前回「南アルプスあぷとライン」に乗った記事をアップしましたが・・
実はその日、掛川まで移動して宿泊したのでした
次の朝、掛川城を見ながら向かったのが「スズキ歴史館」
「トヨタ博物館」とココは、一度は行かなきゃ!って思ってたんです
掛川から浜松までは下道を通っても1時間ぐらいで、意外に近いんですね
それと「スズキ歴史館」の真向かいが、スズキの本社とは知りませんでした
そしてこちらが「スズキ歴史館」の入口
来館は「予約制」なのですが、そこはしっかり予約済です
ちなみに、この建物の1階が駐車場になっているので、陽が当たらないからサンシェードしなくていいし、気分良く入館です!
入口で検温して、受付を済ませて、注意事項ビデオをみたら、あとは自由見学です
あっ!それから入館料は無料です!(さすがスズキさん!)
1階は受付のほかに、現在販売中のクルマやバイクが展示してあります
歴史館は2階と3階なので、まずはエレベーターで3階へ・・
と思ったら、2階にあるシアターで「3D映画」を上映するという場内アナウンスが・・
「こりゃまず、そっちを見なきゃ!」ってことで急きょ2階へ行って、3Dメガネをもらって入場します
「3D映画」は、クルマが出来上がるまでに、どんな作業が行われているのかを、まるで工場で見ているように映すので、結構リアルです!
そして2階は、そんな作業を実際に展示しているフロアになります
エンジンの積み込み工程や・・
タイヤの装着
シートの取り付けなど
今はとにかくロボットが大活躍ですね!
デザイン工程なども、説明ビデオが流れて分かりやすい
安全装備の説明や・・
衝突実験ビデオと共に、オフセット衝突で使ったクルマも実際に展示されています
こうしていろんな工程を知ると、クルマを作るって、ホント大変な作業なんですね
それと各パーツが、狂いもなくキッチリ組み上がるのが凄い!
改めて、モノ作りの凄さを知りました!
その中に、こんな装置が置いてあって、ボタンを押すと・・
なんとカプセルトイが出てきました!
いや~、なかなか嬉しい(楽しい)仕掛けです(さすがスズキさん!)
こりゃ、訪れた子供たちは、絶対喜ぶでしょうね
私たちにも男の孫が産まれたばかりなので、お土産にさせていただきます
そして3階は、創業から現在までの軌跡を辿ったフロアになります
スズキもトヨタと同じで、元々は織機メーカーだったんですね
これを見て驚いたのが、いろんな色を織り交ぜるために、点字のようなカードを使って糸を送り出す仕組みになっていること
いまなら全部コンピュータで管理するんでしょうが、それがない時代にこれを考えた人が凄い!
奥さんも同じことを考えてたみたいで、ふたりで顔を見合わせてしまいました
そして、スズキが世に送り出してきたクルマたちが並んでいます
どれも今見るとおもちゃみたいですが、どこか懐かしい・・
だって、私が子供のころは、まだガンガン走っていましたからね
キャリイの後ろに映る当時の街並みに、ついつい見入ってしまいました
そして、一家に一台クルマを持つのが夢だったころの再現コーナー
私の父も、お金がないのに新しモノ好きで、当時としては結構早くからマイカーに乗っていたのを思い出します
ただ乗っていたクルマは、マツダのキャロルでしたが・・
3階には、歴代のスズキ車がズラッと並んでいて、当時の値段と、その時の初任給や、お米やカレーライスの値段も紹介されていました
これは、スズキのフロンテ
フロンテって最初はこんなクルマだったんですね(知りませんでした)
これは、スズキのGT750
当時の値段は、385,000円だったそうです
他にも、バイクがズラーッと展示されています
いや~、バンバンだ・・懐かしい
そしてここら辺になると、大分新しくなりますね(それでも古いけど・・)
「お~、アルトワークスか~!」
とにかく、所狭しと歴代のスズキのクルマやバイクがあって、私と同世代のクルマ好きには、堪らないフロアですな
10時に入館したのですが、あっという間に2時間が経ってしまいました
「いや~、来て良かった~」
「満足そうね!」
「ずっと来たかった所だからね」
「それは良かった!」
期待以上に楽しい、そして勉強になった「スズキ歴史館」でした!