独仏的クルマ生活

ドイツ車のような奥さんとフランス車のような私のカーライフエッセイ

#16 BMWのガリ傷直しに挑戦してみた!(3)

 

前回は、ホイールのガリ傷をヤスリで削って磨いたのですが・・

dfcarlife.hatenablog.com

さすがにそれだけで元に戻すには、ちょっと無理がありました

ということで、今回はホイールに合った色のタッチペンで塗装をしたいと思います

早速カー用品ショップに出かけて、タッチペンを探します

ホルツもソフト99も見たのですが、アルミホイール用というのは1種類しかなく色が選べないんですよね

そこでソフト99のボディペイント用タッチペンで、似たような色を選ぶことにしました

でもシルバーと言っても、これがまぁ、たくさんあるんです

メーカーごとに分かれていて、パッと見じゃ何が違うのかさえわかりません

仕方がないので、携帯で撮ったホイールの写真と比べながら色を選びました

買ったあとにタッチペンのキャップとホイールの色を比べてみましたが、何とか大丈夫そう・・

家に戻って、ペンを良く振って、キズ痕に塗ると・・

「あっ!色が全然合ってない!」

もっと銀色かと思ったのですが、塗ってみるとほとんど白!

「こりゃダメだ・・」

絶望のイラスト(男性)

「せっかく買ったのに・・」

って言うか、最初からホイール用タッチペンにすればよかった・・

やけくそで、パテ替わりにアルミの地肌が出ている部分にどんどん塗っていきます

塗り終わって乾かしたら、耐水ペーパーで擦ります

今回は水をたっぷり掛けながら#800で擦りましたが、また力を入れ過ぎたのか、まわりのアルミ塗装まで剥がれてしまい、やる前よりも見栄えが悪くなってしまってる・・

まあでも、小さな傷が残っていた部分に塗装がうまく入り込んでくれたので、凸凹面はかなり滑らかになった感じです

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「良いのか、悪いのか・・」

とにかくこのままじゃ仕方ないので、最後に試したのが・・

「ホルツ、タッチガン・アルミホイール直しセット」

ネット動画でもかなり有効なのは知っていたのですが、「タッチペンでうまく行くかな?」と思って買わなかったんです

youtu.be

動画にあるキズの処理は済んでいるので、汚れを拭き取って脱脂をしたら早速塗装を開始します

吹き付ける部分の周りにマスキングテープを貼ったら、タッチペイントを良く振ってキャップを外します

筆付きキャップの代わりにスプレー本体にノズルを入れて、グリグリと回して固定すれば準備OK!

段ボールに試し吹きをしてみると、色はよくわからないけど吹き付け範囲は確かに狭いのでピンポイント塗装ができそう!

「まあ、やってみるか!」

シャーッ、とまずはひと吹き

あまり変化なし

シャーッ、シャーッと続けて吹くと、「おお!なかなかいい感じ」

確かに細かいミスト状になって違和感なし!

ちょっと間をおいてから、何回か吹くときれいになじんできました

最初は「ちょっと色が合わないかな?」と思ったのですが、乾くとそうでもない

元のアルミの色と塗った部分の境目がほとんどわかりません

アルミの地肌が出た部分も、パテ替わりに残っていた白いペイントもきれいに消えてます

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「こりゃいいじゃん!」

残ったホイールも同じようにシャーッ、シャーッと吹き付けます。

「おー、すばらしい!!」

乾いてからは、近くで見てもどこを塗ったかわからないほど

「いやいや、最初からこれでやれば良かった~」

これは、なかなかの優れものです!

塗ったあとを奥さんに見せると・・

「どこ塗ったの?」

「わかんないでしょ!」

「全然わかんない!」

「自分でもびっくりだよ~」

「すごいね! あんなに目立ってたのに・・」

このあと車検でディーラーに行ったのですが、まだ凹みが少し残っていた場所はチェックされましたが、あとは全然気づかれずに済みました

「いや~、満足、満足!」

ホイールがシルバーなら、このホルツのタッチガンはおすすめです!