独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#51 シトロエンの復刻バン

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このトラックのようなワゴン車のような真四角いクルマ

とぼけた感じのフロントフェイスが、何とも言えないほのぼのとした雰囲気を醸し出しています

 

このクルマ、シトロエンが1948年~1981年まで30年以上も生産していた商用バン「Type H」です

 

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元々は軍事用車両だったらしく、波板鉄板を使った堅固な車両でした

 

大きさはと言うと、全長✖全幅✖全高が4,280✖2,000✖2,340(mm)、車両重量は1,400kg、1,911㏄(52馬力)のエンジンと3速MTで最高速度は101Km/hだったそうです

 

2人乗りの荷物運搬車ですが、サイドにスライド式ドアと跳ね上げ式ドア、そしてリアにもドアを備えた多目的商用バンといったクルマでした

 

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ライトは有名なシトロエンの大衆車2CVのフロントライトと共用で、ほのぼのとした雰囲気はそこから来ているのかもしれません

 

VWバスもそうですが、今こんなクルマが街を走っていたら、みんな思わず振り向くでしょうね

 

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フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipediaより

 

振り向くと言えば、このクルマをキッチンカーにしたら、止まっているだけで人だかりができそうです

 

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実際本国フランスでは、いまでもこんな風にキッチンカーとして活躍しているみたいです

 

ただ40年以上も前のクルマですから実車はそんなにないだろうし、あったとしてもメンテナンスが大変なんだろうな・・

 

そんなことを考えながらネットを調べていたら、何とこの「Type H」を彷彿とさせる復刻版が発売されているんですね

 

その紹介動画がこれです

 

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発売しているのはイタリアのカスタマービルダー「Carrosserie Caselani社」というところで、シトロエン本社からも公認を得て発売しているんだそうです

 

この会社は「Type H」の生誕70周年を記念して「現代版Type H」を発売したのですが、今度はそれより一回り小さい「Type G」の復刻版「Type HG」を作ったんだそうです

 

「Type G」というのは、「Type H」のコンパクト版としてシトロエンが開発していたのですが、結局発売されなかったという幻のクルマなんだそうです

 

これを現代版として蘇らせたという訳ですね

 

youtu.be

 

ベース車両はシトロエンの「ジャンピー」と言うクルマで、ボディに専用の樹脂パネルを貼り付けてカスタマイズしているんだそうです

 

Jumpy 3ème génération 2016

 

いや~、なかなか面白いカスタマイズですね

 

昔の「Type H」や「Type G」ほどのレトロ感はありませんが、これで街中を走れば目立つこと間違いなし!

 

レトロな魅力がにじみ出るシトロエン「タイプHG」発売 | SlashGear Japanより

 

タイプHGは商用仕様だけでなく乗用仕様も選べるんだとか・・

 

キッチンカーや商用バンでも注目されるでしょうが、このミニバンでキャンプに行けばみんなから絶対声を掛けられるでしょうね

 

パワートレインはディーゼルエンジンのほかに電気自動車も選択できるそうで、価格は、2万9,400ユーロ(約366万円)から

 

すでにジャンピーを所有するユーザーにはカスタマイズキットも販売されていて、価格は1万4,800ユーロ(約184万円)なんだそうです

 

日本で乗りたいなら輸入するしかありませんが、目立ちたいなら思い切って輸入するのも有りかもしれません

 

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いや~、こんなクルマでゆっくり郊外を走ってみたいもんです