独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#39 シトロエンのバンパーを塗ってみた(1)

 

前に、自作ステッカーを貼って、ドレスアップしたことがありましたが・・

dfcarlife.hatenablog.com

今回は、フロントバンパーを、ボディと同じ赤で塗装したいと思います

使うのは、マットレッドのラバースプレー

 

  

ボディ色よりちょっと明るい感じですが、まぁ何とかなりそう・・

塗るのはバンパーの下側だけだし、極端に色目が違わない限り大丈夫だと思います

まぁもしダメなら、こんな感じで剥がせばいいし・・

 

さて、塗装はマスキングが重要!

ということで、養生テープを探しに近くのホームセンターを覗いてみると、ペイントコーナーにありました!

そしてどれも100~200円台で、「や・安い!」

速攻で「550mm×25m」と「1,100mm×25m」を、1個ずつ買いました

ちなみにラバースプレーも置いてありましたが、値段は3,000円弱で、これはちょっと高い!(ラバースプレーを買うならアマゾンですな)

ホームセンターでいろいろ見るのも、参考になりますね

さて、これで必要なものは揃ったので、塗装開始です!

出来上がりのイメージは、こんな感じ

バンパーの下側の突起部分だけ赤く塗装します


雑巾で汚れを拭いたら、脱脂スプレーを吹きかけて、キッチンペーパーで拭き取ります

汚れと油を取ったら、次はマスキングです

塗装の境界線(黄色線)に普通のマスキングテープを貼っていくのですが・・

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貼りたい場所が地面を向いているので、ライン合わせが難しい!

なんとかライン取りが終わったら、今度はその上から防汚シートを貼っていきます

防汚シートをカーテンのように引っ張り上げて、ボンネットに固定すればOK

いや~、この防汚シートは本当に便利ですね!

部分塗装には、最適ツールです!

さてさて、塗装開始です

説明書には、10~15分間隔で3~4回に分けて塗装するように書いてあったので、そのつもりで最初は軽く吹き付けるだけにしました(下はイメージ図)

30cmぐらい離して、サーっと吹き付けてみますが、1回吹き付けただけでは、ほとんど色が付きません

「えっ? こんなに薄いの?」

「黒い樹脂だから?」

気を取り直して、もう一度吹き付けたのですが、全然色が付きません

「なんじゃこりゃ!?」

仕方がないので、これを続けて3~4回繰り返したのですが・・

何と、今度は、液だれし始めたじゃありませんか・・

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「あちゃー、まずい!」

下地が黒だと赤色が目立たないのと、塗装面が垂直なので、液が垂れやすいのを、わかっていませんでした

液だれは、バンパーに雫のように溜まっているのもあれば、風紋のようになったものもあります

雫状になったのは厚紙で何とか削り取りましたが、風紋状態のやつはもう放っておくしかありません

いやいや、最初から塗装の難しさを経験する羽目になってしまいました

この後は時間を開けながら、こまめに薄く塗り重ねるしかありません

吹き付けては乾かし、乾いたら吹き付けるという作業を5~10分おきに繰り返します

この作業は、ホントに疲れました・・

塗る場所が低いので、屈んだままで移動せねばならず、スクワットを何セットもやらされたような気分です

パーソナルトレーナーのイラスト(男性)

終わった時は、立っているだけで足がぷるぷると震えていました

でも仕上がりは、最初を10点とすると、40点ぐらいですかね・・

塗り重ねて行くうちに、液だれ部分もだいぶん目立たなくなり、赤色もしっかり出て、遠目に見る限りは、80点ぐらいになったと思います(こんな感じ・・)

「うーん、初めてにしてはまあまあかな」

最初はどうなることかと思いましたが、何とかリカバーできました

色もボディの赤とはちょっと違いますが、バンパー下だけなので、遠目にはそれほど違和感もありません

逆に思ったよりもボリューム感が出て、これは苦労した甲斐があった!

奥さんにお披露目すると

「へーっ、うまく塗れたじゃない!」

「塗りむらも全然わからないよ」と、ありがたい評価をいただきました

今回の教訓!

・塗装は焦らず、地道に塗り重ねること

・低い作業の時は、車輪付きの作業イスを用意すること

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