前々回・前回と、ラバースプレーでホイール塗装して、見事に失敗したわけですが・・
最後に、「カッティングシート」でチャレンジしてみることにしました
まずは、型取りです
早速、ホイールのシルバー部分に、大まかにマスキングテープを貼っていきます
貼ったマスキングテープの上から、シルバー部分をボールペンでなぞります
ホイールは四葉のクローバー型なので、1つの型(黄色部分)を取り出せば、
あとは同じ型で大丈夫!
ただ、このΩ型だと大きすぎるので、右と左に分けて型を取ることにしました
(っていうか、分けなくても、半分を反転させれば良かっただけですが・・)
ボールペンでなぞった、マスキングテープを剥がし、今度は厚紙に貼り付けます
後は、ボールペンで書いた線に沿って、厚紙をカットするだけ
はい!型紙A(左側)の完成です!
型紙B(右側)も、同じ要領で作ります
今度は、この型紙を使って、カッティングシートを切っていきます
カッティングシートに型紙を置いて、ボールペンでなぞって、ハサミで切るだけ
左が型紙、右が切り出したカッティングシートです
同じ作業を繰り返し、Aが4枚、Bが4枚できました!(ホイール1本分)
ではでは・・、貼り付けです!
脱脂をしたら、ステッカーの時のように、マスキングテープに転写します
さぁ位置決めをして貼り付け・・と思ったら、うまく位置が合いません
と言うか、転写したマスキングテープが邪魔をして、合わせる場所が見えない!
何度も当て直しをしながら貼り付けたのですが、出来上がりは・もう最悪!
しわが寄ったり、気泡ができたりで、もうどうしようもない・・
「か~っ、やっぱり無理か~」
ボディにステッカーを貼るのとは、わけが違います
しばし、呆然としていたのですが・・
「ちょっと待った!」
「転写なんかしないで、直接貼ったら、うまくいくかも!」
気を取り直して、カッティングシートをそのままホイールに当てて、まずは位置決めします
位置が決まったら、下の方をマスキングテープで固定して、上の1/3ぐらいだけ、台紙を剥がします
全体の位置がズレないように気を付けながら、まず上の1/3を貼り付けます
「お~、うまく貼れた!」
今度は、下を固定していたマスキングテープを外して、2/3部分の台紙を剥がして、同じように貼り付けていきます
「お~、これで2/3が貼れた!」
最後に、残った台紙を全部剥がして、残りを貼り付けたら終わり!
「うーん、今度はうまく出来たじゃん!」
位置決めもうまく出来たし、台紙が付いたまま貼ったので、変なところにくっつかないし、ズレもヨレもない!(サロンパスを貼るときの要領ですね)
サロンパスと言えば・・この後だんだん慣れてきて、サロンパスを貼る時みたいに、シールの真ん中まで台紙を剥がして、外(上下)に向かって押しつけるように貼っていくと、もっとうまく早く出来るようになりました(何事も慣れは大事)
さ~、8枚全部貼り終えて、少し離れたところから見てみます
「お~、いいじゃん!いいじゃん!」
近くで見ると粗さはありますが、遠目で見る分には、十分な仕上がりです
近くで見ると60点、遠目で見ると80点、最初はカッティングシートでは無理だと思っていたので、自分的には100点かな
ホイール1本完成したので、残り3本分のカッティングシートを切り出します
こちらも慣れると早くなって、1本分と同じ時間で、3本分出来てしまいました
貼り付け作業も、段取りよくできるようになり、微妙な位置合わせも、お手の物
少しのずれなら、あとから「端切れ」で修正する技も覚えたし・・
失敗することで、段々うまい方法がわかってくるもんですね
貼り作業の方も、最初の1本にかかった時間で、3本出来ちゃいました~!
「うーん、いいじゃん!」
作業的には70~80点でしたが、デザイン的には100点です
「いや~、やって良かった!」
ホイールを白にしたことで、タイヤ周りがキリっと締まったのと、いい感じに可愛い雰囲気になりました
今回のドレスアップは、安上がりな割に、いい具合にできたと思います
時間はかかりましたが、いろいろと覚えたことも多かったですしね
ところで、カッティングシートって、結構耐久性があるんですね
洗車しても剥がれないどころか、逆に、剥がすのが大変なくらいです
カッティングシートって、意外に使い勝手が良いというか、自分の好きなデザインを作ることができるし、大抵の場所に貼ることができるので、愛車のドレスアップには結構使えそうです!