3Dメガネをもらって入場します

「3D映画」は、クルマが出来上がるまでに、どんな作業が行われているのかを、まるで工場で見ているように映すので、結構リアルです!

そして2階は、そんな作業を実際に展示しているフロアになります

エンジンの積み込み工程や・・

タイヤの装着

シートの取り付けなど

今はとにかくロボットが大活躍ですね!

デザイン工程なども、説明ビデオが流れて分かりやすい

安全装備の説明や・・

衝突実験ビデオと共に、オフセット衝突で使ったクルマも実際に展示されています

こうしていろんな工程を知ると、クルマを作るって、ホント大変な作業なんですね

それと各パーツが、狂いもなくキッチリ組み上がるのが凄い!

改めて、モノ作りの凄さを知りました!

その中に、こんな装置が置いてあって、ボタンを押すと・・

なんとカプセルトイが出てきました!

いや~、なかなか嬉しい(楽しい)仕掛けです(さすがスズキさん!)

こりゃ、訪れた子供たちは、絶対喜ぶでしょうね

私たちにも男の孫が産まれたばかりなので、お土産にさせていただきます

そして3階は、創業から現在までの軌跡を辿ったフロアになります

スズキもトヨタと同じで、元々は織機メーカーだったんですね

これを見て驚いたのが、いろんな色を織り交ぜるために、点字のようなカードを使って糸を送り出す仕組みになっていること

いまなら全部コンピュータで管理するんでしょうが、それがない時代にこれを考えた人が凄い!

奥さんも同じことを考えてたみたいで、ふたりで顔を見合わせてしまいました

そして、スズキが世に送り出してきたクルマたちが並んでいます

どれも今見るとおもちゃみたいですが、どこか懐かしい・・

だって、私が子供のころは、まだガンガン走っていましたからね

キャリイの後ろに映る当時の街並みに、ついつい見入ってしまいました

そして、一家に一台クルマを持つのが夢だったころの再現コーナー

私の父も、お金がないのに新しモノ好きで、当時としては結構早くからマイカーに乗っていたのを思い出します

ただ乗っていたクルマは、マツダのキャロルでしたが・・

3階には、歴代のスズキ車がズラッと並んでいて、当時の値段と、その時の初任給や、お米やカレーライスの値段も紹介されていました

これは、スズキのフロンテ

フロンテって最初はこんなクルマだったんですね(知りませんでした)

これは、スズキのGT750

当時の値段は、385,000円だったそうです

他にも、バイクがズラーッと展示されています

いや~、バンバンだ・・懐かしい

そしてここら辺になると、大分新しくなりますね(それでも古いけど・・)

「お~、アルトワークスか~!」

スイフトと一緒に、カプチーノもいました!

とにかく、所狭しと歴代のスズキのクルマやバイクがあって、私と同世代のクルマ好きには、堪らないフロアですな

10時に入館したのですが、あっという間に2時間が経ってしまいました

「いや~、来て良かった~」

「満足そうね!」

「ずっと来たかった所だからね」

「それは良かった!」

期待以上に楽しい、そして勉強になった「スズキ歴史館」でした!